サークル山(さん)のブログ -73ページ目

文言の裏を取れば3倍真実が見える?

いつも町工場の評価の件で言っていますが、

情報はしっかりと取って間違いなく判断しないといけません。
 
町工場の話とは違いますが、

情報とイメージと実情の乖離のわかりやすい例としてこんなお話を。
 
ある育毛剤のお話です。
 
生まれたてのヒヨコの毛がフサフサなのは卵の成分がどうのって、

人間の発毛と関係無いと私は思うのですが、
 
もっともらしいイメージCMで育毛薬を売るとは商売上手。

商売のやり方は自由でありまた自己責任です。



スマホ広告で、
 
「あの明治薬品」が監修!
 
"あの"明治薬品とは?
 
明治製菓とか明治乳業の明治ホールディングスとは無関係。



この明治薬品とはなんと!

 

その育毛剤のグループ企業なんです。(この自社の研究者の為に作ったのが博士ルーペですね)
 
あの!もクソも無いやん!!
 
まあ、ウソではありません。
 
明治ホールディングス傘下とも言ってません。
 
"あの"明治薬品の監修があっただけです。
 
だから文言にウソはありません。
 
あの明治グループだろうと思うのは読んだ人の勝手。
 

言葉は便利です。
 
例えば町工場の話なんかで、
 
「倒産寸前からの回復に成功!」
 
とかのお題で、
 
事情を知らん一般人相手に講演なんてのが今もあるそうですが、
 
確かに文言にウソはありません。
 
ただその言葉に恥ずかしさを感じるか?
 
恥ずかし気も無く堂々と人前で語るか?
 
人としての資質の問題です。

「倒産寸前からの回復に成功!」

って、それ成功の部類なの?
 
倒産免れただけならそれよくある話やん!
 


 

リターン トゥ 高安山

原点に立ち戻り久しぶりの高安山登山です。



短いコースですが上りがキツイ。
(写真は下りに向けて撮ってますけど)




元々の道が悪いのですが、
 
雨の後で足元も悪く滑りやすいコンディション。



途中、こんなのがありました。
 
かなりキレイな白色。
 
The・毒!みたいなキノコですが、
 
後で調べたらどうやら食べられるそうです。
 
まあ、頼まれても食べませんけど。 
 

何度か休憩を取ってやっとこさで第一目標地点の開運橋へ。


今回は開運橋を越えて高安山の山頂を目指します。



山頂までのルートにある高安山レーダーの横を通ります。
 
衛星利用全般の世の中ですが、
 
無人化されて今でも利用されているとのこと。
 


で、高安山の山頂に到着。
 
何か鬱蒼と生い茂った何も無い山頂でした。

後は下りるだけ。
 
約2時間で1340キロカロリーの消費でした。
 
お昼のサムライマックを食べたら帳消しですかね? 


木を見て考えていた本当の事

先日の木を見て考えた事の書かなかったこと。(続き)

 

 

木を見ずして枝ぶりを見る。

 

たとえば満開の桜を見るだけで根本的な部分を見落とすのが人間です。

 

たとえ枝ぶり立派でも、

 

幹が腐っていたり根っこが弱って倒木寸前だったり。

 
山中の木々だけではなく街中の公園のソメイヨシノだってそう。
 

 

 

 

 

情報参謀だった堀栄三さんの著書に出てくる

 

「枝葉(表面)にとらわれず本質を見ろ」

 

これが大事だと思っています。

 

 

さて、成功の基準は人それぞれです。

 

何を成功と言おうとその人の勝手です。

 

ただ企業の場合は数字が悪ければ成功とは言えません。

 

政治家や財界有名人を迎えた記念パーティーやら、

 

ご自身の成功までの道のりの本の上梓やら、

  

経済系マスコミの番組や記事やら、

 

派手に見えるので傍目から見て成功しているように見えるかもしれません。 

  

私も調べてみて実際に成功と呼べる事例は確実に存在します。

 

※多分全体の5%くらいだと思います。

  

(逆算しての)95%側の立場が数字が良くないまま上記の事を自社の宣伝に利用している。

 

経営の数字が悪いのにも関わらず成功の秘訣を語られても、

 

「何だかな…」

 

と、私は思います。

 

ただ本質は見ず、

 

表向きの派手さに乗って追従(ついしょう)するのもその人の勝手です。

  

 

  

私は町工場本の何冊かをアマゾンで購入してレビューを書いています。

 

本に書かれている事への感想だけでは無く”有料の信用情報”を取ってその事にも触れます。

 

経営者が成功論を語るには、

 

肩書やらだけでは無く、

 

やはり経営実績が必要だと思うからです。

 

いくら「○○で活躍中!!」とか偉い肩書きとかがあっても、

 

債務超過予備軍の銀行返済への万年リスケ状態とか、

 

そんな数字がダメダメで

 

『俺様の成功を語ってやるぜ』

 

と言われても私は何か違うと思うんです。

 

 

こんな「本当の事は黙っとけ!」的な事を言うのは私だけなのかもしれません。 

 

でも、アマゾンの本の”私が書いたレビュー”の

 

「参考になった」の数字がダントツな事が多いのですが、

 

「参考になった」を付けた人はレビューに賛同するという事ですよね。

 

しかも圧倒的多数なんですけどね。

 

 

繰り返しますがいくら枝葉が立派に見えても…ね。

 

以上、”木を見て考えた事”の続きでした。