といず・くろすおーばー! -563ページ目

仮面ライダーオーズWonderful 将軍と21のコアメダル

 続いてはオーズ映画感想。


時系列

 アンクが映司たちと袂を分かってクライマックスに突入するより前の6月頃を想定とは言うものの、グリード勢揃いをやりたかったためかウヴァさんが真木陣営に仲間入りしていて、伊達さんがバースやってて、ロストアンクが影も形もないという、本編のどこにも差し込めない状態。

 まあ、爬虫類メダルとか、グリードから貸与されたコアメダルとかどうするんだという問題があるので……敵味方で同じメダルの奪い合いを年間通じてやってるオーズという作品の性格上、パラレル化は避けられないようです。


 でもって、ウヴァさんは「体でリズムを刻む癖がある」って公式設定なんですけど、真木邸で緑の布陣地に腰掛けて体揺すってる姿が、居心地悪くて貧乏ゆすりしているようにしか見えないという。


テューリンゲンの森

 鴻上会長と里中くんが赴いたのは、ドイツの遺跡。コアメダル発祥の地なので何か出てこないかと掘ってたら、マスター・ガラが復活……基本的に会長が元凶だよなぁオーズの物語って。グリード復活しかりロスト誕生しかりノブナガしかり。それなのに美味しいところを持っていってお咎めなしになってる(というかこの人をとがめられる立場の人がいない)のははたしていいのか(苦笑)

 あと、里中君は海外についてきている以上出張・残業代は取ってると思うんだけど、日本に瞬間移動で帰れてしまったわけだからこの辺りどうなったんだろう。

 でもって何気にここの作業でCLAWsサソリが重機っぽい動きをしてた。バースとプロトバースの件からCLAWsは何組か作られているんだろうけど、起動条件がはっきりしないな(笑)


マスター・ガラ

 東京の三ヶ所をテューリンゲンの森・江戸時代・白亜紀とそれぞれ地盤ひっくり返して入れ替えてたわけだけど、最終的には世界を滅ぼして自分が王として君臨する新たな世界に再生したかった……んだっけか。ドクター真木とはまたベクトルの違う滅び(後のことを考えているのが最大の差異)を目指していたんだけど、手段の方がクローズアップされすぎて目的がぼやけちゃった印象。

 人間の体を乗っ取ったのもよく分からないけど、もはやグリード化に近い状態だったのかこの人。


いきなりタトバキック

 タトバキックが単体で敵を倒した! 雑魚の群れだったけど

 東京に出現したドイツの森とわらわら現れるナイト兵士と戦うオーズと伊達バース。ガタトラバ・ガタトラーターなんかも使って結構派手にやってます。ここで今回のゲスト・若葉親子登場。

 駿の母親、五月はガラに取り込まれてしまっていた……

 このシーンで4グリードとかも含めて結構コアメダルを取られていて、特にタカがないのでタトバになれない状態に(実は映司の靴に挟まってたというオチがつきましたが)。


ファースト・ターン

 最終的には映司の奇策(?)によって元通りになった街並みだけど、人やモノの出入りは最終的にどう処理されたんだろう。白亜紀なんかティラノサウルス出てたし。


チャンスタイム

 ガラの使い魔ベルによるセルメダル収集作業。「一生ちょんまげにする代わりに500万円が手に入る。Yes or No?」

 でもって唐橋充氏演じるロッカーが500万円ゲット。この人、だんだん広瀬匠氏とか小川敦史氏とかと同じ箱に入りつつあるな。

 吸い寄せられそうになる伊達さんを止める後藤くんのコンビ漫才っぷりに和む。いや、見たのはまだTVでダブルバースしてなかった時期なもんで。


セカンド・ターン

 チャンスタイムで人々から徴収されたセルメダルが、ガラの装置に吸収されるとその重みで天秤がひっくり返り、連動してガラが指定した地域の時空がひっくり返るという方式。

 これにより、映司・比奈・アンク・駿、および伊達さんが1歩離れたためにバース組の手元を離れたメダルタンクとバースドライバーが江戸時代へ!

「逆に現代に転送された江戸時代」は外界に出ていかなかったようです。


江戸時代

 太秦の保守整備のために特撮班で年に一度は使わなきゃならないとか言われている太秦です。「199ヒーロー大決戦」でヨゴ映が使ってたけどね!

 ひっくり返ったエリア内で普通に運転中だったのか、江戸の町並みで交通事故起こしかけてる車に吹いた。

 そしてお互い異物同士と見なしているおかげで(特に江戸の人が)思い切り険悪ムードになってる一般人と江戸町民だった……


映司バース

 サントラで事前にバレちゃってた今回のサプライズ。ヘッド・コアがなくてオーズになれない映司が、その場にあったバースドライバーで変身!

 変身ポーズとか直後の構えとかオーズ(タトバ)っぽいけど、少なくともメダル入れたりハンドル回したりする動きに「右手を斜め下に滑らせる」動きは要らんような……癖が染みついたか。ファッションショーでもやってたし。


バースVS鵺ヤミー

 オーズ自体がキメラライダーなので、ガラが繰り出したヤミーが和製キメラの「鵺」モチーフなのは面白い。多分ガラはオーズの製作にも携わってただろうし。

 でもって結構強豪(コンボでなきゃ歯が立たないレベル)なので、慣れないバースということもあってか映司が押され気味です。

 ……そう言えばCLAWs、よく転送出来たな……あれ鴻上研究所から随時送られてくるブツだったはず。


将軍は見ていた

 今回の目玉、松平健氏演ずる暴れん坊将軍登場。この時は徳田新之助としてですが。

 しかし「貧乏旗本の三男坊」と言い張るには貫禄がありすぎる……てかこれ、完全に子供置いてけぼりだよなぁ。地域によっては昼ごろに時代劇の再放送をやってて、それで意外と浸透していることもありそうですが。

 ちなみに私は、時代劇は遠山の金さん派。


家族の絆

 おお、今回は割と被害者のケアに積極的だ(酷)

 むしろここで映司と駿が親子みたい、となったのが後々の伏線に。さらに比奈ちゃんも家族だ手を繋ごう、って女心に疎い割にフラグは立てる映司はギャルゲ主人公属性をつけつつあった(違)


将軍と謎のコアメダル

 翌日登場の鵺ヤミーと決着をつけ、現代に帰るためにアンクのタカコアを使って映司変身!

 これが今回のサプライズその2。アンクメダルを使ってる割に、それで特にパワーアップしたとかいうわけでもないっぽい。

 そして今度は8代将軍吉宗として暴れん坊将軍登場!

 将軍が出て来て例のBGMが鳴った瞬間、すっかりムードが暴れん坊将軍になってて劇場中から笑いが。

 というか、オーズの殺陣もいつもの動きまくりではなく、静と動のメリハリをつけた時代劇調のものになってたりします。

 これまでも「江戸の街並みに特撮ヒーロー」という構図は何度かあったんですけど、直近で長回しのアクションをしていたのは「さらば電王」かな。あの時はイマジンやライダーたちの大乱闘で少々落ち着きのない絵面になっていたので、江戸ムードを活かすためにヒーロー側を歩み寄らせる今回の演出は個人的に歓迎。

 そして、サプライズ……というよりはお約束の劇場オリジナルフォーム、ブラカワニコンボ登場。コアメダルが将軍家に献上された舶来品で、前日にアンクが落としたセルメダルに気付いた将軍がオーズゆかりの品と察知して持ってきたという、「将軍」と「新コンボ」の間のギャップを強引に埋め立てた展開が割と凄い。


ブラカ~ワニッ!

 オースキャナー誤作動でやっぱりバレてた爬虫類コンボ。腕の甲羅で受け止め、足のワニキックで削るスタイル。じゃあ頭のコブラはどうするのかと思ったら、その辺で拾った笛を吹いたら(宇宙船でも市販の笛を改造したということで特写無し)背中からコブラが!あと鵺ヤミーの蛇部分も反乱! 蛇使い属性なのは分かるんで、せめて笛くらい自力生成してくれ(笑)


その名は仮面ライダーオーズ火野映司!!

 小林脚本でオーズが仮面ライダーと呼ばれたのはこれが初めてか。これまでは基本的に番外色の強いエピソードでの呼称が主だったし、小林さんは番組独自の固有名詞に依らない表現を好んでいるフシがあるから、ここで「仮面ライダー」と出るのは意外だったというかまさか何も考えてないんじゃ

 映司の欲望を吸収してこそガラの望みは叶えられる……と唆す会長がちょっと悪魔。


映司だけは無事に返す or みーんな消えちゃう

 映司のトラウマを直球で抉る二者択一。しかし駿と比奈を「家族みたいなものならOK」と妥協しちゃったのが最大のミス。


みんな家族だからみんな連れて行け!

 屁理屈以外の何物でもないんだけど、映司はその場にいる人間(註:江戸時代の人も含む)全員が家族だと心から主張。これによって映司の「巨大な欲望」が大量のセルメダルを生み出し、ガラの装置のキャパシティをも突破して豪快なちゃぶ台返しを起こして全てを元通りに!

 この逆転劇は「そう来たか!」と感心した部分……ではあるんだけど、「自分だけ助かってしまった映司のトラウマ」を「家族と見なした人間全てを救う巨大な欲望」で乗り越えさせて「まさに欲望は世界を救うスバラシイ!」を体現してしまったので、これまでTVで引っ張ってきた伏線を映画で昇華させちゃったんだよなぁ。そのネガとして、最終回直前の映司が力を求めてトチ狂ってる(ようにしか見えない)のが痛し痒し。

 テレビでやると予想、というか期待されていたネタを映画でさくさく昇華しちゃったのは、テレビ終盤でそれ以上のものを見せてくれる自信の表れなのかもしれないけれど、正直本編は予想を裏切ろうとしすぎて滑っている印象ががが。


 ここから主題歌がかかって、タカコアが靴に挟まってましたな脱力オチ経由の、第2話以来のタコカンブリッジ駆け上がりでガラの元まで殴り込む流れはなかなか燃えます。でもって、駆け付けたオーズが「鴻上王を守る騎士」に見えてしまったのは会長が濃すぎるのが悪い。


駿の呼びかけ

 親子のすれ違いが解消されて五月がガラから救いだされるシーン。チーターがあったらリボルスピンキックで片がついてたとか言っちゃいけない。多分。


仮面ライダーフォーゼ

 バレバレではあったけどサプライズその4、新ライダー登場。

 ディケイドの時のWが通りすがりでシャドームーンをボコって美味しいとこだけ持ってって撤収、Wの時のオーズは素顔で登場して変身して「ここは任せて先に行け」をやり、今回のフォーゼは変身状態で登場して共闘、一段落したら変身解除して去っていく、と何気に毎回パターンは変えていますね。来年はどう出るか。

 マジックハンドでオーズをぶん回して「慣れろ!横Gに慣れるのは宇宙飛行士の基本だ!」と無茶振りしてくれる弦太朗くんだけど、フォーゼ本編でこれやるとしたら二号ライダーが出てからか。


ガラ怪物態

 やれやれ一段落と思ったら、ガラハンドが伸びて来て映司の体内の恐竜メダルから3枚持っていくというあがき。てか映司の体貫通してたけど、メダルぶっこ抜きだけなら大丈夫なのか。というか映司のグリード化が進行している印?

 そして新たなオーズになると息巻いていたガラは巨大な怪物態になってしまった。もっと「オーズ!」って感じになってほしかったなぁ。


オーズ! これを使え!

「ガラに世界を壊されちゃこっちもたまったもんじゃない」と、グリードの皆さんがコアメダルを投げ渡してくれる呉越同舟展開。

 というかグリードの皆さんは後で自分のメダルを奪還出来てたんだろうか。投げ渡したことで映司とガラの二人で鳥・虫・猫メダルを7枚ずつ持っている計算になるから、ウヴァとカザリが2枚しか残ってなくて何気にやばい。


フルコンボフルボッコ

 ガタキリバで分身して、それぞれのオーズがメダルチェンジで各コンボへ! って、ガタキリバ(A)が受け取ったトリケラメダルをガタキリバ(B)に「これよろしくね」って渡したら、ガタキリバ(B)の中から残りの恐竜メダルがぽーんと出てきたんだけど、恐竜メダルまでいっしょくたに増殖していないと仮定するとガタキリバ(B)が本体か。

 そして8人で輪を描きタトバ・ガタキリバ・ラトラーター・サゴーゾ・タジャドル・シャウタ・プトティラ・ブラカワニにフォームチェンジ! ガタキリバからガタキリバにチェンジする意義がよく分からないけど歌を流したかっただけか。

 凍結したり飛行したり切り裂いたり色々やって、最終的にはプロミネンスドロップ・オクトバニッシュが突き刺さったところに追い打ちタトバキック!

 決まった後の三色OOOエフェクトはかっこいいんだよなぁ。


手を繋ごう

 映司のよく言う「手の届く範囲での人助け」というのは、自分が隣人を思いやり、隣人がそのまた隣人を思いやり、それを突き詰めていけば世界も平和になるだろう、ってことなんでしょう。それを体現するのが「手を繋ごう」という映画のメッセージ……なんですけど、ここでメッセージやっちゃってテレビ本編終盤だと「どこまでも届く力が欲しい」になっちゃってるからなぁ。伊達さん後藤くんの説得で「一人で手を伸ばすのではなく連鎖的にやっていく」という方針にシフトする展開になるのかな。


総評

 テレビの延長線上の映画、という意味ではよく出来ていたとは思います。ただ、ここで完全燃焼してしまって肝心の本編が不穏なのがちょっと本末転倒くさい。

「全ての仮面ライダーを集めるディケイド」や「街を助け街に助けられるW」でも「TVでの積み重ねを映画で昇華してしまう」構図になってしまっているきらいはあったんですけど、それがオーズは顕著に出てしまったなぁ……と。

 夏に終盤と映画を同時に迎え、冬にムービー大戦、というフォーマットから課題が明確化したように思えるので、フォーゼ以降どう対応していくかも楽しみです。

海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船

 実はダークサイド・ムーンと立て続けに見ていたSHT映画。

 まずはゴーカイジャーから感想レビューです。


伊狩鎧、いきなり登場&退場

 この時期のスーパー戦隊シリーズは、TV本編で追加戦士が登場し、初期レギュラー誰か一人との絡みで双方の掘り下げを行ってますが、これは追加戦士を売り出す一方で、映画の撮影のために初期メンバーのスケジュールを調整するという事情も絡んでのことです。

 そのため鎧役の池田氏はTVで出ずっぱりになる一方、映画での出番は冒頭のみ。ゴーカイジャーはレジェンドゲストを招く都合上、歴代戦隊の中でも特にスケジュール調整がタイトのようで、実は初期メンバーも生身での活躍があまりなかったりします。

 ちなみに池田氏は鎧としての初撮影がこの映画のシーンだったとのこと。この辺りもスーパー戦隊映画では恒例になっていますね。

 ……にしても今回は、ちょっと貧乏くじすぎた感あり。マーベラスも「俺たちゃずっと五人で戦って来てんだ!」とか言っちゃうしな!


幽霊船とにせゴーカイオーと幽霊船長ロスダーク、そしてゴッドアイ

 結構面白い題材だっただけに、あまり掘り下げられずに終わったのが残念。1時間の尺で見たかった……

 一度だけ何でも命ある者の願いを叶えてくれるゴッドアイと、命がないために他者の生命エネルギーを奪って復活しようと目論んだロスダーク。幽霊船には過去のスーパー戦隊に敗れた悪役たちの怨霊が住まう空間があり、直接の戦力としてはにせゴーカイオーが配備されている……

 かつてスーパー戦隊に敗れた者の怨霊という意味では「199ヒーロー大決戦 」の黒十字王に繋がるものがあるし、にせゴーカイオーはゴーカイオーが実質上「大いなる力を集めて発動させるためのプラットフォーム」であることを考えると、幽霊船自体が「ゴーカイオーと宇宙最大のお宝」と対になるカウンターウェポン的な存在だったとも考えられる。

 ロスダークがもっと上手く使っていれば、にせゴーカイオーのハッチから歴代悪の組織の大いなる力が飛び出したかも知れない。

 ……というか、バスコやザンギャック一同がこれに目を付けて終盤の切り札として持ち出して来る可能性もあるとしたら、実はこの映画が前振り回だった、という可能性もあるか。


今回のザンギャック

 ゴッドアイの噂は宇宙では有名なものらしく、殿下はさっそくバリゾーグとインサーンに回収を命じる。

 そして幽霊船目掛けて降下した回収部隊は、幽霊船に避けられてあえなく落下していくという出オチっぷり(笑) 殿下がキレてゴーミンたちに八つ当たりしてるんだけど、殿下に投げられたゴーミンをプロレスよろしく反動つけて投げ返すゴーミンコンビがいたり、こいつら遊んでるだろ!


幽霊船突入

 ハカセはともかく、意外とルカもびびってたような。ロスダークと対面するも、ゴーカイジャーは巨大ドクロに飲み込まれて亡霊世界へ……!


我ら戦闘員軍団

 自称精鋭の雑魚たち登場! これを見た時には、まさか本編でマゲラッパが多数登場 するなどとは想像だにしてなかった……あと、コットポトロとか何種類かは複数体いましたね。

 でもって、リーダー格がナナシっていうのは装飾が多めだからか。ビービ虫、ウガッツ、ゾビルは前の映画で目立ってましたし。でもって、原典じゃそんなに流暢に喋ってないはずの戦闘員まで自己主張強く喋ってるのが何とも(笑)

 ちなみに撮影場所は「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」でも異空間として使われた場所ですね。ちょっとアジア風だけど微妙に無国籍な感じ。


合体戦闘員

 センターに陣取っているのはナナシだけど、実は一番占有面積が多いのはグリナム兵(鳥人戦隊ジェットマン)だったりする。

 しかし合体しても雑魚は雑魚というか、この手の合体系のお約束である主導権争いがダンスに見える→豪快チェンジでバトルフィーバー、ペンタフォースで即爆破、という。


VS野球仮面

 タイムリミットが迫っている割に暢気なことやってるなぁ。仮面怪人相手なので当然ゴレンジャーに豪快チェンジ。怪人と戦隊の対応が出来ているってことは、鎧がスーパー戦隊ファイルを作って以降のお話なんだろうか。

 アイムがボールを作り、ルカがキャッチャーで、男性陣三人が順に投げて行ってスリーアウト……なんだけど、このボールが「ゴレンジャーハリケーン・チアガール!」なもんだから、最後はボールの中からG3プリンセスが出て来て「打っちゃいやよオジサマ?」と籠絡にかかるというなかなか秘境臭い絵面に(笑)

 もうこれ、ゴーオンジャーの大いなる力でいいよ(違) てか、早輝役の逢沢りな氏、まさかのゴーカイ映画連続出演


VSアブレラ

 さっきやられた連中とは別個体だろうアーナロイド、バーツロイド、イーガロイドを引き連れて現れたのはエージェント・アブレラ。野球仮面が永井一郎氏であるように、当然アブレラは中尾隆聖氏が担当しています。


ジョーの提案

 延々相手の物量に付き合ってタイムリミットを迎えるより、マーベラスに先に行かせて後で合流した方がいい。

 渋るマーベラスの背中を押すジョーがかっこいい。さすが海賊戦隊のサブリーダーだな!

 というわけで、ジョーたち四人はデカレンジャーに、マーベラスはレッドホークにチェンジ!


VSロスダーク

 仲間を見捨てて一人だけ助かった、とマーベラスをあざ笑うロスダークに対し、マーベラスは「俺たちはいつだって5人で戦っている」と返し、決戦開始! 鎧涙目とか言わない。

 今回ストーリーは極めて一本道なんですけど、ここの戦闘が高密度なので満足度はかなり高いです。


マーベラスの願い

 夢は仲間たちと掴まないと意味はない。宇宙最大のお宝を探すための近道として求めたゴッドアイも、仲間に比べればどうってことはない。

 マーベラスはゴッドアイに、仲間を元の空間に戻すよう願う! ここはベタだけど燃えるところ。まあ海賊らしく仲間も宝も総取りとやってほしくはあったものの、それやっちゃうと物語終わるし(汗)

 そして仲間たちが罪悪感を抱かないように「ゴッドアイは偽物だった」と嘘をつくマーベラスと、それを見抜いてあえて何も言わないジョーたち四人がともに粋です。


ゴーカイオーVSにせゴーカイオー

 白組でなくとも制作期間に余裕があればこのくらいのCGロボバトルなど……! という意地を見せるかのごとく、巨大幽霊船を舞台に繰り広げられるロボバトル!

 まあ、これを着ぐるみ+セットでやると安っぽくなりそうだし(汗)

 よく見るとゴーカイオーとにせゴーカイオーの着ぐるみが同時に映っているカットがないので、にせゴーカイオーはゴーカイオーのパーツ(頭部・左手首・換装の時につけ外し出来るハッチ類)を交換して撮影していたようです。

 宇宙船だとライダーの撮影用スーツ事情は毎年やるのに、戦隊ロボの撮影事情はあまり取り上げてくれないんだよなぁ。この辺り結構知りたいんですが。


大いなる力同時発動

 マーベラスがゴレンジャーキーでバリブルーン、ジョーがマジレンジャーキーでマジドラゴン、ルカがデカレンジャーキーでパトストライカー、ハカセがゲキレンジャーキーでゲキタイガー(!)、アイムがゴセイジャーキーでドラゴンヘッダーをそれぞれ召喚! キー一本で各々対応マシンのハッチから出現させてます。

 にせゴーカイオーとの撃ち合いに勝利し、爆発する幽霊船からマジゴーカイオーで脱出……やっぱり飛行能力付加のマジゴーカイオーは便利ですね。

 ゴーカイ大激激獣の時は半透明のオーラ体だったゲキタイガーが、今回はしっかり実体を持ってて吹いた。これは頑張ればゲキトージャ作れるぞやっぱり……ドラゴンヘッダーも近くに旅客機がいればゴセイドラゴンになれるだろうし。


戦い終わって

 蚊帳の外の鎧なのでした(笑)

 俺たちの戦いはこれからだ!


総括

 前回の映画が「スーパー戦隊35作記念」という性格を前面に押し出していたのとは対照的に、今回は「海賊戦隊」単体のエピソードになっていました。

 まあ敵は戦闘員・野球仮面・アブレラといるわけですけど、あの世界における「悪しき亡霊」となると、それすなわち「歴代の悪の組織の構成員」になりますし、映画という大舞台で決着をつけられる「ザンギャック以外の敵」として用意する新キャラをロスダークだけに絞ることで、一度に大勢出してキャラが薄まることを上手く回避した、と評価すべきでしょう。

 もうちょっと尺があってがっつり描写出来たら、さらに濃厚なストーリーとアクションになったのかなぁとは思います。そこがもったいない……ので、是非とも正月の「スーパー戦隊祭」でもう一丁デカイ花火を上げていただきたいですね。

トランスフォーマー ダークサイド・ムーン

 ちょいと前に見てきました、ダークサイド・ムーン。

 しかしまあ、劇中の経過に沿った感想レビューや小説版との比較なんかは他の人に先を越されまくっているので、壱伏としては別の立場を模索してみたりして。


 そんなわけで、ちょっと映画三作で起きた出来事を並べてみました。

 なお、アメコミはまったくチェックしていません(汗) また、玩具オリジナルストーリーもあまり反映させていません。

 基本的には映像準拠で、それに小説版を交えてのピックアップとなるのでご了承ください。


○7人(小説では13人)のプライムが地球に来訪し、エネルゴン生成マシン(グレートマシン)の設置を計画。しかし地球に生命体がいることから計画を断念。

 プライムの一人、ザ・フォールンが計画の強行を主張し、決別。

 残るプライムは命を賭してマトリクスをヨルダンの遺跡、グレートマシンをピラミッド、ザ・フォールンをとある小惑星に封印する。


○ザ・フォールン、ディセプティコンを結成。シーカーを率いて地球に来訪。うち何名かはそのまま地球に滞在し続ける。


○ザ・フォールン、弟子にしてサイバトロン星防衛司令官であるメガトロンを唆し、戦争を引き起こす。


○戦いはディセプティコン優勢のまま進むが、サイバトロン星が荒廃。


○先代プライムであるセンチネルプライムが、サイバトロン星を再興すべくメガトロンと密約を結ぶ。


○オールスパークが彼方へ射出され、メガトロンがそれを追って行方をくらます。

 メガトロン、北極に墜落して氷漬けとなる。


○センチネルプライム、サイバトロン星を脱出しようとするが、スタースクリームらの襲撃を受ける(実は狂言)

※表向きは大規模スペースブリッジとそれを操るセンチネルプライムが新天地を目指し、オートボットを移住させる計画だった?


○オートボット、ディセプティコンともサイバトロン星を離れ、オールスパーク探索の旅に出つつ宇宙の各地で小競り合いを行う。

 そんな状態が数千年は続く。


○1897年。探検家アーチボルト・ウィトウィッキー、NBE-1、通称アイスマン(メガトロン)と遭遇。


○NBE-1の解析結果から地球の電子工学が飛躍的に発達する。セクター7設立。


○月面にアークが激突。米国政府、その調査のためにアポロ計画を開始。


○アポロ11号、月面に向けて出発。通信途絶を装い、アークを調査する。

 同時にNBE-1の技術を模倣した宇宙船ゴースト1号、技術検証のため極秘に飛び立つ。


○ゴースト1号、ワームホールの彼方でオートボット・ディセプティコンと接触。

 NBE-1、多少のトラブルに見舞われながらもアラスカからオールスパークが眠るフーバーダムへと輸送される。


○宇宙開発競争の陰でアーク探索が続き、スペースブリッジの米ソともに「柱」を持ち帰る。

 後にソ連政府が柱からエネルギーを取り出そうとした実験が元でチェルノブイリ原発事故が起きる。


○サウンドウェーブら、地球に到着。経済、プログラミング分野等で宇宙開発に関わる人材を恫喝し、宇宙開発計画を裏でコントロール。月の裏側から人類の目を遠ざける。(この時点で相当数のディセプティコンが月の裏側に潜伏していた?)


○スタースクリームら地球に到着し潜伏。

 バンブルビーもまた近い時期に地球に到着、サム・ウィトウィッキーの護衛の任に赴く。


○カタール基地襲撃事件から始まるオールスパークを巡る戦いの中で、サムの手によりオールスパークは失われメガトロン絶命。

 オプティマスプライム、同胞を地球に招くべくメッセージを送る。


○セクター7解散。N.E.S.T設立。

 宇宙へ逃げのびたスタースクリーム、ザ・フォールンの元で軍勢を立て直す。


○リベンジ事変。メガトロン復活。オプティマス、一時戦死。指揮権のマトリクス、一度崩壊するも再生され、オプティマスを復活させる。ザ・フォールン戦死。

 トランスフォーマーの存在が全世界に露見する。


○サム、大統領から勲章を授与される。ミカエラにフラれ、カーリーと交際。

(アメコミによると、ツインズやアーシー、ジョルトらがリベンジ後、ダークサイド・ムーン前の期間で戦死)


○ディラン、オートボットの監視者とするためサムをアキュレッタ・システムズに入社出来るよう手を回す。

 センチネルプライム復活。

 彼の手引きにより、月からディセプティコンの大艦隊が出現する。

 スタースクリーム、メガトロンの長期的計画に対しておべんちゃらを述べる。


 見落としはあるでしょうけど、大まかなポイントはこんなものでしょうか。


 映画は基本的にサム、およびオートボットたちの視点で描かれているのでディセプティコンの背後関係がいまひとつ不透明だったりします。

(まあ、三部作構想があったとはいえ「前作の好評につき続編制作」という流れがあるため作品数が増えるに従って後付け設定が生まれたりするのはしょうがないんですが)

 その辺をとりあえず書き出していくと、それはそれで見えてくるものがありますね。


・ディセプティコン内にはメガトロン派とザ・フォールン派が存在する。

 まあ、現社長派と前社長派みたいなものってことで。メガトロン派はサウンドウェーブ以下、今回登場した月の裏側の軍勢。フォールン派は前作リベンジで登場した軍勢。

「ザ・フォールン様が蘇る!」とか言ってたデモリッシャーとかが分かりやすいフォールン派ですね。メガトロン派はフォールンの召集に応じず、ずっと月の裏側で息をひそめてたり人間社会に干渉してたりと暗躍していた様子。

 スタスク は本心としてはどっち派でもなく「俺様派」。あるいは自称「フォールンの後継者」。全身にエイリアンタトゥーとかしているので、メガトロンよりはフォールンを重視していたのかもしれない。フォールンもメガトロンもいなければ俺様がニューリーダーだ!とか考えつつ、結局フォールン派を抱え込んだせいでフォールン本人を担ぎ出さなきゃならなくなった、みたいな感じかも。

 サウンドウェーブは本来メガトロン派なんだけど、現実にフォールンが主導権を握ったことでわざわざプロトフォームに戻って人工衛星への工作とかしていた様子。この辺りは前々から地球で暗躍していたことをフォールンに悟られまいとする努力が窺えるような。

 どうもリベンジ劇中を見るとフォールンはメガトロンをそんなに重要視しているように思えなかったし、メガトロン再生計画はほぼサウンドウェーブ(と彼に派遣されたラヴィッジ)主導と言って差し支えない感じだし。

(単にずーっと月を前線基地にしていて、前作に登場したコンストラクティコンとか隕石で降ってきたプロトフォーム連中も月からやってきて、不利を悟って月に帰っただけかも知れませんけど……)


・メガトロンの当初の計画

 オールスパークが師匠の因縁の地・地球に向かったのは偶然か運命的な物であって、メガトロンが最初から地球を目指したとは考えにくい(下手に起こしたら主導権を奪われて面倒なことになるのは目に見えているし、リベンジで実際にそうなっている)。

 誰が打ち上げたかはともかく、メガトロンがオールスパークを追跡して大よその位置をセンチネルに送信、合流地点を決めたという流れだと思われます。

 その地球で片や墜落して氷漬け、こなた月に激突して意識不明ってのも何だけど。

 計画としてはオールスパークをメガトロンが独占して兵力を増やしつつ、合流したセンチネルの手でスペースブリッジを開いてサイバトロン星とのゲートを開き、一気に乗り込んでオートボットを屈服させる(センチネルは屈服で済むと思い、メガトロンは撃滅まで目論むといった差はあったかも知れない)のが当初の計画だったのでしょう。

 そしてメガトロンとセンチネル以外にこの計画を把握していたのはサウンドウェーブ以下生粋のメガトロン派。両者が地球に向かい、トラブルに見舞われた(特に大質量の運搬役を担うセンチネルプライムを蘇生させる方法がすぐには見つからなかったのが痛恨)ことを察知するや否や、現地の生命体(人間)の目を月の裏側から隠すよう手を打っている。

 一方スタースクリームらネメシス号ご一行はメガトロン探索も任務の一つとしながらも(スタスクが余計なことをしかねない)ために情報を与えられていなかった様子。ゴースト号との接触からすぐさま地球を特定することが出来ず、地球での活動に関しては実質サウンドウェーブに先を越されていることから、重要な計画に関しては蚊帳の外に置かれていたようです。

 それでフォールンもメガトロンもいなくなって「俺様がニューリーダーだ」と言ってるスタスクを横目に、メガトロンとセンチネルの復活のために暗躍していて、フォールン登場後もあくまでメガトロンの計画のために動いていたであろうサウンドウェーブさんは本当に忠臣だな。

 リベンジの時も、フォールンが「グレートマシンの鍵」として飛び付いたマトリクスを衛星軌道上から見て「あれこそがセンチネル復活の鍵」と確信したんじゃなかろうか。


・そうなるとショックウェーブさんは何だったんだろう。

「真の意味でメガトロンのライバルになりうる存在」とキャラクターバイオに書かれつつ、実際は「キレ者でドリラーの飼い主」に落ち付いてた光波さんことショックウェーブ

 常にドリラーを使って地中移動とかしていたこともあるんでしょうけど、一切擬態していない辺りから地球歴は長くなさそう。

 スタスク同様に実力があるけどそれゆえに扱いにくいポジションだったのかも。

 こういうディセプティコンの人間関係は映像作品だと断片的にしか見えてこないので、日本にいても比較的容易に入手できる手段でバックストーリーを知りたいですね。


・センチネルの願ったもの

 荒廃したサイバトロン星を救うにはディセプティコンと手を組むしかなかった、と語るセンチネル。あなたのおかげでここ最近「センチネルプライム 裏切り」で検索かけてはうちのアニメイテッドセンチネル のページに辿り着く人が増えました(笑)

 それはともかく、主張は分かるもののオプティマスたちに相談しない、アイアンハイドに不意打ち、そもそもディセプティコンが勝利したら残ったオートボットを皆殺しにしかねないことを失念している、と方法に問題ありまくり。

 オプティマスとの決闘の台詞からするに、過去の栄光よもう一度的な考えに囚われてしまってたのか。目覚めた瞬間視界に入ったオプティマスをボコりだしたのは「やべ、計画がバレた!?」的な焦りじゃなかろうか。

 結局自分で自分を裏切っているとオプティマスに指摘されているし、科学者としては優秀だったけれどプライムの器ではなかった、というか自分から矮小化してしまったと。


・メガトロン様踏んだり蹴ったり

 一作目の頃が一番強かった。リベンジでも少々病み上がり感があったけれど、今回に至っては最初から満身創痍だし、センチネルに主導権とられてカーリーに挑発されて、オプティマスに挑んでシンさん張りの脊髄抜き食らって……

 前作今作とゲスト悪役に美味しいところを取られっぱなしなのがちょっと悲しい。


・地球人とオートボットのこれから

 CMでは不穏当なことを言いながら、蓋を開けてみれば健気なほどに人類のために戦っていたオプティマスとオートボットたち。

 メアリングさんもデレたことだし、他にもオートボットは宇宙に散らばっているはずだろうし(さすがに今作で生き残ったのがトランスフォーマーの全てとは考えにくいし考えたくない/汗)。

 地球人にその存在が露見していることとシカゴがほぼ壊滅状態になったことを考えると、いっそ残るオートボットを宇宙中から集めつつ復興作業に従事させ、地球人との共存路線を強調する方向が妥当なのかな。まだまだ人々にとってはトランスフォーマーは畏怖の対象だろうし、そこを解消していくのが今後の課題でしょう。

 サムは……どうなるのかな。普段はさえないけどTF関係の有事ではとんでもないパワーを発揮する、っていうのは日常生活じゃ役に立たないスキルなんだけど、メアリングさんがデレたんで親善大使的なポジションを手に入れられそうな気もする。

 小説版だと生き残ったディセプティコンをメガトロンがまとめてサイバトロン星に連れ帰り復興を試みるENDになっていたものの、映像では思い切り決着つけてしまった上、有力そうなスタスク・サウンドウェーブ・ショックウェーブも昇天してしまったため、こっちはこっちでディセプティコンが残っていても烏合の衆でしかなさそう。

 小競り合いは生じるでしょうけど、ディセプティコンに強力なリーダーが現れない限り統一したビジョンのもと行動出来る目はなさそうです。

 主要層が一気に消えたしメガザラックと言えば実写じゃスコポンのことだし、次期リーダーが現れるにしてもオーバーロードかデスザラスを待たなきゃならないのか(笑)


・嗚呼ディラン

 ある意味一番面白かった人。父親の代からディセプティコンに脅されていて生き延びるために他にやりようはなかった……とか言ってるんですけど、家政婦さんやパーティの客がサウンドウェーブの触手プレイを見ても平然と対応していたり、あくまで我欲でカーリーを手に入れようとしてたり、そのカーリーに「人間の奴隷を統括する"王"が必要になるんでしょ?」と切り返されたりと、首輪付きとはいえその中で甘い汁を吸おうとしている強かさが凄い。

 狡猾に利益を手放さないダーティーな勝ち組って感じです。最後の最期までディセップの狗だった辺り、一本筋が通ってすらいましたね。この人のやらしさが今回の映画の人間サイドの肝だと思う。

 まだ用済み認定されていない協力者(パーティの客)なんかは生き残ったかも知れないけど、ディセプティコンという梯子を外された後も巧いこと立ち回ってダメージを最小限にしようとしてるんだろうか。


・その他映画雑感

・3Dで見たものの、どうも壱伏は3D画面と相性が悪いっぽい。

・上映前の待ち時間の間、3D眼鏡のつるのLEDが点滅してたり、レンズの明度が切り替わったりするのが楽しい。XoanD方式のアクティブシャッター式液晶レンズ搭載電子式眼鏡、らしい。

・多分一番飛び出してたのはサム

・ウィーリーに比べると商品化の予定がないブレインズのプロポーションが妙に太い。

・ところでサムの両親ってあの後どこいったんだろう。息子の忠告に従ってシカゴから逃げられたんだろうか。

・シモンズが美味しい位置。どんどん好感度上げていくなこの中年。

・コンテナつき司令官はやはり格好いい。しかし長い。個人的には9月発売のデラックスクラス狙いなんだけど、9月はフィギュアーツゴーカイレッド・仮面ライダーカイザにスパ金ダイガードと死ぬる勢い

・コピー機に変形するデラックスクラス・レーザービークとピンク色のバンブルビーも欲しいところ。

・さらばアイアンハイド。出て来て武器をくれたはいいが、お亡くなりになってしまったキューことホイルジャック。この二人に関しては、ショッキングなシーン作りのために殺されてしまった感があって少々……

・玩具オリジナルの域を出なかったモービルバトルバンカーに比べ、オービタルアサルトキャリアーは劇中でも印象的に登場。しかし何でセミのようにビルに留ってるんだろう。

・ちなみにモービルバトルバンカーやオービタルアサルトキャリアーのデザインは、リュウケンドーやトミカヒーローでも活躍した青木健太氏も関わっている(変形後のオリジナル部分担当)んだとか。


 そんなこんなで、今回も満足度の高いTF映画でした!

 2011年は昨年6月のはやぶさ帰還から、スペースシャトル最後の打ち上げ、有人宇宙飛行50周年、仮面ライダーフォーゼと宇宙に再び目が向いている年(週刊少年ジャンプの「ST&RS」も面白いです)。その盛り上がりの中にダークサイド・ムーンもあるんだなぁと思うと色々感慨深いものがあります。

 二年に一度のお祭りってことで今後もやってほしい気はするんですけど、三部作構想だしメガ様スタスクも死んじゃったしでTF4は無理なんだろうなぁ……とちょっと寂しい思いもありますね。

 今後も玩具オリジナルで展開していきそうな気はしますが。