新しい大阪名物?と環境問題
世の中はリサイクルブームです。
我が大阪ではアルミ缶回収の決まった曜日の朝は、
早い時間から「カチャカチャ」と騒音が響いています。
アルミ缶のリサイクルは唯一機能しているようです。
なぜなら、写真のような方々が朝も早くから働いているからです。
最近は古紙回収車どころか、
大阪名物リヤカーのおっちゃん(古紙回収と生活拠点を兼ねたリヤカー)も見かけないし、
古紙回収車の代わりなのか?家電リサイクルで回っている車も、
本当に中古家電をリサイクルしているのはほんの一部で、
リサイクル料を預かって不法投棄している事も多いとか…。
休日のお昼、拡声器の声に促され、
古いテレビを家電リサイクル料をはらって業者に引き取ってもらって、
その夕方「ああスッキリした」と心も軽く犬を連れて近所の川原を散歩していると、
何故かリサイクルしたはずの見慣れたテレビが落ちていたなどという話とか、
枚挙にいとまが御座いません。
ペットボトルが本当にリサイクルされるのなら、
ペットボトルの資源ゴミの曜日にはおっちゃんが朝から頑張っているはずです。
ペットボトル再生産業でガイアの夜明けにも紹介されて注目された根来産業も、
倒産(民事再生法)する事無く、健全に成長を続けていたと思われます。
政府がエコ換えを主張するなら、
今使っている物を長く使う時と比べ、
買い替え品の廃棄や、
新規製造に使うエネルギーや製造時に出る温暖化ガス等を、
考慮しなければなりません。
クリーンエネルギーの代表と言えば太陽光発電です。
初期の太陽電池は製造時に出る温暖化ガスを考慮すると、
10年以上使い続けないと環境に優しくない代物でした。
本当に総エネルギーと総排出ガスの削減に繋がるのか?
我々の日本製は旧共産国の製品ではありません。
本当に10年前のメイドインジャパンが買い替えした方がマシなほどの代物なのか?
日本のものづくりをナメてもらっちゃあ困ります。
ちなみに写真の働くおじさんの缶袋の幅は軽自動車にも匹敵し、
その姿は朝の車道に渋滞を巻き起こしておりました。(小)
うそ=冗談
私はよく人を騙します。
もちろん冗談の範囲ですが基準は自分の価値観です。
第一子が誕生する前のエープリルフールでは、
「生まれた」と私の実家に冗談を言ったら、
訂正するよりも早く嫁の実家が大騒ぎになり、
騒ぎがおさまった後、
お謝りすること至極で御座いました。
その時は新婚でした。
それ以来特に嫁の実家からは、まともな人間とは見られていないようです。
自分の行き過ぎたシャレには鈍感な人間ですので、
他人のそれに対しても鈍感に笑って済ませる方なのかも知れません。
棺桶から突然飛び出てスリラーを踊りだしたら、
私はマイケル・ジャクソンとその関係者及び検死官にいたるまで、
喝采の拍手を惜しまず続け、
涙を流しながら笑い転げる事でしょう。
決して大ファンではありませんが、
あの時代に青春を送った一人として、ご冥福をお祈りいたします。(小)
寝屋川の水
私の会社の近くにも私の家の近くにも寝屋川が流れています。
江戸時代に大和川を西の大阪湾へと流す大公共事業の前は、
その大和川の枝分かれした8本の内の一本だそうで、
北方の淀川からの水も合流している日本を代表するドブ川です。
私が子供の頃は、緑、茶、こげ茶、灰、黒、赤茶と
日々水の色を目まぐるしく変える、子供心には不思議な川でした。
遡る事は昭和の初期、すでに日本一汚染された川だったらしいです。
最近は普通に透明度の無い緑色で、
誰も釣りなどしませんが夕方にはあちこちで魚が跳ねています。
それくらい水質が戻ってきています。
昨晩、その寝屋川のとある橋を渡っていると、
「どぼん」
と、音がしました。
魚が跳ねたのかと見てみると、
横に犬を連れた散歩のおばさんがいました。
私の姿を見てか、気まずそうに来た道を引返しました。
避けるような行動と何度か合う視線。
嫌なモノです。
川はゴミ捨て場ではありません。(小)