昨日の関東地方、
気圧の変化が激烈すぎてミシミシ音がしたくらい...
体調も悪くなりますよね...
Twitterでも同じお悩みの方がいらしたよ!
気圧の変化半端ないよね
— かとうよう子│東洋医学的ライフサイクル健康術│東京日本橋三越前│開業23年の鍼灸師 (@crysta_ya) April 6, 2023
音がするくらい変化してた
天候によって体調が左右される....
結構よくきく話です。
「雨の降る前に古傷が痛む」
なんていうのもかなり昔から言われていることですね。
天候や気圧によってカラダに不調がでる....
それが様々な再現実験を通して
「気象病」
といった名称を獲得したのはごく最近のことです。
気象病ってどういうもの?
この「気象病」は
気圧の変化や気温差などが原因となって起こる、
様々な症状の総称と言われています。
梅雨時や季節の変わり目、台風の頃に特に起こりやすいです。
気象病の主な症状
・ めまい
・ 浮遊感
・ 頭痛
・ 身体が重だるい
・ 関節の痛み
・ 気分がふさぐ
・ 喘息発作やアトピー性皮膚炎の悪化
・ 循環器系疾患(心筋梗塞 脳梗塞など)
などジャンルいろいろ....
気象病はこうやっておこる
気象病は、気圧・気温・湿度などの大きな変化によって
自律神経が乱れることが原因で起こると考えられています。
その中でも気圧の変化による影響がとても大きく
気圧が低下する際、逆に急上昇する際に症状が出ることが多いです。
この気圧の変化を感じるセンサーは
耳の「内耳」にあります。
そこは平衡感覚にも関係している場所。
内耳の場所を下のイラストで確認してみましょう。
※出典めまいナビ
気圧の低下により体がふわふわするタイプの方は
軽い”天然の船酔い状態”と思っていただくとよいかもしれませんね。
起立性調節障害や発達障害のお子さんにも多い気象病
内耳の血流が落ちると
内耳センサー機能に悪影響が出ます。
それが引き金となり自律神経が乱れて
「ふわふわ」や「イライラ」
(交感神経が高ぶって機嫌が悪くなる) などの症状が表れます。
大人だけでなくもちろんお子さんにも。。。
天気によってお子さまの機嫌、変わってませんか?
今季多発しているイライラ、
起立性調節障害のお子さまの症状の悪化、
気象病からきている可能性もあるのです。
※イライラシリーズ前編
とりあえず納豆食べとけという記事も参考にしてね。
気象病の対処法
天候の変化で体調をくずしてしまう方への対処法。
オススメなのが耳周りの刺激!
なぜなら道具がいらないからです。
↓↓こちらはちょっと小道具使うケア方法をご紹介しています。
お子様の場合であれば一番簡単なのは
みみまわし
耳介を回します。
① 親指と人差し指で耳介の真ん中をはさんで持ち、前後に3回くらいゆっくりくるくるくる
② 指で耳介を持ったまま外側にぐーっと気持ちのよいところまでひっぱる
(一日3回くらいでいいですよ)
耳回しだけでなく、
耳の穴の温めも効果的なのでオススメしてます。
気圧の変化に弱いあなたに。
ちょっとした工夫で一緒に乗り切りましょう!