始まりの対決(オプティマス編)
前回 の続き、「始まりの対決」オプティマスプライム編です。
トランスフォーム!
○キャラクター解説
オートボットの若きチームリーダー。元はオートボットアカデミーの出で将来有望な若者だったが、友人であるエリータ1を失った事件をきっかけにエリートコースからドロップアウトし、同じく友人だったセンチネルとも疎遠になってしまった。
その後はスペースブリッジ補修チームのリーダーとしてまとまらない部下たちを率いていたが、オールスパークを発見したことでディセプティコンと遭遇、地球に落下することとなる。
性格としては真面目で正義感に溢れる好人物なのだが、やや理想が空回りしがちでチーム全体の結束を重視するあまり個々人の心情に配慮出来ず、不協和音を広げてしまうこともあった。
しかし度重なる危機をチームで乗り越えていく内にリーダーとしての素質を開花させ、その統率力は総司令官ウルトラマグナスも認めるほどとなる。
第二話で地球にて再起動してからは、スキャンした消防車に変形するが、回想シーンでたびたびサイバトロンモード時代の姿を見ることが出来る。
CVはBWⅡスタースクリーム/ヘルスクリームをかつて演じた高橋広樹氏。同作ではマンティスやオートランチャーを演じ、カーロボットではギルドーを演じた経験がある。
他アニメではテニスの王子様の菊丸英二役や遊戯王シリーズの城之内克也役で有名。
○玩具解説
(とっつぁんはアクティベイター待ち)
セット概要は前項
にて。
アニメイテッドラインナップでは唯一の、サイバトロンモードのオプティマスフィギュアとなっており、海外展開ではwave1で登場した。
日本版ではお馴染みのメタリック塗装がなされている。
(ちなみにTA-01の元となったボイジャークラスオプティマスは海外ではwave2にラインナップされている)。
アニメイテッド商品としては最初期ながら、アニメイテッドらしさとでも言うべき「変形とアクションの融合」が実現されており、設計が「THE BATTLE BEGINS」版オプティマス(デラックスクラス・アースモード)に流用されるほど完成度は高い。
……それにしてもアイアンハイド小さいなぁ。
ビークルモード
トレーラーキャブにトランスフォーム。後部車輪がクローラーとなったハーフトラック型なのが特徴。
また、前面ウィンドウの面積の広さがコンセプトカーっぽさを感じさせる。
劇中ではもう少し車体後部が抉れているというか、反っているというか、よりピーキーなシルエットだった。
後部から5mmジョイントが突き出しているが、特に牽引するコンテナ類は付属しない。
サイバトロンモードやプロトフォームと呼ばれる状態のTFたちのトイは移動しやすい形程度の意味合いで未知のエイリアンビークルへと変形するため微妙なギミックで微妙な形状になるものも少なくないが、オプティマスはかなり正統派トレーラーキャブのシルエットになっているのが特徴。
比較
他にアースモードがないのでEZコレクションのオプティマスを。変形ギミックの都合で本来のデザインよりウィンドウの上下が狭まっているが、それを差し引いても人が乗ることを前提としていないサイバトロンモードの方が運転席の視界が良さそうというのはどういうことだろう(笑)
一口にトレーラーキャブと言っても方向性が驚くほど違うのが面白い。
それでいてどれも同一キャラクターだと分かるのがまた面白い。
トランスフォーム!
最大の特徴は、このシャフト部分。ウルトラアックスが両腕と腰を保持するシャフトの役割を担っている。
そして、キャビン後部を展開すると、両腕でウルトラアックスを振り上げる形に。
変形完了!
逆三角形のアニメイテッド体型。広い肩幅と張りだした後背筋、そしてスマートな足が独特のシルエットを形作る。
頭部には集光ギミックあり。ひさしが張り出しているためやや分かりにくい。
アクション
基本的な関節は大体可動。実はまともに腰が回転するアニメイテッドオプティマスはこのサイバトロンモードくらいの物だったりする。
(他タイプは連動変形ギミックやパンチギミックのせいでポージングには使いづらい)
肘は二重関節になっており、上腕側が一軸可動、前腕側がボールジョイントとなっている。上腕側がやや緩い物もあるようだが、前腕と肩のボールジョイントはかなりきつめ。
股関節のボールジョイントはメガトロンに比べると充分な保持力。
ウルトラ○○!
オプティマスの腕からはウルトラアンカーやウルトラスプレーといった様々な物が出てくる。アニメそのままとは行かないが、排気筒が回転するためそれらしいポーズを取ることが可能。
シールド
キャビンの天版がシールドに。装着したままロボットモード⇔ビークルモードに変形可能なのがミソ。
劇中の物に似た形状のアックス。後部のブースターで威力を倍増出来る。
柄が伸びるギミックは無し。また、変形の都合で柄の途中から折れ曲がるようになっている。
劇中アックスの再現度という意味ではデラックスクラス・アースモード版に一歩譲るが……
バトルアックスモード
斧刃を開くことで両刃モードに。裏側は塗装されていないが、クリアブルー成形が綺麗。
……大団扇ではない。
大質量で一気に敵を叩き潰すぞ!きっと!
ちなみにアックスの先端は引っこ抜くことが出来るため、ジョイントの上側を持たせることも可能。
変形機構で肩を上に寄せれば、両手持ちで振りかぶるポーズも出来る!
そのままワンアクションで振り下ろすのは少々厳しいが。
ちなみにブースター部分は5mm径なので、持たせればなんちゃってレーザーライフルに。
とりあえず同種の物が四つ揃ったらELEMENTSしてみるのがといず・くろすおーばー!クオリティ。
アニメイテッド版は体型にメリハリがあるため、総合するとかなり大柄になっている印象。
トランススキャニング版の実写オプティマスはさすがに小さい……
というわけでアニメイテッドオプティマスプライム・サイバトロンモードでした!
相方のメガトロン様がいかにも廉価版といった印象(それでも充分遊べるのですが)なのに対し、オプティマスは変形が凝っていて独自性も強く、また劇中でも印象的なシーンが多いため旨味が強いです。
このセット一つで(サイズ比はともかく)始まりの対決を再現出来るため、途中からアニメイテッドに入った人にもぴったりかも。
見方によっては「メガトロン邪魔」と言われてしまいそうなセットですが、メガトロンも既存の他クラス商品とは違う魅力があるため、総合的に見て割高感はありません。
あとは……通常カラーのアースモードが一般販売されればなぁ(笑)
始まりの対決(メガトロン編)
アニメイテッド第一話を振り返るような対決セットのご紹介。
オプティマスプライムVSメガトロン!
○玩具解説
セット品なのでこちらの概要から。
2010年8月下旬に発売されたTFアニメイテッドのセット商品でデラックスクラス二体入り。ただし通常のセットとは異なりこのクラスのオプティマス、メガトロンとも日本では単体発売されていない。
海外版の「“THE BATTLE BEGINS” OPTIMUS PRIME vs MEGATRON」に相当する商品ではあるが、海外版では同梱されているオプティマスがアースモード(デラックスクラス)であるのに対し、本商品では(海外で単体販売されていた)サイバトロンモードオプティマスに差し替えられているのが特徴。また、メガトロンは海外版に見られたダメージ塗装が省略され、日本版の特徴であるメタリック塗装が施されている。
その結果、構図としては「始まりの対決」に相応しい商品内容となったが、メガトロンだけがパンチアクションギミックを内蔵しているという、見ようによってはアンバランスな構成になっている。
ちなみにデラックスクラス・アースモードオプティマスは日本では「SONS of CYBERTRON 司令官セット(クリア成形。同じくクリア成形のロディマスと同梱)」で販売された他、10月から全国のファミリーマートで行われる「たからとみくじ」のB賞景品となっている。
どことなくバランスを欠いた商品展開になっている感は否めないが、日本版展開では当初同一キャラの複数クラス販売に消極的だったところで、その後の好調を受けて商品点数を増やしている形跡がみられるため、想定外のヒットゆえの混乱が招いた事態、と見ることも出来るかもしれない。
(当初はアクティベイター版オプティマスらの販売予定が無かったが、10月にスーパーコレクション1・2という形で“解禁”された辺りに深読みの余地はありそう……?)
では、紙面構成の都合でメガトロン様からご紹介。
ディセプティコンの支配者。詳しいことはこちら を参照のこと。
サイバトロンモードは第一話にのみ登場。オールスパーク奪取のためオートボット宇宙船を襲撃したが、スタースクリームが仕掛けた爆弾で損傷し、地球へと落下する際に宇宙船から放り出され、頭は若かりし頃のサムダック博士に回収されている。
ビークルモード
エイリアンジェットにトランスフォーム。実は裏から見たら顔が丸見えだったり、フュージョンキャノンの砲口が後ろを向いていたりと、微妙にツッコミどころが多い形態。
ただしフュージョンキャノンに関してはTA-06版メガトロン(ボイジャークラス)も同じ処理になっている。
TA-06版は未所持のため比較は出来ないが、ほぼダウンサイジング版と言って差し支えない。
翼付け根の円形パーツなど共通する意匠が多く、なるほど同一人物だと思わせてくれる。
変形前後のレイアウトもTA-06版と酷似している。頭部・胸部のオートモーフがない点と、フュージョンキャノンを一度取り外し再取り付けする方式にしているのが目立った違い。
ロボットモード
この形態でも基本的にはTA-06のダウンサイジングバージョン。
フュージョンキャノンが本商品では取り外し式にされたため、スタイリングが崩れていない点と、TA-06ではクリアレッド成形だったパーツのいくつかがメタリックレッド塗装になっている点が廉価版っぽい。
頭部アップ
ヘルメットのデザインがムービー版を意識した物となっている。
左写真はフローズンメガトロン。
フュージョンキャノン
TA-06にあったミサイル発射ギミックは省略されている。
変形すればブレードモードに。
劇中ではオートボット宇宙船の屋根を破っている最中にスタースクリームが仕掛けた爆弾が爆発、以後のシーンでは右腕がフレームのみの状態(それもプロールに切断される)となっているため、フュージョンキャノンそのものは破壊されたか宇宙の彼方まで吹き飛んでいった物と思われる。
ちなみに5mmジョイントをかまぼこ型に切り欠いた形のジョイントで接続しているため、回転などは出来ないが手持ちが可能。
砲身は反りかえった形状をしているが半ばから折り曲げることも可能なので、ちょっとしたハイパーバズーカ気分で携帯させられる。
アクション!
上半身の保持力は高いが、やや股関節が緩め。特にフュージョンカノンのおかげで右に重心が偏っているためやや転倒しやすい。
いつぞやの大回転オプティマス
に次ぐ(?)アメリカ人大好きなアクションギミック。
腰を捻って手を放すと、メガトロンのパンチが炸裂!
このため腰の自由な回転が出来ない他、スプリングの力でやや上半身が左を向いた形になってしまう弱点もあったりする。
フュージョンキャノンのブレードを展開した状態でギミックを発動させると、ブレードの弧とパンチの軌道が重なってなかなかかっこいい。
こうやって並べると親子っぽいな……
というわけで、始まりの対決メガトロン編でした!
続いてはオプティマスプライム。
ボムショックwithコンバッティコンズ(2)

パワーコアコンバイナー最大の特徴は、合体したドローンがそれぞれ手足モードに一発変形すること。
合体ジョイントによって内部フレームが押しこまれてパーツが展開、逆に合体解除するとドローンに内蔵されたスプリングの力でビークルモードに戻るというギミックである。
パワーアップモード
ボムショックを中心に四体のドローンが合体した姿。
アクション部位は首、肩の他に腰、股関節、膝関節が可動。スーパーリンク五体合体兵士に似通った部分があるが、肩・膝の関節はボムショック側に存在する。
一発変形ギミックの弊害で指の表情が全く固定出来ないこと、爪先がぐらついて自立がやや難しいことなどが難点。後発組ではある程度改善されているらしい。
また、腕ドローンは腕担当、足ドローンは足担当で原則的にポジションチェンジは左右交代に限定される。
オートボットを追い詰めろ!
ちなみに、ボムショックを中心にこうしたパワードスーツ的合体も可能だったりする。
というわけでボムショックwithコンバッティコンズでした!
パワーコアコンバイナーは複数種類買ってナンボなところがありますが、単体でも結構遊べます。
特に一発変形ギミックは「手にとっていじくる」という点では相当楽しく、単体でロボットにならない、腕ドローンを足に合体出来ないといった不満点を払拭してあまりあると言えるでしょう。
サイズも手ごろなので、転倒しても(高いところから落とさないかぎり)あまり破損しないというのも、自立に難点を抱えることのある合体戦士系としてはありがたいところ。情報量の多いデザインですが、対象年齢層はむしろ低めに見積もっている感があります(TFはパワーコアコンバイナー含めて大体が対象年齢5歳以上ですが)。
国内の一般玩具店では取り扱っていないものの、あるところにはありますし通販も出来るので手に入れるハードルはそこまで高くない(もちろん人によりますが)ので、前評判で食わず嫌いをせずに実際に手に取ってみてほしいオモチャと言えます。































