~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~ -99ページ目

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

『ブサイクなビジネスマンにならない25箇条』
 
元宝塚のHさんからお話を聞く機会がありました。。
 

○サラリーマンとして成功したければ、まずサラリーマン根性を
捨てることだ。
 
○下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
 そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
 
○金がないから何もできなという人間は、金があっても何もできない
人間である。
 

このような名言を残された方が小林一三氏。
阪急グループ創業者、宝塚歌劇団の創業者でもあります。
 
宝塚の教えは「清く、正しく、美しく」。
今現在も忠実にその理念を守り続けています。
 
その功績を認められ内閣総理大臣表彰を2014年に受賞されました。
 

宝塚音楽学校のとある場所に貼られていたという「ブスの25箇条」。
 
それは大変興味深い内容でした。
 
 1 笑顔がない
 2 お礼を言わない
 3 おいしいと言わない
 4 目が輝いていない
 5 精気がない
 6 いつも口がへの字の形をしている
 7 自信がない
 8 希望がない
 9 自分がブスであることを知らない
 10 声が小さくイジケている
 11 自分が最も正しいと信じ込んでいる
 12 愚痴をこぼす
 13 人をうらむ
 14 責任転嫁がうまい
 15 いつも周囲が悪いと思っている
 16 他人に嫉妬する
 17 他人につくさない
 18 他人を信じない
 19 謙虚さがなく傲慢である
 20 人のアドバイスや忠告を受け入れない
 21 なんでもないことに傷つく
 22 悲観的に物事を考える
 23 問題意識を持てない
 24 存在自体が周囲を暗くする
 25 人生において仕事において意欲がない
 

皆さんいかがでしたか?
ドキッとする項目もあったのではないでしょうか?
 
ブスの25箇条というより、
「イケてないビジネスマン25箇条」ですね。
 
私なりに解釈すると、
「心のあり方」「モノの考え方」「日常の些細な習慣」が
内面と外面の美しさに反映されるということだと思います。
 
これら25箇条に気をつけている人は、
男役のごとく、間違いなくカッコイイ!に違いありません。
 
カッコイイ!ビジネスマンを目指しましょう。

「廣池千九郎の道経一体思想と永続的経営」というテーマで、
麗澤大学経済学部の大野教授がご講演。

廣池千九郎という人物をほとんど知らなかったのですが、
現在の思想に大きく影響を与えていることを知りました。

ポイントは下記のとおりです。

・道徳と経済とは人間生活の二つの柱であり、一体のものである。
 人間の精神生活の基礎は道徳にあり、物質生活の基礎は
 経済にあり、両者は本来一体のものであるべきである。

・経済を道徳実践の場として位置づける。
 経営を通じて、品性の向上を図る。
 同時に他者の道徳的成長を促す。

・近江商人の三方よし。江戸や明治の商人が使っていた言葉ではない。
 昭和の終わりごろに近江商人の研究者が近江商人の理念を
 表す言葉として使用。キャッチフレーズ的に広がる。
 昭和初期に廣池千九郎が用いる。
 その言葉が援用された可能性が高い。

・品性を第一資本とし、金を第二資本とする。
 まず経営者の品性を向上させることが重要。
 それが組織全体の品性を形作る。

・廣池氏の三方よし。
 道徳実行において直接の相手に対する配慮はある程度できる。
 しかし第三者に対する配慮を欠く可能性がある。

・創業は道徳なくてもできることがあれど、
 守成は道徳なくては全くできない。

・永続的企業になるためには、
 環境変化への対応、突発的な危機への対応、
 世代を超えた理念・徳の継承が必要。
 
 

日本の資本主義の父、
渋沢栄一氏の書籍からご紹介します。

・公益となるべきほどの私利でなければ、
 真の私利と言われない。

・「仮に一個人だけが大富豪になっても、社会の大勢の人々が
 そのために貧困に陥るような事業であったならば、どのような
 ものだろうか。いかにその人が富を築き上げても、その幸福が
 継続されないではないか」

・カーネギー氏の持論を見ると、自分が所有する財産が
 ほとんど自分のものであることを忘れているかのように見える。

・どのような時代にも仁と義と利は並行するものであり、決して
 相反するものではないと私は信じている。

・要するに現代の人は、ただ成功や失敗ということを眼中に入れて、
 それよりももっと大切な天と地の間の道理を見ていない。
 人としての務めを忘れている。

・服従は善意に解釈され、反抗は悪意として見なされるようだが、
 必ずしも服従は善意とは限らず、反抗も悪意ではない場合がある。

・世の中に立つ者は常に勇気が必要になり、特に実業界に携わる者に
 とっては非常に必要性が高い。勇気が足りない者は、処世上の
 飢餓者に等しいものである。


※引用・参考『渋沢栄一 100の言葉』

 

 

前リッツ・カールトン日本支社長の高野氏の書籍からご紹介です。

 

使うから生かすへ

誰だって「使われたい」と思ってはいない。

人は使おうとすればするほど、使われまいとする。

使われたくない社員は、なるべくさぼろうとする。

だから社員を「使う」会社は、規則で縛ろうとする。

出退者時刻、休憩時間、死語禁止など。

使う側と使われる側の間に信頼は生まれない。

そこで大切な社員を「使う」という発想を捨ててみる。

社員を「生かす」という発想に切り替える。

 

 わずかな違いに心を配る

「お客様のために」と考えるのか。

「お客様の立場」で臨むのか。

大多数のホテルマンはお客様のためにサービスをしている。

しかしその背後には自分たちの都合や価値観が見え隠れ

している。そしてお客様の価値観には近づいていない。

 

優しい言葉を紡いで

100歳のおばあちゃんがこう言ったそうだ。

「お金もいらない。着物もいらない。

命だってもういらない。でもお願い。

優しい言葉をかけてほしい。」

100年間生きてきた彼女が最後に求めたもの。

それは「優しい言葉」だった。

 

 つもりのものさしは十人十色

「みんなそう考えるはず」という時の「みんな」とは

じつは「自分」でしかないことが多い。


よく目にする「つもりちがい十ヶ条」

高いつもりで低いのが教養

低いつもりで高いのが気位

深いつもりで浅いのが知恵

浅いつもりで深いのが欲望

厚いつもりで薄いのが人情

薄いつもりで厚いのが面皮

強いつもりで弱いのが根性

弱いつもりで強いのが自我

多いつもりで少ないのが分別

少ないつもりで多いのが無駄

 

ときには自分の「つもりのものさし」を点検してみよう。

 

 

※引用:『おもてなし日和』高野登

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大住力氏の『ディズニーの現場力』から引用します。

○ウォルト・ディズニーは仕事を2種類に分けていた。
 「デューティ=作業」と「ミッション=役割」。
 デューティはマニュアルで細かく決められたもの。
 ミッションとはギブ・ハピネス。
 ゲストに幸せを提供すること。
 やって当たり前の作業の先に、幸せを届けるという
 役割が待っている。

○伝え方を工夫することで、誰がやっても同じ結果を出すことが
 できるマニュアルやルールを作ることができる。
 「姿勢を良くしなさい」と書くと、人によって結果が変わってくる。
 「腹を凹ませた状態を保て」であれば、
 同じ結果を得ることができる。

○「どうしてマニュアルどおりやらなければいけないのか」と
 聞かれたときは、「そのほうが綺麗になる」など作業の
 結果について語るのではなく、「お客様に気持ちよく
 食事を楽しんでいただくためです」と答え、店が目指す
 ミッションについて伝えていく。

○デューティが6割、ミッションが4割といった配分。
 全員が最低でも6割の仕事ができるようにマネジメントしている。

○お客様からクレームがあったとき、誠意をもって対応することで
 顧客満足度を上げられる。ただし見落としてはいけないのは、
 スタッフの気持ち。クレーム発生の原因を作ったスタッフが
 なぜそのような言動を取ったのか、その理由をきちんと聞く
 リーダーのいる組織は必ずスタッフが伸びていく。

※引用 大住力氏の『ディズニーの現場力』