2024年10月6日(日)の英検2級に向けて、毎日、英単語を覚えようと思います。


英単語帳の本を持つのはかさばるので、スマホ一台で完結できる便利なアプリはないかと探していたところ、見つけましたよ。スマホ


英単語帳を自作できるアプリ

「WordHolic(ワードホリック)」


覚える対象としてアプリに入れようと思っているのが、下記の4冊本


早速、本日『英単語ピーナツほどおいしいものはない 銅メダル』の777ピーナツのうち、100ピーナツをスマホに納めました。


どんな感じでアプリに入れるかといいますと、下記のピンク色枠の日本語訳「この本が単語力の増強を可能にする」をカードの表面に入力します。


↓こんな感じです。


そして、その裏面に英訳を入力します。


カード形式はもちろんのこと、一覧でも見られます。


このアプリが神なのは、発音ボタンを押すとネイティブの発音を聴けることですイギリス

もう、本に付属しているCDは不要の時代ですね。


このアプリに入力する過程それ自体が英語の勉強になります!

↑見てください。今日一日で100コロケーションを入力しましたグラサン


さて、


なぜ、スマホアプリを使うのか?


僕は日々、仕事や子育てで忙殺されています。


英単語を覚えるのは、


・電車の中

・待ち合わせ時間

などなど、


スキマ時間しかないですよ。


人生とはスキマ時間の使い方で決まる。


このスキマ時間をバカにする者は人生に泣きます。


「一円をバカにするものは一円に泣く」の理論です。


思えば、公認会計士の受験生時代も常に勉強していました。


歯を磨くときはボイスレコーダーで暗記。


通勤で歩いている時もボイスレコーダーで暗記。


エレベーターの待ち時間もボイスレコーダーで暗記。


受験生時代の僕のズボンの右ポケットには常にボイスレコーダーが入っていました。


昼飯の時は暗記カードを見ながら食べる。


「24時間365日、ひとときも脳を休ませてはいけない。」


この心構えで公認会計士試験に挑みました。


今もあの時の魂は心の中に生きています。


英単語をスマホアプリは入れて、スキマ時間にめくりまくる。


スキマ時間用の教材としてこのスマホアプリは最高ラブラブ


そして、2024年10月6日(日)の英検2級を突破する!


そして、僕はもっと上の世界に行く。


公認会計士、英検1級への道イギリス




金シャチマネー2024に当選しました札束

これの何が良いかといいますと、商品券を一口10,000円で買うと13,000円分もらえるのです!


僕は5口応募しましたので、

(13,000−10,000)×5口=15,000円


15,000円の儲けになりますグラサンコインたち


これを得るためにやったことといえば、ネットで応募して、当選後に金シャチマネーアプリに50,000円チャージしただけです気づき


全部トータルしても10分程度。


10分で15,000円ですよびっくり


1時間(60分)に換算すると

15,000円×6=90,000円!!


時給90,000円の仕事をやり遂げましたぜ!


この利益15,000円で全世界株式インデックスとか買えないかなぁ笑い泣き地球


なんて思ったりしてます。




お久しぶりです!


3ヶ月ぶりのブログ投稿になりました。


監査法人の繁忙期でなかなか投稿できませんでした。


今回の投稿は英検についてです!


公認会計士のスキルに加えて、英語のスキルも身に付けたいと思い、申し込みました。


いろんな国の人たちと英語でコミュニケーションを取れたらとても楽しそうですし地球フランスアメリカドイツイタリアカナダ



まずは高校レベルの2級からはじめます。


試験方式は、コンピュータによるCBT方式ではなく、試験会場で受験する方式を選択しました。

受験日は2024年10月6日(日)


早速、過去問を1回分解いてみました。


解答箇所68個中65個正解しました。


なんだか行けそうな気がするぅ〜知らんぷり


ただ、仕事と子育てをやりながらですので、勉強時間の捻出と勉強習慣の確立が難しいですハイハイ


いろいろ試しましたが、早朝が1番はかどることがわかりましたので、30分でもいいから過去問を解こうと思います。


公認会計士、英検1級への道イギリス


パナソニック創業者 松下幸之助さんの本を読みました。


本書は1968年に発行され、2023年時点でなんと277刷!!


大ロングセラーで今も昔も多くの日本人に愛されています。


ちなみに本書は今はなき八重洲ブックセンターで購入したものです下差し


本書の中で印象に残った項目を引用し、恐れながらそこに僕の感想を加えてさせていただきました。


以下引用部分はピンク色太斜字としています。

 


  1.さまざま

「さまざま人があればこそ、豊かな働きも生み出される。それでよいのである。違うことの中に無限の妙味を感じ、無限の豊かさを感じたい。人それぞれに力を尽くし、人それぞれに助け合いたい。いろいろな人がいてよかった。」 


→感想

やはり、商品であれ仕事であれ多品種が良いですね。


それでこそ痒い所に手が届くような細かいニーズに応えることができる。


だから、いろんな人が個性を活かして、より多くのビジネスを起こして欲しいですね。



  2.長所と短所

「お互いにまわりの人の長所と欠点とを素直なこころでよく理解しておくこと。そして、長所を発揮させてあげ、また短所を補ってあげるように心くばりをする。」


→感想

愛情を持って周囲の人間をよく観察し、彼らの長所と短所を把握する。


そのためには、相手に興味関心を持つことが肝心。
 
僕はつい他人に無関心になりがちですので、自戒の念に駆られました。



  3.サービスする心

「自分の持っているもので、世の中の人びとに精いっぱいのサービスをする。

頭のいい人は頭で、力のある人は力で、腕のいい人は腕で、優しい人は優しさで、学者は学問で、商人は商売で…

サービスの良い社会は、みんなが多く与え合っている社会で、だからみんなの身も心もゆたかになる。」


→感想

僕は会計士・税理士というサービス提供者ですので、お客様に対するサービス精神を大事にしたいです。




  4.辛抱する心

「世の中にはいい人もいるけども、よくない人もいる。人と人が相寄って毎日の暮らしを営んでいる。いい人ばかりではない。いろんな人がいる。だから、お互いに辛抱と寛容な心を養いたい。」


→感想

悪い人に対しても寛容なこころで受け止めてあげることで、豊かで生きやすい社会になる。


自分にも他人にも厳しすぎると息が詰まりますわね。




  5.世の宝

「お互いに与えられている日々の仕事はすべての世の宝である。」


→感想

アメリカの経営コンサルタントのジェームス・スキナーはビジネスをこう定義しました。


「ビジネスとは社会のニーズを満たすこと」


どんな仕事も人のニーズがあるからビジネスとして成立している。


ビジネスの根本には人のニーズがある。


だからどんな仕事も貴い。


他人の仕事をバカにしたりするのは、人のニーズをバカにしていることになる。


仕事は人のニーズに応えられる大事な宝。

自分の仕事も他人の仕事も世の宝として大事にしよう。



  6.風が吹けば

「風が吹けば波が立つ。さらに風が大きく吹けば何万トンの船でも揺れる。大切なことはうろたえること、あわてないこと。

嵐の時ほど協力が尊ばれるときはない。うろたえれば協力が壊される。だから、揺れることを恐れるよりも、協力が壊されることを恐れた方がよい。」


→感想

仕事であれ、家庭であれ協力と調和が一番です。


これは僕個人の価値観と一致しました。

 



  7.止めをさす(とどめをさす)

「最後の最後まで見極めてキチンと徹底して処理すること。せっかくの99%の成果も、残りの1%の止めがしっかり刺されなければ無に帰す。」


→感想

仕事やプライベートでもつい最後の爪が甘くて後悔することがよくあります。


他人を慮り、物事の流れを細部まで想定するイマジネーションを持ちながら、最後の最後まで集中力を切らさずに走り切ることを意識したいですね。


言うは易しですが…不安




  8.一人の知恵

「どんなに偉い人でも、人一人の知恵には限りがある。この世の中に住む限り、人びとはみなつながっているのだから、自分がつまずけば、他人も迷惑する。他人に迷惑をかけるくらいならば、一人の知恵で歩まぬ方がよい。わからないことは聞くことである。」


→感想

聞くのは恥ずかしい。


「こんなこと聞いたらバカだと思われるのでは?」


僕もよくこんなことを思って、


「なるほど、なるほど。そうですか。」


と相槌を打ったりするのですが、これは素直さがないですね。


赤ん坊のようなまっさらな素直さを持って


「〇〇とは何でしょうか?」


「わからないので、もう一度教えていただけますか?」


って聞けばいい。


分かったつもりになっていると、後々になってお客様に不信感をもたらしますので、納得するまで聞き続けることが大事かなと思います。


紙に書き出してみたり、図や表にして、自分の理解が合っているかを相手に確認してもらうこと。


まぁ、言うは易しですが予防



  9.思い悩む

「人と人とが密接につながるこの世の中で、思い悩んだまま仕事をすすめたら、とんでもない迷惑を人に与えてしまう。

わからなければ人に聞くことである。己のカラにとじこもらないで、素直に謙虚に人の教えに耳を傾けることである。」


→感想
これって、学校教育でも思うんですよね。

学校のテストって一人一人が個別に受けますけど、みんなで話し合って協力して答えを埋めていく形式でも良いと思う。

だって、社会ってみんなで協力して仕事していくじゃないですか。

なんでテストは仲間と協力せずに、自力でやらせるのでしょうか?

因数分解が苦手ならば、数学が得意な友人に教えてもらえばいい。

その代わり、日本史の平安時代から鎌倉時代への変遷をその子に教えてあげれば良い。

得意分野を互いにアウトソースしあうのが社会ですよ。

今の日本の教育は生徒を己のカラにとじこもらせる方向に導いてます。




  10.転んでも

「七転び八起き」。何度失敗しても、屈せずに奮い立つ姿をいったものである。

だが、一度転んで気づかなければ、7度転んでも同じこと。一度で気づく人間になりたい。そのためには「転んでもただでは起きぬ」の心構えが大切。


→感想

僕も一度で気づく人間になりたい!!


鈍感はダメよと。




  11.自分の仕事

「どんな仕事も世の中に必要なればこそ成り立つ。世の中の人が求めているものでなければ、その仕事は成り立つものではない。

自分の仕事は自分がやっている仕事だと思うのはとんでもないことで、ほんとうは世の中にやらせてもらっている「世の中の仕事」である。」


→感想

先述したジェームス・スキナーのビジネスの定義のとおりですね。


「ビジネスとは社会のニーズを満たすこと」


人のニーズがあるから仕事は存在する。


だから、仕事は己のものではない。


仕事は社会の宝なのだ。


「職業に貴賎はない」という言葉があります。


僕も最近よく思うことですが、職業なんてなんでもいいんですよね。


会計士だろうが、弁護士だろうが、パン屋さんだろうが、清掃業、福祉士、保育士、運送業だろうが、なんだっていいと思うんです。


大事なことはその仕事の意義とその中での自分の役割を理解できていること。


そして、その意義に心の底からコミットしていること。


逆に言うと、心の底からその仕事の意義にコミットできないならば、その仕事をやるべきではないと思います。


それはまさに宝の持ち腐れというものです。



  12.しかも早く

「今日は時は金なりの時代。念入りな心くばりがあって、尚且つそれがさらに早くてわきるというのでなければ、事を成したとは言えない。」


→感想

ビジネスが社会のニーズを満たすものならば、一刻も早くそのニーズを満たしてあげないといけない。


スピードと正確性をあげていこう!




  13.引きつける

「知識も大事、才能も大事。しかし、誠実あふれる熱意がなければほんとうの仕事はできない。「なんとかこの仕事をやりとげよう」という誠実な熱意からよい仕事が生まれる。その熱意は周囲の人を引きつける。」


→感想

自分がやっている仕事の意義とその中での自分の役割を理解したら、あとはもう一心不乱に打ち込むだけ。


わからなければ、他人を大いに巻き込んで、聞いて聞いて聞きまくる。


それくらいのしつこさ、


「なんとしてもやってやる!!」


という強いgrit(やり抜く力)が大事。




  14.手を合わせる

「同じ値段のうどん屋でも、客を大事にしてくれる店に人は寄りついてゆく。客が食べ終わって出ていく後ろ姿に心底ありがたく手を合わせて拝む心持ちがあれば必ず成功する。「親切で、うまくて、早くて、そして客の後ろ姿に手を合わす」

この心掛けの大切さはうどん屋に限らない。」


→感想

「ビジネスとは社会のニーズを満たすこと。」


うどん屋のビジネスは


「お腹空いたなぁ。お腹いっぱい食べたいなぁ。」


という人のニーズを満たすためのビジネス。


うどん屋でお腹が満たされたお客の後ろ姿に心の中で手を合わせる店主の気持ちはどんなものだろうか。


・数多くあるうどん屋から当店を選んできてくれたことへの感謝。


・「お腹いっぱいになりたい」という一人の人間のニーズを満たした店主の成就感と納得感。


・ニーズを満たしたお客様の後ろ姿に「頑張っていってらっしゃい」という気持ち。

 

店主はいろんな思いがあって心の中で手を合わせるのだろうが、「仕事の意義」を深く考えていないとそこまでの心境になることはなかろう。


やはり、「仕事の意義」と「その中での自分の役割」を理解することが肝要だ。




  15.後生大事

「自分の仕事は後生大事な仕事。それに全身全霊を打ち込んで精進する。成功するしないは第二のこと。要は仕事に没入し、一心不乱になること。後生大事に打ち込むことである。」


→感想

ここでもやはり、ジェームス・スキナーのビジネスの定義が思い起こされる。


「ビジネスとは社会のニーズを満たすこと」


人のニーズを満たすためにビジネスは存在するのだから、ビジネスは己だけのものではない。


「世の宝だ」


と松下幸之助さんもおっしゃっています。


僕がやっている公認会計士の監査も「社会に信頼を与える」という意義があるので、これを後生大事にして、一心不乱に打ち込みたいと思う所存です。


以上で終わりとなりますが、やはり、さすがは経営の神様と言われる松下幸之助さんですね。


本書はとてもシンプルな言葉で綴られていますが、一つ一つの言葉がとても力強い。


そして、核心をついている。


本書を読みながら


自分の仕事について


自分の人生について


静かに思いを巡らすことができました。


幸之助さん、ありがとうございますお願い




今回は神道の本を読みました。

(※ちなみに私は無宗教です。)


著者の葉室頼昭さんはとてもユニークなご経歴をお待ちで、なんと、外科医から春日大社の宮司になられた方なのです!


医学×神道


この意外な組み合わせにワクワクします。


実は20歳頃に本書を読んだことがありまして、実に16年ぶりの再読となりました。




葉室さんは大阪大学医学部をご卒業後、医学博士、そして外科医をされていたことから、ゴリゴリの理系です。

そのため、本書内でも科学的なお話が散りばめられています。

たとえば、水、発酵、日本列島の成り立ちなどが科学的に、そして神道的な観点から述べられています。

本書の冒頭は「宇宙の歴史」からはじまります。

宇宙は今から150億年前のビックバンによって生まれました。

では、そのビックバン以前の世界には何があったのか?

何かが爆発するには、それが起こる世界が存在しなければなりません。

宇宙より前の世界。

葉室さんはそれを「0(ゼロ)の世界」と呼び、そこは神さまの①無限の知恵、②エネルギー、③目的で満ち溢れた世界だったそうです。

そこからビックバンが起き、最初に現れたのが中性子(ムスビの働き)です。

次に現れたのがクォーク(波動)です。

中性子がこのクォークをいろいろ結びつけて宇宙に存在する無数のものを造り上げたのです。

次に素粒子が生まれ、それが中間子(ムスビの力)の働きによって結ばれることで原子(モノ)になったのです。

ここが興味深いのですが、この科学的な話を千数百年前の日本人は知っていたのです。

それが記されているのが『古事記』

古事記の最初にある 

「天地の初発の時、高天原に成りませる神の名は、

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

次に高御産巣日神(たかみむすびのかみ)

次に神御産巣日神(かみむすびのかみ)。

此の三柱の神は、皆独神に成り坐して、身を隠したまひき」

つまり、

ゼロの世界=高天原

その高天原に無限の知恵とエネルギーを持つ天之御中主神が成っていらっしゃると。

次に現れたのが中性子(ムスビの働き)で、これは働きでありますので見えません

その様子が「身を隠したまひき」と表現されています。

高天原も大和ことばの「たか・まか・はら」に漢字を当てはめたものであるため、本当の意味を知るためには大和ことばで解釈する必要があるのです。

・「たか」と「まか」
「まかふしぎ」という時に使う言葉で、あまりの不思議さに感動した時に使う言葉。

・「は」
生まれるという意味。

・「ら」
「等」すなわち、「たくさん」という意味。

つまり、ゼロの世界たる高天原(たかまかはら)は、「たくさんの命が生まれるところ」という意味になるのです。

これは面白い視点です。

なぜ、このようなことを日本人の祖先は知っていたのか、とても興味深いです。

ゴリゴリの理系の葉室頼昭さんと神道とのムスビの働きもなかなか素晴らしいものですニコニコ

この大和ことばを当てはめると本当の意味がわかる繋がりで言いますと、もう一つ面白い話がありました。

それは

「中庸(ちゅうよう)」

です。

昔から「中庸のあらわれるを徳という」と言われています。

ではこの中庸とはどんな状態か。

これも大和ことばにして考えます。

「ち・ゆ・よう」

・「ち」
知恵

・「ゆう」
結納の「結(ゆう)」や昼と夜を結ぶ「夕(ゆう)」つまり、ムスビの働き

・「よう」
ありさま

つまり、中庸(ちゅうよう)とは、「神の知恵がムスビの働きで現れるありさま」ということです。

昼と夜、陰と陽がムスビの働きで調和しながら繋がる明け方や夕方は心を打つ美しさです。

すべてのものが調和する多様性のバランスこそ、徳(うつくしさ)です。

16年ぶりに読んでみると、自分自身の経験値と理解力が増しているせいか、とても身に染みる思いがしました。 

まさに〈はだ〉で知ることができました。

今話題沸騰中の本を読みました。


経済評論家の森永卓郎さんの

『ザイム真理教』


財務省を教祖とする信者8,000万人のカルト教団「ザイム真理教」


この「ザイム真理教」には教義があります。


それは


「財政均衡主義」


いわゆる「プライマリーバランスの黒字化」というものです。


これはつまり、

①歳出は税収の範囲でまかなう

②国債残高を減らしていく

③国債の信認を保つ


そして、

④増大する社会保障費はあらゆる世代が公平に分かち合うために消費税を上げる


確かにこれだけ聞くとまともな教えに聞こえます。


教祖は教義を広めるために恐怖で国民を煽ります。


「日本の国債残高は1,000兆円あり、国民一人当たり800万円の借金を抱えているのです!」


こんなこと言われたら国民は不安になりますよ。


だけれども、この「国債残高1,000兆円」は貸借対照表の負債の部にのみフォーカスを当てた見方ですよ。


貸借対照表の貸方だけを見るバカがどこにいますか?


バランスシートですよ。


貸方があれば、借方もあります。


肝心なことは借方の資産から貸方の負債を引いた「資産負債差額」(会計学でいう「純資産」)。


日本政府は負債も多いが、一方でたくさんの優良な資産を保有しています。


現預金、有価証券、土地、建物などの資産1,121兆円を保有しています。


負債は国債残高を含めて総額1,661兆円なので、資産負債差額は▲540兆円(資産1,221−負債1,161)


日本のGDPは概ね500兆円ほどなので、資産負債差額の対GDP比は


540÷500=102%


これは先進国ではごく普通の水準です。


そして、意外だったのが、ここにさらに「通貨発行益」という利益532兆円が加わるのことでした。


そうすると日本の資産負債差額は


▲540兆円+532兆円=▲8兆円


純粋な負債はわずか8兆円にすぎないのです。


この「通貨発行益」については、本書で初めて知りました。


僕の理解を図にまとめてみました。


①政府が国債を発行


②日銀が国債という資産を買って、その対価として日本銀行券を発行(これを「信用創造」という)


③政府は国債保有者の日銀へ利息支払い


④日銀が政府から受け取った受取利息は、ごく僅かな日銀の経費を差し引いて、政府へ戻す(国庫納付金)。


森永さんはこの④を「通貨発行益」と定義しています。


④通貨発行益については、自民党参議院議員の西田昌司さんも財政金融委員会で言及されています(下記YouTube動画25:10〜25:34のところ)下差し


また、国債の元本部分は満期が来るたびに借り換えて、日銀が保有し続ければ、日本政府は元本を返済する必要はなくなる。


そして、支払利息は上記④のように国庫納付金として返ってくる。


増税して国民に塗炭の苦しみを味合わせるくらいならば、国債を発行して、信用創造しなさいよということです。


これに対して、ザイム真理教信者


「財政赤字がこれ以上拡大したら、国債が暴落し、凄まじいハイパーインフレが国民を襲う」


と反論します。


しかし、この反論の間違いを「コロナ×アベノミクス」が証明しました。


2020年、新型コロナウイルス感染症の拡大で莫大な予算で対策を講じたことでプライマリーバランスは80兆円の赤字が生じ、国債発行額も109兆円も生じたが、


国債は暴落したか?


ハイパーインフレが起きたか?


全く起きませんでした。


彼らの恐れは杞憂だったのです。


それなのに財務省は頑なに「財政均衡主義」という教義に固執しています。


大手マスメディアも教祖のスポークスマンに成り下がっています。


僕が普段購読している日経新聞もザイム真理教の信者であるため、何かにつけて「プライマリーバランスの黒字化」を社説にしています。


だから、僕は日経新聞の政治面はあえて読まないようにしています。


企業業績や株価、AIなどのテクノロジー分野だけを読むようにしています。


さて、プライマリーバランスを黒字化するっているのは、どういうことですか。


歳出を抑えて、歳入を大きくすることです。


国債残高を減らしながら歳入を増やすとなると、それは増税ですよ。


森永さんによると、財務省がここに血眼になるのは、財務省の出世の基準が増税にあるからだそうです。


財務省では増税を「勝ち」、減税を「負け」というそうです。


この財務省内の評価基準を変えないといけないです。


さらに、財務省は彼らにとって気に入らない組織や人物には税務調査を入れることができる。


この最強の親衛隊「国税庁」を財務省から分離させることも必要でしょう。


そして現在、岸田首相はザイム真理教の教義に則って、歳出削減と増税に奔走しています。


2010年に37.2%だった国民負担率も2022年には47.5%と「五公五民」状態。


ザイム真理教が渦巻くこの日本において、我々にできることはなにか。


①自分や家族の暮らしを守るためにも、情報感度を上げて、より多くの情報を収集して少しでも節税をする。


②選挙で「財務省にものを言える候補者」に一票を投じる。


③経済学を学ぶ


これくらいですかね。


森永卓郎さんの『ザイム真理教』と併せて、先に紹介した自民党参議院議員の西田昌司さんのYouTubeチャンネルも見ると、日本が採るべき財政政策が明らかになります。



  
#税理士試験
まじかるクラウン1位/17,479投稿




  
#公認会計士
まじかるクラウン1位/25,007投稿




  #社労士試験
まじかるクラウン1位/19,081投稿



  #経済学部
まじかるクラウン1位/13,157投稿


1位は嬉しいですOKキラキラ


No.1上差しまじかるクラウン


今後とも当ブログをよろしくお願いいたします!


2024年4月にFP3級を受験しようと思いますあんぐり


早速、AmazonでFP3級テキストの電子書籍を購入しました。


FP3級テキストは世の中にたくさんありますが、いろいろ見た中でLEC東京リーガルマインドという資格専門学校から出されている「合格のトリセツ速習テキスト」が1番しっくりきましたので、こちらにしました。


この電子書籍をGoodnote5に取り込みました。


そうすることで豊富なカラーのマーカーやメモを思う存分書くことができます。


Goodnote5は神アプリで、勉強するにはもってこいです。


取り込み方としては、電子書籍を1ページごとにスクショして、写真からGoodnote5へドラッグ&ドロップします下差し




取り込み方の詳細ない方法は過去の記事をご参照ください下差し

今回購入したのはテキストのみであり、問題集は買いませんでした。


今回は「資格を取ること」に重点を置いていません。


不遜ないい言い方で大変恐縮ですが、公認会計士と税理士という最高峰の資格を持っているため、もうこれ以上資格は要りません。


これからの人生はこのダブルライセンスの中身をより充実させて磨きをかけていきたいですキラキラ


FPの勉強もその一環です。


「内容を理解して習熟すること」に重点を置き、その延長線上に合格を見据えています。


資格を取ることだけを目的にするならば、いきなり過去問からアウトプットをして、解答解説を読んでインプットしていく方法を取ります。


アウトプット重視の勉強法こそ合理的であり効率的であることは百も承知です。


しかしながら、今回は徹頭徹尾、内容を理解することを最重視しています。だからこそ、テキストを熟読して理解を深めていく方針です。


仮にアウトプットするとしても、直前3日間に模試を受けて時間配分をシュミレーションするくらいを想定しています。 


ところで、なぜいまFPなのか。


ズバリ、マネーリテラシーを向上させたいからです。


その目的は以下の2つです。


①自分自身の資産を築いて守ること


②僕が経営する会計事務所のお客様へのサービス向上に資すること

 

ちなみに僕は公認会計士・税理士なので、AFP認定研修(税理士課程)を受けてAFP資格を取れば、FP2級の受験資格が得られますので、FP3級は飛ばせます。


が、やはりFP3級レベルからコツコツと知識を身に付けたいです本


実際、3級のテキストをパラパラと見ましたが、保険や金融資産運用、不動産取引などは公認会計士試験や修了考査でも問われたことのない分野ですので、体系的な理解がない状態です。


なので、3級レベルの基礎からコツコツと理解を深めていきたいです。


4月までがんばるぞニコニコびっくりマーク


経済評論家 森永卓郎さんの新著を読みました。


本書のテーマは下記3つです。

・ジャニーズ性加害

・財務省のカルト的緊縮財政

・日航機123便墜落事故


1985年8月12日。日本航空123便が操縦不能に陥り群馬県の高天原山に墜落。520人の死者を出した世界最悪の航空事故となりました。


この日航機123便墜落事故原因の公式見解としては、


「機体後部の圧力隔壁が破損し、機体内部から吹き出した空気圧力で尾翼の一部と油圧装置が吹き飛んで、機体コントロール不能になったことが原因である。

そもそもこの機体は当該事故以前に尻もち事故を起こしており、その時にボーイング社が圧力隔壁を誤った方法で修理したことが破損につながったとされる。」


森永さんによると、この航空事故調査委員会が示した公式見解「圧力隔壁説」はデタラメであるとのことです。


なぜか。


理由は3つ


①圧力隔壁が破損した時、123便は高度7,300mを飛んでいた。もし、そこで尾翼が吹き飛ばされる勢いで機内の空気が噴き出せば、客室内の人も荷物も無事ではいられず、空中に放り出されてしまう。


②また、2002年に同じような事故が起こしたチャイナエアライン611便は機体が空中分解して海上へと墜落した。

本来、高い高度で機体に穴が開くとそのような結果をもたらすものであるが、123便の機体は尾翼の一部を除いて無事であったこともおかしい。


③2013年に航空事故調査委員会は別冊の報告書を公表した。そこには、「異常外力の着力点」が示されており、当該ポイントに何らかの飛翔体が衝突したと考えられる。


では、尾翼に衝突したものは一体なにか。


森永さんによると、事故当日、自衛隊が国産巡航ミサイルの洋上飛行実験中に突発的事故が発生し、非炸薬ミサイルまたは無人標的機が123便の尾翼に当たってしまったことだそうです。


1985年当時は自衛隊に向けられる国民の目線は厳しく、野党も「非武装中立」という安全保障感が根強かった。事故とはいえ自衛隊が民間機を攻撃したとなったら、時の政権が吹き飛ぶくらいの時代背景があった。


日本政府は自衛隊の失態を揉み消すために、自衛隊機を出動させ123便を撃墜。


墜落後、自衛隊の別働部隊である特殊部隊が現場にやってきて、火炎放射器を使って証拠や証人をすべて焼き払って完全炭化させた。 


これが本書で語られている森永さんによる推察です。


僕の感想としては、都市伝説を聞いたような感覚です不安


「信じるか信じないかはあなた次第です」のやりすぎ都市伝説的な、いわゆる、陰謀論(conspiracy theory)だと思います。


仮に時の政権や自衛隊がそのような揉み消しをやっていたとしても、組織全体が一枚岩になって隠し切るのは不可能だと思いますよ。


組織にはいろんな考えの人がいますので、その中の良識派と言われる人たちが洗いざらい情報をリークするはずですよ。


ただ、ジャニーズの性加害問題について考えてみると、たしかにジャニー喜多川氏の歪んだ性癖は90年代から噂されていて、僕も中高生の頃から都市伝説的な感覚で知ってはいました。


その頃はまだスマホもSNSもなかったため、今ほどの


「情報の民主化」


「情報の国際化」


「コンプライアンス」


がなかった時代でした。


ところが今はすべての物事が世論とコンプライアンスに照らされ、世界中から評価を受けます。


都市伝説なのかどうか白黒はっきりさせる時代になりました。


2023年はジャニーズ性加害問題が白日のもとに晒されましたが、次はこの日航機123便墜落事故の真相解明がなされる番なのでしょうか。


僕個人の結論としては、何が事実かなんて分かりません。


僕は一介の公認会計士にすぎませんので、事故調査報告書やその別冊も読んだことはありませんし、今後も読むこともないと思います。


しかしながら、この事故では多くの方がお亡くなりになられたわけですから、マスメディアにはできる限り真実の方に迫って欲しいものです。  


ただ、そのマスメディアは日本ではなく海外の方々だと思います。


ジャニーズ性加害問題を取り上げたイギリスのBBCのように。


日本人には日本を変えることはできないと思います。


外圧がないと変われない日本の性分は相変わらずです。


良きにつけ悪しきにつけ、日本を変えるのはいつの時代も外国人です。

 

そして話を日航機123便の事故に戻すと、森永さんはこの事故を機に日本を取り巻く状況が一変したと指摘されています。


ここからが経済評論家である森永卓郎さんのオリジナルの見立てで、とても斬新です。


森永さんの123便墜落事故の見立てが正しいとすると、日本政府は事故原因をボーイング社になすり付けたことになり、ボーイング社及びアメリカ政府の顔に泥を塗ったことになる。


その見返りとして、アメリカ政府の言うことを聞かざるを得なくなった。 


さもなくばアメリカから


「123便の真実をバラすぞ」アメリカ


と脅されてしまうからである。



それで受け入れさせられたのが


・プラザ合意

→円高不況へ


・日米半導体協定 

→半導体産業の凋落へ


・年次改革要望書

→不良債権処理で企業資産が二束三文でハゲタカファンドへ



日航機123便墜落事故がきっかけとなり、日本経済の潮目がガラッと変わったのです。



ここでまとめを終わりますが、森永さんは現在、膵臓がんステージ4だそうです。


僕が森永卓郎をはじめてテレビで拝見したのが、2000年代初頭だったと思います。


とてもお茶目で愛らしい方という印象を持っていました。


2003年に『年収300万円を生き抜く経済学』が出版されたときには、


当時、僕は高校生ながら


「何を言ってるんだ、森永さんは。世界第2位の経済大国日本でサラリーマンの年収が300万になるわけがないじゃないか。」


だけど、2024年の今の日本社会を観察すると、リーマンショックを境に平均給与がガクンと下がっています。


(厚生労働省HPより引用)


上記推移を見ると400万円以上はキープしているものの、上がっていくトレンドがないと言う意味では、森永さんは先見の明があったのかなと思います。


本書を森永さんからのラストメッセージとして受け止めました。





キングコングの西野亮廣さんの本をはじめて読みました。


正直、彼のことはそんなに好きではなかったです。


お笑い芸人としての彼を観て笑った記憶がなく、クラファンやオンラインサロンで信者ビジネスをしている鼻持ちならない胡散臭い人というイメージがありました。


そんな中、今回の『夢と金』という著書はとても評判が良かったので、試しに読んでみようと思った次第です。


かなり多くのものを得られました。


彼はよく考えてますね。


本著を読んで「これは」と思ったところを1つご紹介しますね。


  「プレミアム」vs「ラグジュアリ」

プレミアムとは「競合がいる中で最上位のもの」


ラグジュアリーとは、「競合がいないもの」


プレミアムを求める人は最上位の「機能」を求めています。


一方、ラグジュアリーを求める人は機能ではなく「意味」を求めています。


たとえば、資格で言いますと、弁護士法律系資格の最上位なのでプレミアム資格。


弁護士は法律に関するすべての業務を独占的に認められていることが最上位としての「機能」


公認会計士経済系資格の最上位なのでプレミアム資格。  


上場企業監査の独占業務や税理士登録もできることが最上位としての「機能」


受験生はみんなこの最上位の「機能」を求めて勉強しているわけですね。


車で言ったら、ベンツやBMWです。


これらの外車は最高の機能が備えられていますね。


一方、高IQ集団のメンサ会員はどうでしょうか。


独占業務などの実益はありません。


メンサ会員だから就職できるわけではありませんし、そもそも履歴書に書けないですね。


「高IQ」を周囲にドヤれる「意味」があるだけですね。


メンサ会員はこの「意味」を求めてテストを受けたわけですね。


車で言ったらフェラーリやランボルギーニですよ。


縦に開くドアやうるさいエンジン音、一般道では出せない最高速度など、機能性なんてないです。


これらの車の所有者は「フェラーリ乗ってる私を見て」という自己顕示欲を満たす「意味」を買っているんです。


西野さんはこのラグジュアリーの計算式を紹介しています。


ラグジュアリ=【認知度】−【普及度】


この値を最大化することがラグジュアリーブランドとしての価値を最大化するとこになります。


ラグジュアリの値を最大化するには以下の①or②または①②両方が必要です。


①認知度を上げる


②普及度を下げる


ルイヴィトンは家賃の高い街中の交差点の1階に店舗を構えていますね。


あれは街行く人たちに「ルイヴィトン」を知らしめて①認知度を上げているのです。


しかも入りにくい。


敷居が高いですね。


だって白い手袋をした人が入り口に立ってたらなかなか入れないですよね。


だからこそ②普及度が下がる。


これでラグジュアリーの値が最大化されるわけですね。


このラグジュアリーの公式はビジネスの世界に生きるものとしてとても勉強になりました。


僕としても、これからの商売はラグジュアリーを創造することで「意味」を売らないといけないと思います。


しかも「機能」の価格決定権は消費者側にありますが、「意味」の方は売り手の言い値です。


ベンツやBMWにはクラスによって相場がありますが、フェラーリは限定車ですと数億円とするものもあります。


「機能」の方で勝負するのはしんどいですね。


「機能」を突き詰めるにしたって限界があります。


消費者は「機能」が50点が80点になったらその変化に気付きますが、80点が90点になってもそんなにわからないものですよ。


「機能」は突き詰めれば突き詰めるほどつらい戦いになっていく。


ファッションで言うと、「機能」の王者はユニクロですよ。


・軽さ

・縫製

・伸縮性

・通気性と保温性

・デザイン

・カラーバリエーション


などなど枚挙にいとまがないです。


もはやヒートテックは冬服のデファクトスタンダード。


冬になると誰も彼もがヒートテックを着ています。


ベンチャー企業でファッション分野に参入したとて、ユニクロのあの「機能」を超えるのは不可能。


ユニクロは「機能」を極めてますからね。


「価格」もリーズナブルですし。


「機能」の世界で戦うのはしんどいですわ。


だから、これから商売する人は「ラグジュアリー」を知って。


「意味」を売ることを知って。


これらを求める「富裕層」を知る。


これが大事だと思いましたなぁ。


西野さん、新しい知識をありがとう!