ライフクリエイティビスト あまねまりこ QOLのエッセンス -4ページ目

ライフクリエイティビスト あまねまりこ QOLのエッセンス

心豊かな感情と時間が人生を創る
極上の日常をクリエイトするため、コーチング・カラーセラピー・脳科学・心理学・予防医学・インテリア・カラーetc様々な手段を融合し、楽しく軽やかに人生を味わう方法を発信しています。

先日、国立新美術館で開催されている

「森英恵展」へ行ってきました。

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この記事では、会場の雰囲気や

作品の素晴らしさを感じてもらいつつ、

意外な気づきについて綴ってみます。

 

会場で展示を見ている時は、葛飾北斎。

この記事を書いている途中には、

大谷翔平選手、そして藤井風さんの

名前が浮かんできたのです。

分野はまったく違うのに、

どこか共通するものを感じたのでした。

一言で言えば、

日本の素晴らしさを海外に

伝えた人たちであること。

 

そしてその方たちに共通する

在り方も感じられた

華やかで美しいだけでない、

奥深い展示でした。

 

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展示会場には、森英恵さんが手掛けた

 

数々の作品が並んでいました。

繊細な刺繍、美しい色彩、優雅なシルエット。

どの作品からも、日本ならではの

美意識と職人技が感じられました。

 

 

展示のパネルによると、

アメリカの視察で、日本文化が

理解されていないことに憤慨した、

とありました。

 

ファッションや洋服の本場は西洋。

ある意味、日本はそこから少し遅れた

立場だったのだと思います。

 

そこで森さんが考えたのは、

アイデンティティである日本を

どう表現するか?だったそう。

 

そこで日本の文様や美術を学び直したり、

和服地の産地を訪ねたとのことでした。

 

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西陣織の帯地のドレス

 

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これはエレガントなファッションで

良く使われる素材を

和柄で仕立たドレスです。

 

着物をアレンジしたような

デザインもありますね。

 

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繊細な柄もありつつ、

大胆な柄も、また日本の特徴でしょう。

 

欧米の方にとって、森さんのファッションは

オリエンタルな不思議な魅力に

映ったのだと思います。

 

そして著名な方が彼女の顧客に。

顧客には、大統領夫人や女優の方の

名前もありました。

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このドレスは今から50年以上も前に、

豪華客船のディナーで

顧客が着用したドレス。

 

このエピソードを知り、

私は葛飾北斎のことを思い出しました。

 

かつてモネやゴッホをはじめとする

多くの芸術家たちは、

日本の浮世絵に魅了されました。

 

旧帝国ホテルを設計した

フランク・ロイド・ライトも

熱心な浮世絵収集家です。

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北斎が浮世絵を通して日本の美を世界へ届けたように、

森英恵さんもファッションという形で

日本の美意識を世界へ届けた人、

そんなイメージが私の中に強く残りました。

 

世界の著名人たちが彼女の服を纏い、

日本の美しさや繊細さに触れていく。
それが日本への憧れとなり、

一般の方にも広く伝わる。

 

 

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藍染のような素朴さも

日本の一つの側面ですよね。

 

 

そして展示を見進めるうちに、

私は改めて森英恵さんは、

ファッションの枠を超え、

日本の美しさや価値観を

世界へ発信した文化人であり、

プロデューサーだと思いました。

 

特に印象的だったのは、

その活動の幅広さ。

 

私は学生時代に洋裁を学んでいたこともあり、

ファッション番組や雑誌の「流行通信」に

注目してました。

 

その流行通信に森英恵さんが関わっていたと知り、

メディアを立ち上げようという発想に

大きな驚きでした。

 

 

また服を作るだけではなく、
新しい価値観やライフスタイルそのものを発信。

蝶柄の食器やタオルなどの

日常雑貨を目にした方もいることでしょう。

蝶柄の洗濯機があったのには、

「家電まで蝶柄なのね」と斬新さを感じました。

 

 

また、展示を見終えて

私の中に最も強く残ったのは、

彼女の地道さと、ひたむきさです。

 

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これは映画衣装です。

顧客の服を仕立てながら、

月に5~6本の映画の衣装を提供したというのだから、

人間技とは思えません。

 

 

当時は睡眠時間が4時間だったそうです。

洋裁の工程を一応は知っているので、

ただただ驚くばかりです。

 

更に驚いたのは、洋裁学校に通っていたのが、

お子さんの出産を挟んだ時期だったそうです。

 

仕事も絶対に忙しいはずなのに、

母として、やさしい眼差しで

子供と接するお写真もありました。

森さんだけ、1日が48時間位あったのは?

と不思議に思った位です。

 

パネルでこれらを知り、

森さんには体力・気力・技術に

恵まれていたのは間違いないでしょう。

 

これは、仕上がりはとても綺麗で、

顧客の要望をくみ取っていたとの

記述から、そう確信しました。

 

カツカツの状態では、

縫い目や仕上がりも劣るだろうし、

痒いところに手が届くような配慮だって、

ムズカシイはずです。

 

 

そんなことを感じたら、ふと

「これって、大谷翔平選手や藤井風さんに

似ているかも。」と思ったのです。

 

好きなことに没頭した結果、

既存の価値観とは異なる、

圧倒的な存在感と影響を及ぼしていた、と。

そして海外のファンは、

彼らを通して日本に興味を持ったり、

憧れたりしている。

 

才能はもちろん、

肉体的にも恵まれている。

大きく逞しい体と、美しい容姿。

でも、彼らがスゴイのは、

有名になる何年も前から、

地道に地味なことを続けている。

そして礼儀正しくて、とても謙虚である。

 

これが森英恵さんとも

一致しているような気がしました。

(ご家族のインタビューで、

森英恵さんが、いかに謙虚で

ご自分を律していたのか、

また普通の暮らしを

大切にしていたかを知りました。)

 

 

もちろん森英恵さんには、

卓越した才能や感性、

先見性があったと思います。

けれど、それだけではあれほど大きな

存在にはなれなかった気がします。

 

1つ1つを丁寧に積み重ねて、

ステップアップしていった。

それが、新宿の洋品店「ひよしや」さんから、

東洋人初のオートクチュールデザイナーへ。

 

どんなに高い山も、

着実な積み重ねなのだと、

今回もつくずく思いました。

(スゴイ方を観察していると、

ほぼ毎回、同じことを思うのです)

 

 

人を偉大にするのは、才能だけでない。

人としての誠実さや一貫性。

そこに人としてのチャーミングさや

ユーモアがあったら、

最強なのだろうな…

とファッション展とはかけ離れた

着地点に落ち着いたのは、

私自身、意外でした。

 

 

そして96歳まで生きらた凛々しい生き様が

本当に素敵でした。

考えてみたら、葛飾北斎も90歳まで生きたのだとか。

 

北斎さんは、晩年になって、

「これからもっと技術が高まる」的なお話をしていたそう。

きっと、お二人とも、少年、少女のようなの

瑞々しい感性と目の輝きで過ごされたのでしょうね。

 

体力も才能も、彼らのようにはいかない私。

でも、その心意気や日々の過ごし方は、

わずかでも見習うことはできるかな?

そうありたいな、と思った日でした。

 

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藍染のような素朴なデザインの服もありました。

なんだかホッコリしますね。

 

 

【展示会メモ】

私は会場をかなり寒く感じました。

訪れたのが、季節の変わり目だったこともあり、

羽織るものを持っていくと安心かもしれません。

 

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月替わりでお届けしている

マンスリーライフハック(MLH)の

6月のテーマは「日常を豊かにする時間の使い方」

 

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毎月テーマを変えて、

暮らしや人生を心地良くするヒントを

WEB記事でお届けしています。
*2026年5月からWEB記事に変更しました。

(記事の最後に今月のMLHと

今までのアーカイブのリンクがあります)

 

 

6月10日は「時の記念日」。

最近では時間と言えば、
時短、タイパがメインとなっていますね。

 

やるべきことは、

なるべくササッと終わらせたい。

これが人情というものでしょう。

私もこれらの情報には興味津々で、

色々と試しています。

 

 

そんな私ですが、時間に関して

ちょっと気になっていることもあります。

それが、時短やタイパの反対の時間。

つまり、時間をかけることや、

一見、無意味に感じる時間について。

 

本当に時短だけで幸せになれるのか?
 

モノゴトを早く終わらせた時間で、

私は何をするの?

(アッ、スマホやダラダラしてたりするわッ…汗)

 

私が幸せを感じる時って、どんな時間?

 

こんな質問を結構長く、

自分に問いかけていました。

 

そして、時短やタイパも大切だけど、

季節の景色をボーと眺めたり、

出来る時は、時間がかかっても

自分で何かを作りたい。

そんな思いもフツフツ浮上してました。

 

きっと、幸せや豊かさは、

お気に入りの音楽を聴きながら

コーヒーを飲むとか、

ゆっくりお風呂につかったり、

推しや、好きな何かに

夢中になっている時間だったりするものです。

これって、完璧に時短やタイパの外の時間。

 

 

逆に言えば、

これらの幸せの時間をつくるために、

時短やタイパで、

やるべきことをする時間を圧縮する。

これが理想だな~などと気づいたりしました。

 

 

また、時間をかけて身につけたことは、

自分の可能性を広げ、

人生を豊かにすることも痛感。

 

こういった、

時短やタイパとは異なる時間を

6月のMLHでは掘り下げています。

 

6月のMLHの内容

🔹時短・タイパ時代
🔹自然界にはタイパがない

🔹育む時間

🔹適したタイミングを見極める

🔹脱効率の時間をプラスする

 

幸運カレンダーもリニューアルしました。
今月から二十四節気もプラスしています。
(リンク先からダウンロード可能です)

 

6月のマンスリーライフハックはこちらから

 

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水戸の偕楽園は、日本三名園の1つで、

徳川斉昭(なりあき)によりつくられた庭園です。

(斉昭公は15代将軍、徳川慶喜の父)


偕楽園と言えば、梅で有名ですが、

どうして、梅を植えたのか?
そして斉昭公の人間性を知る旅でもありました。

ちなみに梅は100品種、3000本の

梅があるそうです。

 

 

偕楽園の意味と庭園の風景

 

孟子の「古の人は民と偕(とも)に楽しむ、

故によく楽しむなり」

という一説から名付けたようです。

 

その名称通り、

庶民にも開放していたというのだから、

斉昭公の懐の深さを感じました。

それがまた、随所に意匠となって

表れているのだから、

なんというお方なのでしょう。

斉昭公は。

 

偕楽園の美しさと同じくらい、

斉昭公の人間性に感動でした!

 

 

特に感動したのは、

先にも書きましたが、庭園の目的。

多くの大名は、庭園づくりには、

自身の権威性や財力を誇示する

意味合いも強かったはず。


大きな池と珍しい巨石や松などを配し、

競うように贅を尽くしているのが、
素人目にもわかりますから。

 

でも斉昭公は、皆と良い時間を

分かち合うことを選んだ。

それは、なかなか出来る事ではない気がします。

 

 

実は、2年前に初めて訪れた時、

「日本三名園にしては、地味だな」

って思ったのです。

2024年2月撮影

 

偕楽園は、多くの大名庭園に共通する
大きな池や巨石がなく、広い梅林と、

その裏の竹林や木々が植えられたエリア。

(その趣の異なる庭園は

陰陽を表しているのだそう)

 

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森林に繋がる門

 

 


涼しげで趣ある竹林は

美しさだけでなく、弓に用いるためだったそう。

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斉昭公の実用と美しさを共存させた仕組みに

思わず、うなりました!

梅林にしたのは、

兵糧の目的があったからだそうです。

つまり食料のためでもあったというのだから、

理に適っているというか、一石二鳥。

 

しかも、合理性を忘れてしまう位、

結果的に美しく仕上がる。

なんて、素晴らしいセンス、
そして発想の持ち主なのでしょう。

 

これって、様々な知識や教養などがあるからこそ、

考えつくと思いました。

 

 

美しく工夫に溢れた好文亭

好文亭(こうぶんてい)は斉昭公の別邸で、

斉昭公自らデザインに携わった建物で、

梅の異名「好文木」から命名されたとのこと。

 

家中の人々と、詩歌・管弦の催しや、

心身の休養のための場所。

素晴らしい襖絵が数多くあり、

見どころ満載でした。

 

偕楽園とは別料金ですが、

(2026年5月で、大人230円)

特に美術や建築好きな方は、
見学されることをおススメします!

 

 

建物の至る所に、斉昭公の知恵と

工夫と美が点在しています。

 

 

他にもあるのです。

実用と美の共存が。

 

 

扉に文字を書いたのは、
辞書的な意味合いだそうです。

合理的だけど、

デザイン的にも見えますよね。

 

そして現代風に言えば、
配膳用手動式エレベーター

も考案し、日本発のようです。

 

この昇降機で、1階から3階に

スマート&スムーズにお料理を運ぶ。

美的さと合理性を追求して、

発明したのでしょう。

 

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襖絵は空襲で焼失してしまい、

昭和30年から33年にかけて
東京藝術大学の2人の日本画教授にて

復元されたとのことです。

 

襖絵の中には、

虎や龍など勇ましく、きらびやかな

タイプも多いですが、

好文亭の襖絵は季節の植物がほとんどで、

実に雅でやさしいのです。

 

日本の四季の美しさは既に知ってはいますが、

改めて、好文亭の襖絵を見て、

「ああ、本当に日本は美しい
四季に恵まれた国なんだ」

と夢の中を彷徨っている気分でした。

 

 

 

 

 

ここに載せた以外にも、

素晴らしい襖絵と美しい設えは、

アートや建築好きには

たまらないスポットでしょう。

 

 

 

3階の楽寿楼からの眺めも最高でした。

千波湖を一望できます。

 

 

 

 

好文亭のカフェは、

庭園を眺めながら、ゆっくり過ごせます。

 

 

好文亭の敷地内にはお茶室もありました。

 

一張一弛

 

斉昭公の思想で、素敵だと感じるのが、

「一張一弛」(いっちょういっし)。

 

孔子の言葉から引用しているようで、

厳しいだけでなく、

時に緩めて楽しむことも大切。

そんな意味が込められているとのこと。

 

今の言葉で言えば、

オンとオフを切り替える。

とか、両方大切にするという意味合いでしょうか?

 

偕楽園は緩む場所。

そして張る場所は、

藩学の弘道館(こうどうかん)。

 

 

慶喜も学んだ弘道館

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弘道館は、勉学の場ということもあって、

どことなく、緊張感が漂う場でした。

 

偕楽園の好文亭は雅な襖絵や

遊び心も随所に感じたけれど、

弘道館はムダがない感じがします。

 

 

 

また弘道館での展示で、

斉昭が農民や作物への感謝の念を

持っていたことを知り、

人間味を感じました。

 

毎食、小さい農人形を食卓に置き、

お供えをしてから、

お食事を始める習慣があったようです。

 

その時に使った手のひらサイズの

人形が下の写真。

 

 

今は簡単に食べ物が手に入る時代だけど、

食材を得て、料理が出来るまでに

多くの人の時間と手間がかかっている。

 

この展示を目にして、

私も改めて農家の方や、

農作物のありがたさを痛感しました。

いや~、私も弘道館で

大切なことを学ばせていただきました!

 

 

偕楽園の前に常磐神社参拝を

偕楽園入口の横に、常磐(ときわ)神社があります。

御祭神は徳川光圀公と斉昭公です。

 

本来は偕楽園に行く前に、

参拝するのが良いようですよ。

私は無知で、偕楽園を満喫した後に参拝。

次回からは、先にお参りしようと思います。

 

 

最近オープンしたオシャレスポット

 

偕楽園の周辺の「みと好文テラス」は

まさに現代の偕楽園(皆と共に楽しむ)気がします。

 

飲食店、レンタル着物店、

アウトドア関連、サウナなど。

今後は、新鮮な農産物を購入できる

産直のようなお店もできるみたいです。

(今回は、準備中で残念でした…)

 

いつの時代も、

ステキな場所、楽しい場所には

人が集うものですね~。

 

きっと、黄門さまや斉昭公も今の賑わいを

喜んでくれていることでしょう。

 

千波湖

鳥も気持ちよさそうでした。

 

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