アクション合金 勇者警察ジェイデッカー(前編)
今日のといず・くろすおーばーは!
デッカードが変形! ジェイローダーと合体! アートストームから登場、アクション合金ジェイデッカーをご紹介!
「残りの1.09%は、私の“人間”の部分かも知れません……」
◯キャラクター解説
七曲市に住む小学4年生、友永勇太には秘密の友達がいた。
その名はBP-110デッカード。増加、凶悪化するハイテク犯罪やバイオ災害などに対処するため、警視庁・冴島十三警視総監が始動したブレイブポリス計画の1号機たるロボット警官である。
ひょんなことから警視庁の地下秘密工場に迷い込んだ勇太はデッカードと知り合い、友達となる。本来はパートナーとなる警察官の命令に沿って行動するだけの超高性能ロボットだったはずのデッカードだったが、勇太との交流でフォルツォイクロン型第五世代AIにはやがて変化が起こり、人間のような感情を獲得するに至っていた。
しかし二人にはやがて別れの時が訪れる。警視庁に納品されるデッカードの超AIはフォーマット作業を受けるため、勇太との思い出もすべて失われてしまうというのだ。
抵抗する勇太だったが、デッカードの説得に勇気を持って前に進むことを決めて、別れを受け入れることとなる。
そんなデッカードを狙う者がいた。磁力の悪魔と呼ばれるマッドサイエンティスト、ドクトル・ガウスである。
デッカードを運搬する車列を襲撃したドクトル・ガウスの巨大ロボデスマグネは、護衛の警官やパトロイドを次々と蹴散らしデッカード用トランスポーターに迫る。
その時、デスマグネに立ちはだかったのは、家を飛び出して車列に行き当たった勇太だった。勇太は叫ぶ。
「デッカード、僕だ、勇太だ! 僕の声が聞こえるだろう? 目を覚ますんだデッカード! 目を覚まして戦うんだ! ……デッカードぉぉぉっ!」
「勇太!」
奇跡は、起きた。記憶を取り戻し自力で再起動したデッカードは、勇太と練習した名乗りを高らかに上げてデスマグネに立ち向かう。
運動性、反応性、攻撃能力――勇太が与えたデータによって設定数値を上回るパフォーマンスを見せたデッカードは、デスマグネのメインコイルと腕部を粉砕し、ドクトル・ガウスを見事に強盗現行犯で逮捕する。
そして、この戦闘を目撃していた冴島総監は決意する。友永勇太を史上最年少の少年警察官に――ブレイブポリスの"ボス(警部)"に任命することを。
こうして勇太とデッカードは、デッカードのデータを継承した心あるロボット刑事たちを仲間に加えながら、犯罪に立ち向かっていくことになる。それは人の心とは何か、善悪とは何かを問い続ける、長い戦いの幕開けでもあった……

「勇者警察ジェイデッカー」は1994年2月5日~1995年1月28日に放映された、名古屋テレビ(現メ~テレ)・サンライズ制作のロボットアニメ「勇者シリーズ」の第5作に当たる作品である。前作「勇者特急マイトガイン」でロボットが自我を持つ理由付けに用いられた超AIの設定をさらに突き詰め、「犯罪を通じて心の善悪に向き合っていく少年とロボット刑事たち」が描かれた。一方、作品の特性上勇者シリーズとしては唯一「特定の敵組織」が設定されず(幾度かの大事件に関わる黒幕はいる)、「派手な合体バンクと必殺技バンクでゲスト敵メカを爆発四散させる」といったフォーマットから外れる回も多いのが特徴。
玩具解説

2026年7月3日メーカー出荷。製造上の事情で当初の予定から約1年の延期となった。
アートストームはコレクター向けの怪獣・ロボットフィギュアを多く手掛けており、非変形のオプティマスプライムやメガトロンなどの合金フィギュアや、勇者シリーズのリメイク玩具では「POSE+」ブランドでのガオガイガー関連が知られているが、本商品は「アクション合金」ブランドでの発売となった(過去には「ボルトロン ライオンフォース(所謂ゴライオン)」や「六神合体ゴッドマーズ」が発売されている)。
設定どおりの変形合体が可能な他、パーツ交換によって造形重視モードにすることも可能。
BP-110勇者刑事デッカード

頭頂高:5.12m 重量:2.15t 最高出力:3200ps 最高速度:87km/h
ビークルモード 全長:4.49m 最高速度:427km/h
ブレイブポリス計画で建造された超AI搭載型ロボット刑事の第1号機で、勇太との交流により「勇太と離れたくない」という寂しさをキッカケとして自らの心を獲得した。
性格は誠実で実直……なのだが、ブレイブポリスが解散して仲間たちがそれぞれ第二の人生を歩む姿を見てなお「(他者が思い描くような)自分の自由な人生」を思い描けずブレイブポリスであり続けようとしてしまう、仕事人間的な一面も併せ持つ。
シボレー・コルベット型のパトカーモードを持ち、そのまま友永家のガレージから出勤しており、ご近所さんからは友永パト吉の愛称で親しまれている。
拳銃の命中率はブレイブポリスの平均値でもある98.91%。
CVはゲーム「スーパーヒーロー作戦」や「スーパーロボット大戦シリーズ」に登場するイングラム・プリスケン役の古澤徹氏。
ビークルモード
というわけで前置きが長くなったがビークルモード。何気に赤色灯だけでなくウィンドウもクリアパーツで再現されている。
エンブレムはゴールドメッキ。
転がし走行はもちろん可能。
サイズ
左からトイライズ・エクスカイザー、アーマービークルトヨタクラウンパトロールカー(ジョブレイバー)、本商品、マスターピース版エクスカイザー、THE合体ダ・ガーン、マッハポリスカー(ドライブヘッドトミカシリーズ)。
ビークルモードのデッカードの全長がおよそ9cmなので、縮尺としては1/49程度。見た目的にはジョブレイバーと絡めるのが一番自然かな。
チェンジ!
ボンネットをつまんで前に伸ばしてロックを外し、バンパーを開く。
ボンネットを前方に展開し、爪先とカカト(前輪の傍に生えている金属パーツ)を起こす。
ドア部分を後ろに畳んで前腕のロックを外す。
後輪~トランク~リアウィンドウ部をクランク可動で後ろに畳み、両腕を降ろして肩上面のカバーを閉じれば完成!
スタイリング
背負ったガワが大きいものの、踵パーツのおかげで意外と自立はさせやすい。
それ以外のプロポーションはかなり良好。
バストアップ
額のアンテナも金メッキなので無茶苦茶光を反射してしまった。
首はボールジョイント。
腕は前後回転の他、肩アーマーの内側で45°程度、肩の付け根で跳ね上げが可能。
腰は30°程回転可能。
股関節は引き出し可能。というかビークル→ロボットの一次ロックはここで外すことになる。
股関節はボールジョイントで180°開脚可能。
膝は二重関節なのだが変形の都合が優先されており、やや不自然になりがち。
カバーリリース
車体後部カバーを外すとかなり劇中に近いスタイリングになる。
ハンドオプション
まずは手刀、というか敬礼ハンド。これが左右とも付属する。
そのおかげでブレイブアップ中の飛行ポーズも再現可能!
武器持ち用穴あきハンドも左右とも付属。なお、こちらを装着した状態でもビークルモードに問題なく変形できる。
武器持ち手には制式拳銃を持たせられる。支え手は左のみ付属。
勇者警察手帳(開き状態)つきの左手。掌には手帳側の平ピンで固定される。
小サイズながら内部の表現はしっかりしている上に、裏側を見るとちゃんとカバーの「警視庁」の字があったりする。
サイズ比較
さすがに間に巨大化したワッパー君を挟み込むポリスブレイバーの方が大きい。
ジェイローダー

全長:13.32m 重量:9.34t 最高出力:9700ps 最高速度:385km/h
ジェイデッカー専用サポートビークル。
後部の2門のビームキャノンが武器で、対空砲火の他に人間用マシンガン程度の威力に調整して前方に射撃することも可能な模様。
基本的には無人状態で遠隔操作される他、運転席からの運転にも対応。後部にデッカードを収容できる。
というわけでサポートメカのジェイローダー。文章設定とは裏腹にデッカードの収納は出来ない。
この辺はTHE合体マイトガインのロコモライザーと似たような状態。
こちらも赤色灯やライト類、そしてフロント・サイドのウィンドウがクリアパーツで再現されており、エンブレムなどはゴールドメッキとなっている。
側面の「POLICE」はモールドと塗装で再現されており、質感が高い。
キャノンを起こして射撃状態。
































