高野喜久雄作詩 髙田三郎作曲 混声合唱組曲「ひたすらな道」 曲の一部が頭の中で…  | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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何となくチャイコフスキーの交響曲第5番をテーマに記事を書きかけたのですが、どうもちょっとしっくりきません。さあて、これは連続記事投稿もついに途切れるか……、危機です…なんて(笑)

 

そんなこんなで風呂に入っている内に、何故か、合唱組曲「ひたすらな道」の2曲目「白鳥」が頭に浮かび、これが頭の中でループし始めました。「切れーる、切れーる、切れてもなお飛ぶーのだ。」ピアノの音が頭の中で激しく鳴り響きます。あのあたりはどうやったら効果的に演奏できるのだろう。何だか40数年前にあれこれ考えていたことが、今ごろになってまた頭に浮かんだりするのはおかしなものです。そんなにしつこい性格でも無いはずなのに(笑)

 

風呂から上がり、YouTubeやiTunesで、「ひたすらな道」の演奏をいくつか続けて聴きました。好きな曲なのですが、なかなかこれは凄いと言う演奏には出会えないような気もします。この記事冒頭に掲載したのは作曲者髙田三郎氏が指揮、初演にも関わった盛岡コメット合唱団の演奏したCDの音源です。やはりこれが一番説得力があるかな。

 

「『ひたすらな道』は、髙田三郎作曲の合唱組曲である。全編でピアノを伴う。
混声合唱曲として作曲され、「弦」は1975年(昭和50年)8月24日、東京放送合唱団(NHK放送)により、「姫」「白鳥」は1976年(昭和51年)2月21日、盛岡コメット混声合唱団によって初演された。『わたしの願い』『水のいのち』という名作をこの世におくった髙田三郎/高野喜久雄による第3作目。作者はこの組曲でいっそうの冴えをみせ、ほりさげの奥深さ、のぼりつめる高みを感じさせないではおかない。この作者ならではの緻密さ、質の高さがうかがえる名作。音楽の劇的な緊張感、充分に書き確かめられた合唱技法から来る、心から湧き出でる表現が合唱を愛する人たちを魅了しているのである。
1977年(昭和52年)には女声合唱版が出版され、以来両版とも数多くのコンサート・コンクールで歌われている。
男声合唱版は、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団の委嘱によって作曲者自身により編曲され、1981年(昭和56年)12月11日(東京郵便貯金ホール)及び12日(東京厚生年金会館大ホール・現存せず)同団の第106回定期演奏会において初演された(指揮:木下保、ピアノ:木下歌子)。
日本プロ合唱団連合(略称:プロ連。1969年(昭和44年)設立。4つのプロ合唱団(東京混声合唱団、二期会合唱団、東京放送合唱団、日本合唱協会により構成)の委嘱により、作曲者自身による管弦楽伴奏版も作曲されており、1979年(昭和54年)2月6日、プロ連第9回定期演奏会において、新日本フィルハーモニー交響楽団、作曲者自身の指揮によって初演された。」(Wikipedia ひたすらな道 より)

 

もしよろしければ、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

 

 

こんな記事を投稿したこともありました。

 

 

 

日本合唱曲全集「ひたすらな道」高田三郎作品集(2)

1  混声合唱組曲「ひたすらな道」姫
2  混声合唱組曲「ひたすらな道」白鳥
3  混声合唱組曲「ひたすらな道」弦
4  混声合唱組曲「内なる遠さ」飛翔-白鷺
5  混声合唱組曲「内なる遠さ」崖の上-かもしか
6  混声合唱組曲「内なる遠さ」合掌-さる
7  混声合唱組曲「内なる遠さ」燃えるもの-蜘蛛
8  混声合唱組曲「内なる遠さ」己れを光に-深海魚
9  混声合唱組曲「わたしの願い」いまわたしがほしいのは
10 混声合唱組曲「わたしの願い」10.雲雀にかわれ
高田三郎指揮 盛岡コメット合唱団、豊中混声合唱団

 

 

 

 

 

 

 

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画像が公開されました。お兄ちゃん、カッコいい。そして、ザム。とても良い仕上がりになっていますね!! イラストは一作目と同じ、フェルネモさんです。

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ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

 

 

 

 

 

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不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?

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「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
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