ニッカとものづくり
山崎18年が2006年に第37回インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションの
ウイスキー部門(スコッチを除く)で最高賞を受賞した。
「スコッチを除くウイスキー部門(って?)」でサントリーが最高賞受賞です。
まぁ、こんな品評会はあちこちで行われており、
運営側も殖産意識丸出しで賞もいっぱい出していますので、
こんな訳のわからん賞もいっぱいあるのでしょう。
現在公平な意味において、ウイスキーマガジンが主催するWWAが一番の権威かもしれません。
6部門別に1商品しか最優秀賞には選ばれません。
ニッカ竹鶴21年が2007年、WWAワールド・ベスト・ブレンデッドモルト受賞。
ニッカ竹鶴21年が2009年、WWAワールド・ベスト・ブレンデッドモルト受賞。
やっとのことで、サントリー響21年がWWA 2010 ワールド ベスト ブレンデッドウイスキー受賞。
竹鶴21年が2年連続3回目のWWA2010ワールド・ベスト・ブレンデッドモルト受賞 。
(サントリーの名誉の為に1本10万円の響30年での受賞は2度あります。)
品質本位のニッカウヰスキーか、商売本位のサントリーウイスキーかです。
私は品質にこだわるニッカの姿勢が好きです。
但し、ニッカは経営危機の折にアサヒビールのグループ会社になっていますが、
サントリーは依然と経営基盤がしっかりしていらっしゃる。
ただ、私はサントリーみたいに宣伝だけで中身はおろそかしたくありません。
それがウチのものづくり企業としてのポリシーです。
ただし、経営状態もニッカ的かも(小)
何をやっても胡散臭いサントリー
私はサントリーを信用しない。
ビールや発泡酒は出来るだけサントリーを避ける。
ウイスキーは絶対にサントリーを飲まない。
この20年以上サントリーのウイスキーは一滴も飲んでいない。
男の作法です。ポリシーです。
男は黙って竹鶴17年(以上)です。
もしくはバランタイン17年(以上)です。
(ただし、残念ながら現在の発売元はサントリーだっけ)。
バランタインのフィネストはサントリーらしくエタノールがたっぷり入っていて、
あんなエグーいものは飲めたものではございません。
エタノールと私が言っているのは廃糖蜜(サトウキビのかす)から摂ったもので、
醸造アルコールとか言われているエグ~い焼酎の事です。
この醸造アルコールは醸造酒にも醤油にも使われていますが私は大っ嫌いです。
あるお酒の専門家の話。
サントリー所有の100万樽を1/12(12年寝かせるサイクル)出荷したとしても、
日本中の「山崎」の量はまかなえない。(ええっ?)
…らしい。
そこのところが、さすがサントリーらしい。(小)