先の6月議会で市教育委員会は「弁当を基本」としていた方針を転換し、「国が府が示す全員給食に準じる」(6月議会の報告)と答えたことをうけ、今議会では中学校給食について全会派が議会全会派が代表質問で取り上げ、個人質問は3名の議員が取り上げました。
全員給食に向けて大きく動き始めたことを示す現象です。2017年8月に「小学校と同じように全員が食べる中学校給食の実施を求める請願」が13,206人の署名が提出されましたが、まさに市民の声が当局と議会を動かしてきた結果です。
今議会ではまず、前回の議会で市教委は、中学校全員給食を見据えて、課題解決に向けて現在のところは研究していく、また、学校現場に十分な理解を得ていくことが必要と答えましたが、その後の進捗をお聞きしました。
市教委は、実施している市や学校を調 査しながら資料を整理している。と答えるにとどまりました。
先般より日本共産党市議団は全員給食の実施方法を研究してきました。
自校方式の学校を視察
そこで、給食センターは大規模改修 が迫っているため、これを機に小中学 校とも自校方式にするように質問・提案をしました。
①自校方式の教育的効果は。
②子どもの減少や厨房機器の更新、 空き教室の利用など自校方式は コストを低く抑えられる。
③食中毒や機器の故障など、危機 管理の視点からはどうか。
市教委は、自校方式は作り手である調理員と生徒の距離が近く、感謝の心がはぐくめる。また、食中毒被 害などの範囲が狭く、リスク分散はできる。コストを含め研究して いくと答えました。
私はこの間、共産党議員団は、富田林市を初め他市を視察してきたことを紹介。
現在一番早く給食センターを出る車は11:00、子どもが実際に食べ始めるのは12:45頃。
自校方式は輸送する必要がないため出来立てを食べることができます。
また富田林市でお聞きした、少数なのでハンバーグなどは冷凍食品を 使わずとも手作り調理可能であり おいしいこと。顔の見える関係の中で食べ残しも少ないこと。
コスト面からは、厨房機器の寿命が約 15年であることを踏まえて、 15年後の改修時に河内長野市の生徒数は今の約6割なることを示し、汎用機器を使 用できる自校方式は修理も移動も小回りが利き、子どもの減少が見込まれる河内長野市においては特に優れていること。
さらに現在河内長野市で学校ごとに警報時の休校基準が違いますが、自校方式はそれぞれの条件に対応できるとなどを提案しました。

富田林市明治池中学校の調理室