江戸しぐさ
パソコンもテレビも携帯電話もない江戸時代、下町の人口密度が現在の数倍もあった江戸の町で人々は、どうしたら気持ちよく生活できるかということを考え、様々な工夫をしてきました。
現代人が忘れてしまった美しい日本の姿がありました。
安倍首相が提唱する「美しい日本」ではありません(^-^)/
大事なものをみんなの共有物と考え、相手を尊重し思いやる心。
江戸しぐさには21世紀を快適に生きるためのヒントが詰まっています。
1.忙しい、忙しいと言うな
忙しいとは心を亡くすこと、決して自慢できることではない
2.知ったかぶりをするな、見てわかる事を聞くな
知らないのなら知らないと言った方が良い
3.自分と違い意見をないがしろにするな
意見が違うから参考になる
4.はい、はいと二度返事をするな
一度目は了解、二度目は迷惑
5.人の意見を無視する言葉を使うな
話している人は真剣だ
6.人と会っているときに足組み、腕組みをするな
自分を誇示する印象を与える
7.紹介者を飛び越えて親密になるな
紹介していただいたことに感謝せよ
8.何をしてもうわの空の人とは付き合うな
いつでも真剣勝負、些細なことでもないがしろにするな
9.口先でなく目で人を判断しろ
表面的な言葉では判断できない、本質を見よ
10.三脱の考え。初対面の人に年齢、職業、地位を聞くな
聞いて付き合い方をかえるのか
など色々とあります。
自分に置き換えるとこの江戸しぐさ、胸が痛いところが多々ありました。
技術勉強会
わが社では毎週月曜日の夜、仕事が終わってからスタッフと技術勉強会を行っています。
スタッフから今自分に欠けている技術は何か?また早くこの技術を習得してもらいたい。をテーマに事前発言したり、要望を出す。
そのテーマに基づいて覚えるまで徹底的に練習する。
ただ漠然と取り組むのではなく、その目標に対し期間や終了日を決めて行っています。
「100回の練習より、1回の実践」という言葉もありますが!
日ごろ実業務を通して実践で技術を習得するのですが、やはりこのような場を作ることによりいち早いスキルアップが望まれる。
自分が担当しているスタッフは予定期間内には今のテーマが覚えられそうだ!ガンバレ!
やはり人材力も非常に大事です。
ハイスキルマンによる攻めで仕事をこなして行きたい。
お得意を広げるには
自分の店のお得意さんが他の人に、「自分はいつもあの店で買うのだが非常に親切丁寧でサービスも行き届いている」と話されたら、その人も「君がそういうのなら間違いないだろう。私もその店に行ってみよう」
ということになるかもしれません。
その結果お店としては、みずから求めずとして、お得意さん(お客様)を一人増やす道が開けることにつながるのではないでしょうか。
日ごろ商売をしていく上で、お客様を増やす努力も大切ですが、現在既存のお客様を大事に守っていくことも必要です。
今や安売りなどで販売が激化している時代です。
安売り等しなくとも、その会社が持っているお金では買えないサービス、優位性などもこれからは必要ではないかと思います。