サークルさんのブログ -90ページ目

DXで町工場は終了するのか?10年で売上半減を見越して行動する??

昨日の日曜日はここんところ毎週登っている高安山へ。

 

今更なんですが、

 

ルートが直登に近いので急勾配が多くかなりしんどいです。

 

何度も30秒ほど息を入れながら上りきりました。 

 

下りだけをまず2週続けた後、

 

往復を今回で2回目。

   

タイムも短縮!

 

 

 

山道途中に咲いていたヤマアジサイ。

  

キレイです。

 

 

山を登りながら自問自答する時間が楽しいです。

 

10年近く前に友人から伺ったお話し。

 

友人の知人のへら絞り屋さんがずーっと忙しいらしい。

 

注文してから3ヶ月待ちですからかなりの受注残です。

 

羨ましくもなぜそんなに忙しいの?

 

それもありますがやはり経営者としての疑問と言うか好奇心が沸きます。

 

で、忙しい理由は、

  

①量産品はプレス金型とプレス機で計画的に製作するのに対して、

 

へら絞りは1ヶから数十個レベルで金型代が出ない量産が利かない案件。

 

②へら絞り屋自体がプレス加工に食われて出来るところが希少になっていた。

 

③数人でやっている町工場でかつ土日曜まで出てやらない。

 

つまり、お金の流れと言うか塑性加工の本流はプレス金型→プレス加工。

 

へら絞りが淘汰されてしまって出来る所が減ってしまったから、

 

需給バランスの供給側が減れば当然儲かるんですね。

 

知らんけど。

 

最近、DX推進がどうたらとかの広告をよく目にします。

  

結論から申し上げますと、

 

町工場でDXなんかを推進出来る業態なら、

   

必ずジリ貧になるという事です。

 

例えば上記のプレス加工なんかがDXを推進してその効果が高いとすれば、

 

最後に勝つ側として残るのは土地と人件費(と電気代)の安い国です。

 

それは今まで製造業のNC化を見てきた私らにとってはごく当たり前の感覚。

 

NC化への変貌を駆使して「俺たちは凄いぜ!」なんて自惚れていると、

 

人件費が安く最新のNC機で日本とは比較にならない人材が町工場レベルで働いている国に上書きされた。

 

そんなもんに勝てる訳無いやん。

 

日本の町工場の生き残りを考えるなら、

 

DXの推進には引っ掛からない場所はどこにあるのか?

 

そこを真面目に考えないといけないのではないでしょうか?

 

 

…なんて事を考えながら歩いていると山頂に辿り着くわけです。

 

どうです、あなたも高安山に登ってみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ・フランクフルトの展示会で売上高を150%に拡大します!

2022年 10/18-20 ドイツ・フランクフルトで開催されます、

 

オプタテック2022に出展いたします。

 

※ブース番号は未だ決まっていませんが…。

 

https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/122754

 

 

 

 

 

当社のプラスチックレンズ試作のレベルの高さを展示品で示すと共に、

 

昔々は同盟を組んでいたはずの崇高なるドイツ人から、

 

「そんなプラスチックレンズの試作なんぞ儲からんからお前ら二等人種の日本人がやれ!」

 

とか言われそうなめんどうくさい案件を拾い仕事のように大量に獲得できれば、

 

積み上げで 何千万円/年 レベルの受注など可能なのでは?と考えております。

 

とりあえずはHISで往復の航空券を確保し、

 

Amazonでドイツ・フランクフルトの食べ歩きガイドをポチりました。

 

今からビジネスクラスの機内食とフランクフルトの晩飯が楽しみです。

 

昨日は一昨年前に納めたベルギー企業の案件が評価されたとの事で、

 

別案件のお見積依頼をいただいたりと、

 

忘れた頃に世界に誇れる零細企業としての自負をアレしてたりなんかしております。

 

マスコミの取材やら何とかネットワークとかキプロス島みたいな名前の販路拡大のお手伝いとか、

 

すべてご辞退させていただいておりますが、

 

そういうの無くても本業の世界でのみ知名度を上げればええんちゃうの?

 

時間とお金は集中的にそこに使うべき。

 

私はそう思っています。

 


 

 

 

【開運橋】50%の確率で運が良くなる!?

本日は昼から八尾市の高安山へ。
 
おおみち越えと呼ぶらしいです。


かなり急な所もあり危ないと感じる事がある道です。

前回のようにケーブルカーで上って、
 
自力で下るのでは無く、
 
今回は自力で登り下りしました。


かなりキツくやはり体重を落とさんとアカン事を実感。



ここが目的の開運橋。
 
開運橋の名前の由来は、
 
この橋を、

右から上るか?
 
左から上るか?
 
そこで運命が決まるらしいです。

※どちら側から上ったのかはナイショです。

(画像が悪かったので借り物で補います)


 
峠の上の開運橋で休憩です。
 
かなり、クタクタでございます。
 
登山とか言うレベルでは無いのですが、
 
登っている間、
 
色々と考え事なんかをいたします。
  
ものづくり屋は社長がTOPの技術者であるべき。
 
なぜなら、小零細企業なら開発部門など持つ事は叶わない。
 
だから、社長が難関に取組むべき。
 
そして、技術の確立が出来たら、
 
従業員さんにお任せする。
 
時々、従業員さんが周りが驚くような凄い加工をする事があるかもしれませんが、
 
それは稀有なかなりの人材さんでして、
 
決して当たり前の光景ではありません。
 
また、そう言う人材を安遣いしてはいけません。

 
…みたいな事を考えているとかなり山の登りの苦痛は消え去ります。
 
まあ、どっちもしんどいんですけどね。