かとうです。
「実際どんな働き方してるんですか？」
と、いうご質問を受ける機会がふえました。
このブログで改めて、
今のわたしの働き方と現状についてお話していきます。
わたしの働き方
現在経営している鍼灸院は日本橋三越新館のすぐそば。
当院のHPにも登場してます。
（三越新館はベランダから見えます）
広さもそこそこありまして、82㎡くらいだと思います。
スタッフは幼児体育と受付担当スタッフが1名、鍼灸師2名。
もちろんいきなりこの形態になったわけではなく...
そのあたりは後日お話していきます。
ではでは早速、「わたしの働き方」をご紹介します。
週に２日半の営業
鍼灸治療がメイン（マッサージがない）
看板がない/鍼灸院の宣伝に経費をかけたことがない
リピーター率が高い
自費診療のみ
セルフケアをすすめている
子どもや大人の発達障害の施術に力をいれている
ざっくり特徴的なことはこんな感じです。
営業日が週2日半である理由
当院の診療日は水・金の午後・土曜のみ。
月に一回日曜日に子ども専門の施術日をもうけてはいます。
こう言っちゃなんなんですが、この立地でふざけた営業日数であるのは重々承知してます。
これね、完全に体力的な問題です。
この業界に入ったきっかけ自体が自身の体調不良。
そこからのまさかの開業。
その当時のカラダの状態を振り返ると信じられない変化です。
具合が悪すぎて、
布団からおきられず壁を見つめながら、
このままだと「死ぬな」って思ったあの頃。
数年かけて、人並みに生活できるようになったとはいえ基本ポンコツ体質なので。
現場にでるのは週に３日までと決めています。
この仕事を長く続けることができた理由はこのペースを崩さなかったから。
ここ大事
他の行事ごとなどで無理するとてきめんに体調が悪くなるので、
仕事のペース配分はわたしにとって重要です。
「やる気あるんですか？」と言われることもありました。
「カラダがついていかないんですよーー」
っていう返事も定番になっています。
これは本当にそうなので....
長く当院にいらしている方だと、逆に気遣ってくださって立場逆転（笑
一時的に木金土と３日連続で施術日をもうけていたとき、
「先生、大丈夫？やっぱり水金土にしたほうがよくないですか？」って言われました。
はい、戻しました。
（待合スペースは運動場になります）
このあたりは健康な方にはご理解頂けないジャンル。
（うちの夫も動けなくなるわたしに最初はびっくりしてました...）
自分のカラダの扱い方は自分が一番熟知していますので、
施術日数は減っても今後増えることはありません。
これがわたしのスタイルです。
鍼灸メインでマッサージは無し
割とこのパターンは少ないらしく....
「鍼灸院や整形外科に就職したけれど鍼を打つ機会がありません。」
というお話、ツイッターでたびたび見かけます。
自身の経験から鍼灸治療の素晴らしさを体感しているので、鍼はかかせないアイテム。お灸はご自宅でのセルフケアとしても人気です。
マッサージを行わない理由...
わたしはマッサージ師の資格を取得していません。
なぜなら指の関節がとても外れやすくて「マッサージまず無理！」って思いまして鍼灸専門学校の鍼灸科に進みました。
オイルマッサージを受けるのは好きです。（どうでもいい情報）
スタッフにはマッサージ師もおりますのでリクエスト頂ければ施術は可能です。
ご希望があれば是非お声がけくださいね。（土曜日のみ受付可能です）
看板なし広告費なし
これも体力のなさに繋がる話。
多くの方に対応すると自分が疲弊してしまうからです。
なので、
開業以来、
看板無し
広告宣伝費は完全に０円
（イベントや本についてはフェイスブック広告を利用したことがあります）
ご紹介以外の方を診たことがなかったので、
知られると困るとさえ思ってました（自意識過剰）
日本橋開業当初は脳梗塞の後遺症の方々がほとんど。
本当にこじんまりと口コミだけで成り立っていました。
そんな地味な鍼灸院に2006年転機が訪れます。
とあるブロガーさんがうちの施術をうけて記事にしたのです。
その発信によって患者様が激増、
月の売上が一気に４倍以上跳ね上がり、
予約枠がまったくあかない状態が続いたんですよ。
やはりネットの威力ってスゴイですね...
正直怖かったです。
でで！ここで何が言いたいかというと、
そのときいらしてくれた患者さん達が、
今でも来院されているということ。
ブログで大爆発以降、紹介以外の新規の患者さんは月にちらほらくらい。
なので、ここまで治療院を継続できた理由は
「既存患者さんの再来院」
「既存患者さんからのご紹介」
すべてここにたどり着きます。
ありがたいことです。
著書です