サークルさんのブログ -2205ページ目

ウイスキーと私

ウチの家にずーっと置いてあった本です。


私が20才くらいに初めて読んで以来、


最近ではたまに読みたくなって読む程度ですが、


愛蔵書の中の一冊でございます。



サークルさんのブログ


ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝氏の自筆自伝本です。


自分自身を他人の目で控えめに見た文体と、


お世話になって最後に傷つけられたあのサントリーへの、


ハラワタが煮えくり返っているであろう気持ちを抑え、


ただあった事だけを書く姿勢にも敬意を覚えます。


ニッカのキャッチフレーズ「品質本位」とは、


サントリーの体質である「商売本位」とは自ら一線を引く、


心地よいチャレンジの姿勢なのです。(小)












ニッカとものづくり

山崎18年2006年に第37回インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションの


ウイスキー部門(スコッチを除く)で最高賞を受賞した。


「スコッチを除くウイスキー部門(って?)」でサントリーが最高賞受賞です。


まぁ、こんな品評会はあちこちで行われており、


運営側も殖産意識丸出しで賞もいっぱい出していますので、


こんな訳のわからん賞もいっぱいあるのでしょう。



現在公平な意味において、ウイスキーマガジンが主催するWWAが一番の権威かもしれません。


6部門別に1商品しか最優秀賞には選ばれません。


ニッカ竹鶴21年が2007年、WWAワールド・ベスト・ブレンデッドモルト受賞。


ニッカ竹鶴21年2009年、WWAワールド・ベスト・ブレンデッドモルト受賞。


やっとのことでサントリー響21年WWA 2010 ワールド ベスト ブレンデッドウイスキー受賞。


竹鶴21年が2年連続3回目のWWA2010ワールド・ベスト・ブレンデッドモルト受賞 。


(サントリーの名誉の為に1本10万円の響30年での受賞は2度あります。)



品質本位のニッカウヰスキーか、商売本位のサントリーウイスキーかです。


私は品質にこだわるニッカの姿勢が好きです。


但し、ニッカは経営危機の折にアサヒビールのグループ会社になっていますが、


サントリーは依然と経営基盤がしっかりしていらっしゃる。


ただ、私はサントリーみたいに宣伝だけで中身はおろそかしたくありません。


それがウチのものづくり企業としてのポリシーです。



ただし、経営状態もニッカ的かも(小)











何をやっても胡散臭いサントリー

私はサントリーを信用しない。


ビールや発泡酒は出来るだけサントリーを避ける。


ウイスキーは絶対にサントリーを飲まない。


この20年以上サントリーのウイスキーは一滴も飲んでいない。


男の作法です。ポリシーです。


男は黙って竹鶴17年(以上)です。


もしくはバランタイン17年(以上)です。


(ただし、残念ながら現在の発売元はサントリーだっけ)。


バランタインのフィネストはサントリーらしくエタノールがたっぷり入っていて、


あんなエグーいものは飲めたものではございません。


エタノールと私が言っているのは廃糖蜜(サトウキビのかす)から摂ったもので、


醸造アルコールとか言われているエグ~い焼酎の事です。


この醸造アルコールは醸造酒にも醤油にも使われていますが私は大っ嫌いです。



あるお酒の専門家の話。


サントリー所有の100万樽を1/12(12年寝かせるサイクル)出荷したとしても、


日本中の「山崎」の量はまかなえない。(ええっ?)


…らしい。


そこのところが、さすがサントリーらしい。(小)