↑
この日の十日市場店のスープ枠は hot and sour soup。事前予想としては南アジアによくある manchow soup かと思ったが、そうではなく、とろみのある酸辣湯に近い感じのもの。インド中華の代表的なスープだ。なお、蒲田店はシェフがインド勤務時代にタイ料理も担当していたのことで、生レモングラスを使用した tom yum kung になっていた。それって中華じゃなくてタイ料理じゃね?
↑
こちらは chili chicken。たまに食べる時は大体ドライなタイプ(←オープン当初に出していたのもドライ)だが、今回はとろみの付いたグレイヴィのタイプ(←ドライなタイプは酢豚を彷彿させる味だったりする)。思っていたほど辛い料理ではなく、くどい甘い味付けでもなかった。好印象。メイン具材に鶏肉ではなくカッテージ・チーズを用いた chili paneer も有名。
↑
gobi Manchurian (カリフラワー満州風)。Manchurian という名前はついているが、満州料理ということでもなく、テキトーに中国っぽい名称を付けたらしい。カリフラワーに衣をつけて揚げ、甘辛いマンチュリアン・ソースで和えた料理。ノン・ヴェジの chicken Manchurian も人気の品だ。
↑
左が Chinese chicken fry (中華風揚げ鶏)。インドっぽさは少ない感じで、中華っぽさもそれほど感じないかな。美味しいけどね。なお、蒲田店ではこれが chicken basil fry となっており、写真を見る限りでは pat krapow gai (鶏肉のガパオ炒め) だった。それって中華じゃなくてタイ料理じゃね?
右が vegetable spring roll (揚げ野菜春巻き)。中国料理店で食べる揚げ春巻きとは中身が違う印象。
↑
Schezwan shrimp fried rice (四川風海老炒飯)。お店の表記だと shrimp じゃなくて prawn だけど、入っていたのは明らかに shrimp (笑)で、海老の香りが良い basmati rice (インド高級長粒香り米) の食べやすい炒飯。インド中華には Schezwan という語が付いた料理も多いが、ムンバイのあるホテルに招聘された中国人シェフが四川省出身だったことからテキトーに始まった命名っぽいので、実際には必ずしも四川料理のような強い麻辣(痺れる・辛い)要素があるというわけでもない。
↑
こちらが chicken chow mein / chicken Hakka noodles (客家風鶏肉入り焼きそば)。柔らかい中華麺に鶏肉と野菜類を合わせて炒めたもの。これも、インド要素・中華要素どちらもそれほど強くない素朴な印象だった。もちろん美味しいけどね。
↑
fresh vegetable salad を含めた全景画像もご査収くださいまし。
↑
別アングルからも。なお、蒲田店のターリーにはバナナ・リーフが敷いてあったようだが、果たしてインド中華の提供にバナナ・リーフが必要なのかは正直疑問。
↑
で、食後は kaapi (南インドのミルク・コーヒー) を追加。店員さんのエア・ブレンド付き。
↑
入れ替えてみた図も。
ということで、①トムヤムクンに興味がない、②ガパオ炒めにも興味がない、③インド中華にバナナ・リーフの必要性を感じない、④雨天で遠出したくない、⑤十日市場の方がアクセスが良い、などの理由で今回は十日市場店をチョイスしたが、やはり正解だった。
もちろん蒲田店にも行きたいと常々思っているのだが、果たしていつのことになるのやら。
ごちそうさま。
----------
※参照過去ログ
→ 魚介と肉たっぷり / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 結婚式のご馳走 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 鶏肉&炭水化物祭 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 祝・一周年 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ ハッピーポンガル / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 軍事演習の食事? / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ 魚介セットの日 / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】
→ ミールス再び / ルシインドビリヤニ ( Rusi Indo Biryani )【十日市場】