週末に Andhra Non Veg Meals が提供されるとの告知があり(RRRの大ヒット記念かな?)、蒲田店限定だったので、ようやく2023年05月13日(土)、遅めのランチ・タイムに初訪問。蒲田店のオープンは2022年08月15日だから、文字通り「遅まきながら」だ。10年くらい前までは、新店と聞けばソッコーで凸っていたな。あの頃が懐かしい。
東急線の改札を経て南口から出ると、その斜め前のビルにテナントとして入っている。これなら雨天で傘がなくてもほとんど濡れないな。
で、エレベーターで5階へ。入店すると、以前に十日市場店で何度かお見かけした日本人スタッフさんもいらっしゃった。この日は中途半端な雨天だったにもかかわらず、お店は盛況で、皆さん大忙し。
↑
で、左手前が Guntur chicken dry (グントゥール地方のドライな鶏肉料理)。ご当地の Guntur mirapakayalu という赤唐辛子を使い、料理名に dry とついていなくてもドライに仕上げる料理。ニルワナムのランチ・ブッフェなどでもよく見かけるヤツ。
アーンドラ地方で良く食べられている sona masoori rice (インド小粒米) に掛かっているのは munakkaya masala koora (モリンガのスパイシー・セミ・ドライ・グレイヴィ)。munakkaya は可食部は少ないものの、たくさん入っているとテンションが上がる。
奥に並んだ三つのうち、真ん中の黒いのは gongura pachadi (ローゼル葉のペイスト)。アーンドラだと pachadi という語は幅広く使われているようで、タミルやケーララのものをイメージしていると面食らう。実際にこのような chatni のような料理まで含む。ちょっと酸味のある gongura (ローゼル葉) はアーンドラ地方では極めてポピュラーな食材で、この gongura pachadi は一般家庭でもレストランでも幅広く食されている。
左の粉は senaga pappu podi (ひよこ豆粉)。一番右は neyyi (精製バター)。お代わりが可能なこの二つのアイテムは組み合わせて米にぶっ掛けて食べる。これが香り豊かでむちゃくちゃ美味いのよな。
↑
gongura mutton (ローゼル葉入りマトンのスパイス煮込み)。ゴリゴリに kalpasi (ブラック・ストーン・フラワー) が効いている。ここにも gongura が使われていて嬉しいですな。
↑
左が anatikaya koora (プランテインのセミ・ドライ・グレイヴィ)。お店の説明だとドライと書いてあったが、写真の通り、ほぼグレイヴィ・タイプ(笑)。プランテインは地味美味くて良いな~。好み。
右がお代わり可の tomato pappu (トマト入り豆スープ)。個人的に好きな、アーンドラの代表的な豆料理。もう少しトマトが強めだったら嬉しいんだけどな。
↑
poori (全粒粉の揚げパン) や appadalu (豆米粉薄煎餅) を含めたターリーの全景画像もご査収くださいまし。見て分かる通り、デフォのライス量は少ないので、当然ながらお代わりをいただいてフィニッシュ。
↑
South Indian coffee (南インドのミルク•コーヒー)。甘さも十二分。
↑
入れ替えてみた図も。
アーンドラ料理の特徴はいまだに全然と言って良いほどつかめてはいないが、こういう機会があって有難い。特に蒲田店が出来てからのルシは色々スぺサルなものが出てきているので、今後もチェックを怠らないようにしよう。
ごちそうさま。
----------
※参照過去ログ
→ 印度中華ターリー / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 魚介と肉たっぷり / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 結婚式のご馳走 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 鶏肉&炭水化物祭 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 祝・一周年 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ ハッピーポンガル / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 軍事演習の食事? / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 魚介セットの日 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ ミールス再び / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】