高田三郎作曲 混声合唱組曲「ひたすらな道」管弦楽版 作曲者の指揮、日本プロ合唱団連合他 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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高野喜久雄作詩、高田三郎作曲 混声合唱組曲「ひたすらな道」の管弦楽編曲版の音源がYouTubeにありました。

(以前にこの音源を聴いた記憶がありましたのでブログに投稿していないかと、見てみるとどうも記事投稿はしていないようでしたので、今日UPしてみます。)

 

「ひたすらな道」は私にとって忘れられない合唱曲のひとつ、です。

 

 

演奏は日本プロ合唱団連合と新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮が作曲者の高田三郎氏。この管弦楽版の編曲も作曲者自身が手がけたもののようです。1979年2月6日、東京文化会館大ホールでの演奏記録、とのこと。

 

オーケストラ伴奏になったことで表現の幅が拡がった部分と、ピアノ伴奏と比べ音の動きが重く鈍い感じになってしまった気がする部分と両方感じます。曲のスケール感や色彩の広がりはやはり管弦楽は魅力的だと思う反面、もっと音の立ち上がりが厳しくても良いのでは無いか、とかリズムの切れが鈍く感じる部分があったりで一長一短、といった感じ。作曲者以外の人が編曲した「水のいのち」等の管弦楽版でも、どうもピアノ版より曲自体古く感じてしまうのは聴き方の問題なのでしょうか。

 

「ひたすらな道」は高田三郎作品の中でも劇的、色彩的な面が強く出た作品ですし、作曲者自身の編曲という事も有るのかも知れませんが、こう言ったビアノ伴奏による合唱曲の管弦楽編曲版としてはかなり聴き応えのあるものになっている気がしました。

 

暫くぶりに聴いたこの曲。やはり良い曲だな、と再確認。

 

でも…

 

どちらかと言われれば原曲のピアノ伴奏の方が、好きです(笑)

 

 

 

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