トウカイテイオーの想いと、ライバルたちの想いが交差する菊花賞!

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「ウマ娘」のアニメの考察の一環であり、

モデルになっている競走馬等の名誉を傷つけたり

アニメの著作権を侵害する意図はありません。

 

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注意ネタバレ注意注意

 

 

 

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目次

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・ 小ネタ

・ ナイスネイチャの軌跡

・ 菊花賞に向けて

・ テイオー不在の菊花賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2期2話の小ネタ

2話も細かい部分に小ネタ満載、骨折の話をシリアスにしすぎないようにと、ギャグテイストで描かれた部分も悪くは無かったと思う。

 

 

 

◆ ゴルシの助言

 

図書室でゴールドシップがトウカイテイオーにした”京都の外回りコースは、3コーナー手前から仕掛けるのはやめろよ”という助言。

 

京都の外回りコースで行われる菊花賞で、後方2番手から、第3コーナー手前で仕掛けて、ロングスパートをした馬は誰でしょう……そう、ゴールドシップです!

 

あんなロングスパート、他の馬には無理やで(ヾノ・∀・`)

 

 

 

◆ メジロの屋敷

 

”メジロ”は、一時代を築いた生産牧場である、メジロ牧場・メジロ商事の所有馬の馬名に含まれる”冠名(かんむりめい)”のこと

 

当時、かなり大きな牧場だったこともあり、ウマ娘のメジロ家は貴族のような設定になっており、マックイーンはお嬢様なタイプとして描かれている。
 

また、2期のウマ娘には、メジロマックイーン、メジロパーマー、メジロライアンと、3人の”メジロ”の冠名を有するウマ娘が登場中。

 

※ リアルではメジロ牧場は2011年に解散しているため、現在はメジロの名を持つ現役馬はいない。

 

 

 

◆ メジロマックイーンの天皇賞秋

 

トウカイテイオーが不出走となってしまう菊花賞が行われる1週前、メジロマックイーンが出走する天皇賞秋(GI)が開催される。

 

この先、メジロマックイーンのレースが描かれる事があるかもしれないが、2話の時点では、このレースの描写は無かった。

 

…………が、この天皇賞秋は、メジロマックイーンがGI史上初の1着入線降着(18着=最下位)となったレースでもある。

 

 

 

◆ レース前のファンファーレにも注目!

 

実際にレース前に演奏されるファンファーレは、東(東京競馬場・中山競馬場など)と、西(阪神競馬場・京都競馬場など)で異なり、ウマ娘もその設定を踏襲しています!

 

今回の菊花賞のファンファーレは、『ウマ娘 ファンファーレ Ⅱ GI』……これは”西のGIファンファーレ”、アニメ本編で西のGIファンファーレが流れたのは初。(OVAでは、西のGIである大阪杯が描かれたので、その時に同じファンファーレが流れている)

 

ウマ娘1期で主に描かれたGIレース、3話皐月賞や5話日本ダービーは、中山や東京で開催される”東のGI”なので、流れていたのは『ウマ娘 ファンファーレ I GI』と、地味に曲名が異なる別のファンファーレ。

 

また、宝塚記念(GI)のファンファーレだけは独立したファンファーレとなっており、アニメ1期8話で描かれた”スペvsグラスの1999年の宝塚記念”から曲が変わり、今でも使われているファンファーレが使用されています。(アニメ1期8話の宝塚記念はファンファーレなし)

 

競馬のファンファーレは、重賞競走(GⅡ・GⅢなど)と一般競争(新馬戦など)によってもファンファーレが異なり、かなりのバリエーションがあって面白い要素ですぞ♪

 

 

 

◆ ネームドモブウマ娘のネーミング

 

実況の耳コピなどから読み取るしかない、ネームドモブウマ娘の名前。

 

普通にアニメを楽しむだけなら必要ない要素だけど、スタッフのこだわりが詰まった勝負服の色使いなどから、モデルとなる馬を推測はできる。

 

元の馬名と、ウマ娘としての名前に、なるほどと思わされる玄人好みの要素が隠れている場合がある点は、面白いかもしれない(ノ´∀`*)

 

★ ホクセイシプレー → ナントーミスト

ホクセイ(北西)……ナントー(南東)

シプレー(香水)……ミスト(霧)


★ フジヤマケンザン → ケーツースイサン

フジヤマ(富士山)……ケーツー(K2)

ケンザン(見参)……スイサン(推参)

 

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ナイスネイチャの軌跡

GIなどの大きなレースに出るためには、レースで1~5着に入り収得賞金を地道に増やすか、トライアルレースで特定の着順以上に入線して優先出走権を得るか……しかない。

 

 

 

これ勝って、これ勝って、小倉記念(GⅢ)にも勝つ!……そうすれば出られる!?

 

1991年6月時点のナイスネイチャは、怪我休養中で、4戦1勝の1勝馬

 

ここから菊花賞に出るためには、約4ヶ月の期間で賞金を積み上げなくてはならない。

 

 

 

私、次はトライアルに出るわ……で、それに勝って菊花賞に出るから。

 

1991年9月時点のナイスネイチャは、怪我から復帰後のレースを2着としたあと、有言実行の3連勝で小倉記念(GⅢ)を制して重賞ウイナーとなっており、当時10月に開催されていたトライアルレースの京都新聞杯(GⅡ)も制して、菊花賞へと駒を進める

 

同世代の王者が骨折を治して、菊花賞に間に合わせようと努力する姿を目の当たりにし、ナイスネイチャの闘志に火が付いた流れにしたのは、胸アツ(*´艸`*)

 

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菊花賞に出るために……

全治6ヶ月の骨折、それでも三冠ウマ娘になるために、出来ることを1つずつやっていくしかない状況……諦めたらそこで試合終りょ……ゲフンゲフン。

 

 

 

 

6月……怪我から2週間、退院は出来たが通常歩行に支障あり、まずはイメージトレーニングで走りたい欲求を溜めていく。

 

シンボリルドルフと共に、グラスワンダーも気にかけていたのは、自身も3歳の春~夏を怪我で走れず、その後復活を果たしたという経験があるからだと思われる。(1期の序盤にグラスワンダーが足を怪我している描写あり)

 

 

 

 

10月……少しずつ運動の強度を上げていき、歩くことが出来るようになり、さらにジョギングレベルまでの運動が可能に。

 

 

 

 

しかし、医者の診断は”NO”

 

 

 

 

トレーナーが準備していたのは、トウカイテイオーの菊花賞の特別登録申込書の用紙。

 

GIレースの特別登録は、レース2週間前の日曜日にしなければいけないと決まっており、この描写の日時は、菊花賞(11/3)の2週間前の土曜(10/19)の夜、つまり、日曜(10/20)に行う特別登録の決断をギリギリのギリまで待った事がわかるシーン。

 

※ 一般人には関係のない話だが、実際の競馬では、レースへの登録は馬主の代わりに調教師が代理で行う仕事で、格付けが上のレースほど、出走するために多くの手順(+登録料)が必要となる。

 

 

 

 

この日に医者のOKが出ない限り、菊花賞への出走は断念する……という約束。

 

テイオーは悩んだ末に、ライバルたちの真剣さを想い、怪我を抱えたままの出走は失礼にあたると、素直に納得して菊花賞への出走を断念

 

病院帰り、全力ダッシュをする場面ではないけれど、走ってる車に並走すらできなかったし……(ウマ娘も全力時は時速60kmを出せる走力があるので)

 

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テイオー不在の菊花賞

注) 公式に名前が出ているウマ娘以外の馬名は、モデルとなったレースと馬から推測して説明のために使用したものであり、ウマ娘で正式に使用された馬名ではありませんのでご了承ください。

 

 

 

当時のレースをリアルでは知らないけれど、トウカイテイオーが骨折せず、順調に菊花賞に出走していたら、無敗の三冠馬になっていたんだろうな……と思う。 

 

ただ、競馬に限らず絶対王者が不在の勝負や、途中で怪我などがあって勝負を中止した絶対王者がいる勝負では、往々にして”もし〇〇が出走していたら”とか”もし○○が無事にゴールしていたら”という、タラレバの想像をしてしまうもの。

 

それでも、実際にレースに出走し、無事に完走し、そのレースを制した者を称えるべき。 

 

”○○がいなかったから”と思うのは、気持ちとしてはわかるけど、勝者を称える意味では失礼に当たるのかもしれない……いなかった者は、そのレースの勝敗には関われないのだから。

 

一方で、勝利した陣営がレース後に、”○○が出ていたら、もっと先を走っていたかもしれない”と、本来の力の差を認める場合も多々あるし、それだけ絶対王者たる強豪側にも、万全の状態で戦って勝たなければいけないというプレッシャーがあるんだと思う。

 

そういう意味でも、今回描かれたセリフや描写は、胸が熱くなるモノがあった!

 

 

 

 

モデルレース 菊花賞(GI)

1991年 11月3日 京都競馬場 芝3000m

 

スタートして京都競馬場を約1周半も走る長丁場。

 

 

 

 

1番人気 馬番8 イブキマイカグラ

2番人気 馬番5 ナイスネイチャ

3馬人気 馬番18 リオナタール(レオダーバン)

 

 

 

 

枠入り(ゲート入り)は奇数番号から

 

パッと見た感じ、ダービーに出走していたメンバーは、しっかり史実の菊花賞と同じ枠に入っており、他の出走メンバーも勝負服の色合いがほぼほぼ合致していて、馬番も史実通り。

 

馬番10のケーツースイサン(フジヤマケンザンがモデルのウマ娘)だけ、実際の勝負服の色味と違うかな……という程度。

 

 

 

▼描写ミス

 

左のナイスネイチャが5番枠、そこから6番枠、7番枠、8番枠となるが……この描写で8番枠に入ったのはリオナタール(レオダーバン)。

 

しかし、リオナタール(レオダーバン)は、史実でも馬番18で18番枠に枠入りし、今回描かれた枠入りでも18番へ、スタート直後の描写でも18番からスタートし、ゴール後の馬番も18番であるため、ココは描写ミスとなる。

 

また、8番枠には史実の1番人気、イブキマイカグラがモデルの赤い勝負服のウマ娘が入るのが正しい描写である。

 

 

 

 

左から

馬番15 イイデセゾン (1話のダービーで3着)

馬番16 ヤングシゲオー

馬番17 サクラヤマトオー

 

最後に馬番18のリオナタール(レオダーバン)がゲートに入って、体勢完了となる。

 

 

 

 

菊花賞、スタートしました( ゚д゚)ノ

 

実況のお姉さんの実況(耳コピ)

キレイなスタートです

一斉に走り出しました

ゆっくり縦に伸びていく

先頭はナントーミスト(ホクセイシプレー)

続いてシラノオレンジーノ

内からケイツースイサン(フジヤマケンザン)

リオナタールも外から上がっていきます

少し早いペースでレース始まりました

後方にはナイスネイチャ

 

 

 

 

向こう正面(残り1200m前後)。

 

レースの道中の隊列は、ほぼほぼ史実の通過順通りだと思われる。

 

 

 

 

2度目の第4コーナーを回って最後の直線!

 

 

 

 

自分の出走は叶わず、無情にもスタートしてしまった菊花賞。

 

レース中、自分が走っていたらこうする……と、ファンが思い描いた”トウカイテイオーが出ていたら”を、テイオー自身に思い描かせるとは(´;ω;`)

 

 

 

 

左から

マチカネヒオドシ

ケーツースイサ(フジヤマケンザン)

シガーブレイド(シャコーグレイド)

ナイスネイチャ

リオナタール(レオダーバン)

イブキマイカグラ

 

しかし、そこにはトウカイテイオーの姿はなく、あるのは必死に戦うライバルたちの姿。

 

 

 

言わせない言わせない言わせない言わせない テイオーが出ていればなんて、絶対言わせない!

 

ゾワッとしたわ~(`;ω;´)

 

そりゃそうだ、戦って負けるならともかく、出走していない相手と比べられるのは辛い。

 

 

 

テイオーに負けるもんか! 私達の方が上だ! 上だ! 上なんだぁぁぁ!!!

 

モブウマ娘たちの叫びが胸アツ!!!

 

 

 

行け……行けぇぇぇぇぇ!……走れぇぇぇぇぇ!!!

 

演出が上手かったと思う(´;ω;`)

 

見た目はただの徒競走だけど、裏に隠れてる要素は本当に胸アツ!

 

 

 

 

ダービー2着のリオナタール(レオダーバン)が菊花賞を制す!

 

この後、史実のレオダーバンは屈腱炎を発症して1年以上先の有馬記念で復帰するも、結果が出ずに引退……その後、種牡馬生活を送るも、ある時期を堺にして消息不明となってしまう、クラシックホースなのに(´・ω・`)

 

 

 

 

ナイスネイチャは4着!

 

ここから先、”大異業”と呼ばれる珍記録を作る”善戦ホース”としての馬生が始まる。

 

 

 

 

菊花賞の着順は史実通り

1着 18 リオナタール(レオダーバン)

2着 8  イブキマイカグラ

3着 10 ケーツースイサン(フジヤマケンザン)

4着 5  ナイスネイチャ

5着 9  シガーブレイド(シャコーグレイド)

 

 

 

三冠は叶わなかった、でも、ボク負けてないんだ、無敗のウマ娘にはなれる……でしょ?

 

史実のトウカイテイオーの復帰は翌年の春、ウマ娘ではどう描かれるのか注目!

 

一方、メジロマックイーンのレースがここまで全カットされているけど、どう描かれていくのか気になるところ(ノ´∀`*)

 

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ウマ娘は、アイキャッチが秀逸(*´艸`*)

 

 

 

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