4月は自閉症の啓発月間です♪
こんにちは、クリエイティブ子育てのゆうきです4月は自閉症の啓発月間(Autism Awareness Month)です!子供たちの学校でも、毎週金曜日には、サポートするためのドネーション活動を行なっているほか、それぞれの学年、クラスルームで、自閉症スペクトラムについて、様々な角度から学んでいるようです。毎週金曜日には、自閉症ネットワークファンドレイジングも。学校の廊下にはこんなポスターも。小学校1年生では、Friend2Friendという自閉症スペクトラムの支援団体の方が来てくださり、パペットの劇を通して、自閉症に関すること、またダイバーシティ・インクルージョンについて学ぶ機会がありました。セルフ・レギュレーション、自己(感情)統制について、自閉症のお友達がなんで不得意なのかも含めて子供たちにわかりやすく話していた様子も伺えます。上の劇をみて、子供たちが描いたものが学校の廊下に飾られていました。〜〜〜でもOKだよ、という文を作り絵を描いたようで、この絵は、違う肌の色でもOKだよと、伝えています。他にも、自閉症でもOK,言葉が違ってもOK養子でもOKetc...自閉症以外でも、子供たちの身近にいるお友達、他者との違いが書かれていて、それでもOKなんだよというメッセージを見ながら、カナダって本当にダイバースだなぁっと感じました。そして、その違いをオープンに話せる場があるのも良いです。違い、また障害はタブーではないのです。話すべきことで、皆が知るべきことだと思います。カナダのバンクーバー&グレーターバンクーバー(その周辺地区)では、特に移民や難民も多く、学校のお友達が世界中から来ているのも当たり前。そして学校には発達障害児も含め様々な子供たちが、スペシャルティーチャーのサポートを得ながら、皆と一緒に学んでもいます。このように違うのが当たり前なので、日本のように、違うから問題が起きるのでは?という概念はあまりなく、したがって、それに伴う不安もかなり少ないイメージです。というかそもそも”違う”のが当たり前で、皆が”一緒”でなくてもOKというのが基本なので、日本のような概念はないんだなぁっと日本人目線で思いました。違いを知ること、それって本当に大切ですね。自分とは違う相手のことを知ること、これが理解へ繋がり、思いやりの心や、尊重する気持ちが生まれる。このような環境なので、違いを認めた上でどうしてゆくか?どのように協力し合うか?という考え方になります。違いが障害になることもなく、むしろポジティブです。カナダの首相自身が、「ダイバーシティがカナダの強み」というくらいなのでポジティブに捉えています。そんなカナダの教育を見ながら、このような考え方を、こんな小さい時から学べるなんて素晴らしいなぁっと思いました。これが人を尊重するという教育(人権含めた教育)、また道徳心を育む教育だと思った今日この頃です。