THE合体 マイトガイン(1) | といず・くろすおーばー!

THE合体 マイトガイン(1)

 今日のといず・くろすおーばーは!

 勇者シリーズ4代目主役ロボ! グッドスマイルカンパニー「THE合体」より、マイトガインをご紹介!

これが噂の

 正義の力が、嵐を呼ぶぜ!

 

 

〇玩具解説

玩具解説

 2023年9月28日メーカー出荷。ガイン・マイトウイング・ロコモライザー及び各種オプションが付属しており、変形合体ギミックを再現している他、後日発売予定のマイトカイザー、マイトガンナーとの合体も前提に設計されている。

 

 

〇キャラクター解説・ガイン

ガイン

ロボット時全高:15.0m トレイン時全長:16.2m 重量:26.2t

最大モーター出力:150,000HP トレイン時最高速度:980km/h ロボット時走行速度:165.0km/h ジャンプ力:160.2m

 勇者特急隊の現場リーダーを務める超AIロボ。300系新幹線のぞみに変形し、旋風寺コンツェルンが全世界に張り巡らせた鉄道網を用いて事件現場に急行する。

 舞人とは兄弟や親友のような間柄で、冷静沈着かつややハイソ。ただ作品の性質上舞人が絶対的なヒーローをしているため、見せ場自体はやや控えめな傾向がある。

 メイン武装はハンドガンのガインショット。また合体のために短時間の飛行能力を持ち、空中戦こそ出来ないが最終回では舞人と共に敵要塞から脱出するのに一役買っていた。

 CVはビーストウォーズでライノックスを演じる中村大樹氏。

 

 

ビークルモード

前

 300系新幹線に変形……と言いたいところだが、マイトガイン放映の1993年当時はまだ権利関係の意識が緩かったというか、正式にJRの許諾を得ていたわけではないらしく、ガインも厳密には「300系新幹線に似た旋風寺コンツェルンのオリジナル車両」という扱いらしい。

 

後ろ

 ボンバーズ・ダイバーズと異なり物語前半では単独運行が主だったので出番の多い形態。真後ろのジャンプスラスターは残念ながら再現されておらず、マイトガイン時のデザイン再現のための赤い観音開きカバーになっている。

 

 

比較

比較

 THE合体ダ・ガーンのアースライナー、超合金魂ガオガイガーのライナーガオーと。

 ライナーガオーの方が比較的近いボリューム。

 

飛べる?

 ロボットモードの腰アーマー固定ジョイントがマイトウイング底面のそれと同形状なので、マイトウイング用のスタンドで空中展示できてしまったりする。

 

 

チェンジ!

チェンジ!2

 両腕を取り出し、両脚を伸ばす。

 

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 下半身を下ろして、ノーズから腰アーマーを下げて固定。

 

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 フロントアーマー上部の「腹部」を押し込み、サイドパネルを回り込ませて胴体の隙間を塞ぐ。

 

 

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 後方に伸びていたカバーを折りたたんでバックパックに。

 

 

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 股関節を広げて爪先を開いて。

 

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 上腕を伸ばし、拳を展開。肩アーマー側面のスラスターは引き出すために引っ掛けるツメが造形されているが、つまようじか何かをスラスター内に突っ込んで引き出した方がやりやすかったりする。

 

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 ロコモライザー側面のガインバスターを移設して変形完了!

 

 

ロボットモード

前後ろ

 これまでの変形可能なガインの立体物としては破格のプロポーション。

 勇者ロボを変形合体させプロポーションを保てるか、という技術的ハードルが最も高いのがマイトガインなのでTHE合体勇者シリーズの二作目に選ばれ、かつ設計のカロリーもガインに半分くらい費やしているのだそうな。

 

 

比較

比較

 大まかにTFのデラックスクラスより一回り小さい。

 

 

フェイスアップ首

 端正な顔立ち。あと顎が長い。

 

腕腕

 肩は前後に回転するが左右への開き幅が狭いのが残念。肩上に切り欠きを設ければ横に開けそうだが、強度が心配になるか。

 設計当初は上腕ロールがあったものの、こちらも強度確保のために実際の商品ではオミットされた。

 

脚脚

 下半身もやや癖のあるバランスではあるが、これまでのガイン立体物が基本的に棒立ちオンリーだったことを思うと十二分と言っていいだろう。

 

 

ガインショット

ガインショット射撃!

 手に差し込んで保持。使わない時はマイトウイング用スタンドに差し込んでおけるようになっている。

 

 

マイトウイング

 

マイトウイング

全長:16.2m 重量:23.6t 出力:不明 最高走行速度:870.2km/h 最高飛行速度:1,850km/h

 旋風寺舞人が搭乗する戦闘機。400系新幹線つばさから変形する。石油が枯渇した昭和125年では実用的な航空機が廃れており、当初は(ジェットダイバーと並ぶ)貴重な超電導ジェットだった。

 いち早く現場に急行しての情報収集や人命救助、ガインの援護などに活躍する。後半は舞人がマイトカイザーに搭乗するようになったのでロコモライザーともどもガインが遠隔操作できるよう改修されている。

 

 

トレインモード

前後ろ比較

 ガインと対になっている機体なので、全長などのボリューム感は同等。当時品にあった二両連結ジョイントは存在しない。

 また、どちらもトレインモードでのコロ走行は不可能。

 

 

チェンジ!

カナード起こす

 カナード翼を展開。

 

 

主翼展開

 主翼を二段階に開いて。

 

尾翼

 尾翼を起こせば完成!

 

 

ジェットモード

前後ろ

 内蔵している拳パーツへの影響を最低限にとどめるためか垂直尾翼が控えめで平べったいので。

 

 

ディテールアップ

 スタイリング重視の垂直尾翼が別パーツで付属している。上から差し込むのみ。

 

 

台座

スタンド別サイド

 マイトガインの各種ハンドパーツとガインショット、マイトウイングスタイリング重視用垂直尾翼を一ヶ所に纏めておける台座。マイトウイング、及びガイン(トレインモード)を空中展示できる。

 

 

ロコモライザー

ロコモライザー

全長:35.5m 重量:54.9t 出力:不明 最高速度:360,000km/h

 舞人がダイヤグラマーを用いて呼び出すサポートマシン。その巨体ゆえに2路線分の線路を必要とする……とされているが、劇中だと割とどこでもお構いなしに旋風寺コンツェルンの用意した鉄道路線を介して現れ、線路のない海上ではホバー移動も披露している。時速36万キロという速度と自動的に調整される専用最優先ダイヤを駆使し、舞人が地球上のいかなる場所にいようが3分以内に駆け付けることが可能。

 後部はマイトウイング・ガインを列車形態で収納することができる。

 

前

 さて、上記設定はともかく本商品ではマイトウイングとガインの収納ギミックはオミットされている

 まあグレートマイトガインになっても肩アーマーはガインとマイトウイングが担っている都合上、バランスを考えると細く出来ないし、アクション性能と自重を支える足首構造への影響も小さくないので、残念だが致し方のないところか。

 

後ろ

 その他だと本商品で唯一コロ走行が可能。なお動輪のシャフトは非可動で外形のみとなっている。

 ガインの節で解説した通り、汽笛パーツはガインの脚部にガインバスターとして移植されるのだが劇中ではこれと言って説明はない。

 

 

比較

比較

 人呼んでSLの化物。

 

合体だ

「行くぞガイン! 合体だ!」「了解!」

 

エンブレムレッツ・マイトガイン!