新宿て打ち合わせが終わり、渋谷へ
今日は、東京は、一日、とても暖かく、いい天気でした。
暖かいからか、新学期とか、春休みとか、新就職とか、海外の旅行者でしょうか????
とても、いつもの平日より、人が多いです。
やっぱり、渋谷ですかね????
ついでに、ハンズに行って、ゴム印を9種類も、注文してきました。
ちょっと、多かったかな???
でも、いつも、名刺もそうなんですが、できあがりがよく、親切で満足します。
菜根譚(さいこんたん)は、今から、約400年前につくられた中国の古典。前集222条、後集135条からなる中国明代期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。明時代末の人、洪自誠(洪応明)による随筆集。
菜根譚という書名は、朱熹の撰した「小学」の善行第六の末尾に、「汪信民、嘗(か)って人は常に菜根を咬み得ば、則(すなわ)ち百事做(な)すべし、と言う。胡康侯はこれを聞き、節を撃(う)ちて嘆賞せり」という汪信民の語に基づくとされる。(菜根は堅くて筋が多い。これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる。)「恩裡には、由来害を生ず。故に快意の時は、須(すべか)らく早く頭(こうべ)を回(めぐ)らすべし。敗後には、或いは反(かえ)りて功を成す。故に払心の処(ところ)は、便(たやす)くは手を放つこと莫(なか)れ。(前集10)」(失敗や逆境は順境のときにこそ芽生え始める。物事がうまくいっているときこそ、先々の災難や失敗に注意することだ。成功、勝利は逆境から始まるものだ。物事が思い通りにいかないときも決して自分から投げやりになってはならない。) などの人生の指南書ともいえる名言が多い。日本では僧侶によって仏典に準ずる扱いも受けてきた。 特に経営者や政治家、文化人に座右の書としている人たちが多く、東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治など、そうそうたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。
菜根譚(さいこんたん) 洪自誠(こうじせい)
1. 道を守って生きれば、一時(いっとき)孤立する。
権力にへつらえば居心地は良いが、その後に永遠の孤独が襲ってくる。
めざめた人は、現世の栄達、物欲に惑わされず、理想に生きる。
一時の孤立を恐れて永遠の孤独を招くな。
2. 万事に如才(じょさい)ないよりは、いくらか間が抜けているほうが、
また、ばかていねいよりは、一本気でぶしつけ、ぶっきらぼうの方が人間として信用できる。
3. 君子の信条、志しは、やましいところがなく、事に当たって人々に広く知らしめることができる。
君子の才能は、奥深く秘めて、人々に容易に知らせることはない。
4. 富貴の人に近づこうとしないのは潔癖ではある。
だが、近づいてもその影響に染まらないのが本当の潔癖というものだ。
世の中の手練手管など知らないほうがよろしい。
しかし、それを知りながらも用いようとしないのが本当の人格者だ。
5. 耳に入るのは耳の痛い言葉ばかり、
することなすこと思うようにいかないという状態の中でこそ、人間は磨かれる。
耳に入るのは甘いお世辞ばかり、何事も思いのままという環境ならば、
知らぬまに猛毒に侵されて一生を台無しにするだろう。
6. 自然には温かい太陽が欠かせない。人々の心にも喜びの心が欠かせない。
7. 暇なときにも気を張った心持ちをし、忙しいさなかにもゆとりを持つ
8. 夜深く人も静まったとき、座禅を組んで自分自身の心を観れば、
妄想が消え真実の物事が現れてくる。この中から、前進への意欲と自信が得られるのだ。
9. うまいことづくめのとき、えてして思わぬアクシデントに見舞われる。
だから調子の良いときこそ、いいかげんなところで手を引いた方が良い。
手も足も出ない逆境の果てに、案外、一条の道が開けることがある。
だから思いどおりにならぬからと、やけを起こして投げ出すものではない。
10. この世に生きているうちは、できるだけ寛容の心で人に接し、不満の心を抱かせないようにしたい。
世を去ったのちにも、できるだけ多くの恩恵を残して、人々に満足の心を持ってもらいたいものだ。
11. せまい道では足をとどめて「お先にどうぞ」、おいしい食べ物は「おひとつどうぞ」
12. くだらぬ欲望を捨て去る事ができれば、人格の向上ができる。
つまらぬ雑事にとらわれなければ、すぐれた人物となることができる。
13. 友として交際するにからには、ひと肌脱ぐ心意気を持たねばならない、
その為には、純真な心を持つ事が必要である。
14. 名誉、利益が得られるときは、できるだけ後ろの方に引っ込んで遠慮せよ。
人の為になる仕事なら尻ごみせずに率先して力を尽くせ。
15. 一歩下がることが、さらに前進するための土台となる。
人のためを考えることが自分に利益をもたらす基礎となる。
16. 天下に鳴り響くほどの功績を立てても、それを鼻にかければ何の値打ちもなくなってしまう。
天の神の怒りを買うほどの罪を犯しても、心からそれを反省すれば、罪は残らず消え去ってしまう。
17. 功績や名声は独り占めにするものではない。失敗や汚名をすべて他人にかぶせてはならぬ。
18. 完璧主義は、内変もしくは外憂を招く。
19. 一家中が誠実に、平和に、表情も言葉も穏やかに、
心をひとつにとけ合わせて暮らしていくならば、
その功徳は、むずかしい座禅の修行よりもはるかにまさっている。
20. むやみと動き回ってばかりいては、雲間の稲妻か風に吹かれる灯火のように、
落ち着きというものがまるでなくなる。といって、静寂ばかりを愛していては、
冷えきった灰か枯れ木のように、生気が失われてしまう。
動かぬ雲の間を鳶が舞い、静かな水の中に魚が躍るように、
静と動がひとつに融け合った境地こそ望ましいものだ。
21. 人の過ちを批判するときには、厳しすぎてはならない。
相手がそれを受け入れられるかを考えるべきである。
人を指導するときにも、目標が高すぎてはならない。
従うことのできる目標を与えるべきである。
22. 汚らしいゴミの中から湧いた虫がセミとなって高らかに歌い、
腐った草からはホタルが生まれて夏の夜空に光をともす。
23. 誤った自信、思い上がりを捨て、謙虚に自分を見つめてこそ、本当の自信が出てくる。
とらわれた常識を捨て虚心になってこそ、本当の心をつかめるのだ。
24. 満腹になった後には、味わいの微妙な違いなどわからない。
情事が終わった後には、情欲も消え去ってしまう。
25. 社会生活においては、無理に功績を上げようと努めることはない。
失敗を犯さなければ、それが立派な功績である。
対人関係においては、強いて恩を施して感謝されようと思うな。
人から怨みを受けずにすめば、それが人に感謝されることなのだ。
26. 使命感に燃えて頑張るのは美徳であろう。
しかし、度が過ぎれば、まわりは息が詰まってくる。
ものごとにとらわれず、悠々自適にすごすのも良い。
しかし、これまた度が過ぎれば、相談するのにとりつく島もないではないか。
27. 行き詰まった時には、出発点に引き返す勇気が必要であり、
ひとまず目的を達成したら、切り上げどきを考える勇気が必要である。
28. 恵まれた環境にある人は、心が豊かで温かくあるべきなのに、
かえって、疑い深くて不人情である。
物質的には豊かでも、心は貧しく卑しいためだ。
29. 身分の低いところにいてこそ、将来高い身分になったときの危うさがわかる。
暗いところにいてこそ、明るいところで全ての物が見通せることがわかる。
30. 静かなる時を持つとひっきりなしに動き回るのが無駄なことであることがわかる。
沈黙の時を持てば、多弁がうるさすぎることがわかる。
31. 名声、富、地位、それらに執着する心を洗い流すことができれば、
俗物の境地を脱出できたといえる。
道徳や仁義にこだわらず、天地とともにありのままに生きる境地に達したとき、
聖人の域に達したといえる。
32. くだらぬ人物に対して厳しく接するのはたやすいが、愛情を失わずに接するのは難しい。
すぐれた人物に対しては、うやうやしく接するのはやさしいが、
卑屈にならずに礼節を守るのは難しい。
33. まず、みずからの心に打ち勝とう。そうすれば、どんな誘惑でも退散するだろう。
まず、みずからの心をコントロールしよう。そうすれば、どんな妨害もつけ入ることはできない。
34. 自分を大切にし、人にも至れ尽くせりで万事に行き届き親切すぎる人は、
とかく相手の立場を考えずに、ありがた迷惑な善意の押しつけをしがちだ。
自分のことは一向にかまわず、人のことにも無関心な人は、あまりに淡々としすぎている。
35. 富によって屈服を迫る者に対しては、仁によって対抗しよう。
権勢によって支配しようとする者に対しては、義によって対抗しよう。
君子たるもの、支配者の思うままにはならない。
36. 自己の向上を図るならば、周囲より一段高い理想をめざすことだ。
さもなければ、塵の中で着物を払い、泥水で足を洗うようなもの、人格の成長は望めない。
社会生活にあっては、足どりは慎重にし、人より一歩遅れるほどがちょうどよい。
さもなければ光を求める蛾が火の中に飛び込んだり、盲進した牡羊が垣根に角を引っかけて
進退きわまるような結末となろう。
37. 人格の修養を目指しながら、一方で功績や名声にあこがれるようでは、向上はおぼつかない。
学問を学んでも得た教養を風流ごとの楽しみばかり用いていては、神髄を体得できない。
38. 幸福と言えば、わずらわしい出来事が少ない事にまさる幸福はない。
不幸と言えば、欲望が多い事にまさる不幸はない。
いろいろな事で苦労をしたあげくに、面倒が少ないことの幸福を悟り、
心を平穏にすることができて、初めて欲望が多い事の不幸を悟る。
39. 正しい秩序が確立した時代には、姿勢を正して生きよ。秩序が乱れた時代には柔軟に生きよ。
混沌とした末世には、正しい姿勢を保ちつつも柔軟な対応を忘れるな。
40. 自分が与えた恩は忘れよ、犯した過ちは忘れるな。
受けた恩は忘れるな、受けた怨みは忘れ去れ。
41. 人に恩を与えるにあたって、自分の行いの美しさを意識せず、
人々の感謝や賞賛を期待しないようであれば、わずかあわ粟一斗の施しでも何万石もの価値がある。
それに反して、人に施すことによって自分の利益を図ったり、見返りを期待するとしたら、
何万両の金を与えても、ビタ一文の価値もない。
42. 線など、どこにも引けるものではない。
また、自分自身の気持ちにしても、機嫌の良いときも有れば悪いときもある。
他人も同じであり、機嫌良く接してくれるのをいつも期待する方が間違っ人が置かれている
環境条件は、いろいろであり、自分が人並みであるというている。
43. 古人の善行や名言を、自分の欲望を遂げるヒントにしたり、
よからぬ行為を合理化する口実にする。
44. 能力のある者は忙しく追い回されるが、
陰で日の当たらない大勢の人たちからの怨みを買っている。
特別とりえのない者は気楽なもので、置かれた条件に甘んじて、
誰からも怨まれたり羨まれたりすることなく、一生を終えることができる。
45. すべての人の心の底には、必ず真の文章、すなわち生まれながらの理性が備わっている。
だが、多くの場合、それらはがらくたのような知識のかけらに覆われて、
その真価を発揮していない。
すべての人の心の奥には、必ず真の音楽、すなわち天から授かった感性が備わっている。
だが、たいていそれは、怪しげな芸術によってかき曇らされている。
46. すぐれた人格によって得た地位名誉は山野に咲く花。
放っておいても伸び伸び栄える。
功績によって得た地位名誉は鉢植えの花。ご主人の一存で植えかえられたり捨てられたり。
権力にとり入って得た地位名誉は花瓶にさした花。見ているうちにたちまちしおれる。
47. 人にとっての春とは、幸いにも選ばれて高い社会的地位に昇り、豊かな生活を保証されたときだ。
だが、そのような恵まれた立場にありながら、すぐれた発言、立派な行動によって
自らの責任を果たそうとしなければ、たとえこの世に百年生きていようとも、
一日も生きたことにならない。
48. 本当に潔癖な人というものは、そのような評判を立てられることはない。
しきりと潔癖を売り物にするのは、実は名誉欲の強い人なのだ。
最高のわざを身につけた人は、小手先細工はしない。
器用さをひけらかすのは未熟者の証拠である。
49. 欹器はいっぱいになるとひっくり返るし、
撲満(貯金玉)は空であるから存在することができる。
50. 何万石もの地位に見向きもせず清貧に甘んじているように見えても、
心の底にまだ名誉心が残っているうちは、ただの俗物根性だ。
天下に恵みを垂れ、後世にまで功績を遺しても、
それが功名心から出たものならば、野心を遂げるための手段にすぎない。
51. 人は知名度と高い地位を得ることの楽しさを知っているが、
名も知られず地位もない者こそが本当に楽しめることを知らない。
人は食べ物にも住む家にもことかく生活の不安を知っているが、
それらが満たされた中での不安や悩みがもっと深刻であることを知らない。
52. 悪事を働いても、それが暴露するのを恐れているようであれば、
まだ一片の良心を抱いているといえる。
善行を積んでも、それが早く人に知られればよいと願っているようでは、
善行の中に悪の芽が潜んでいる。
53. あるときは喜び、あるときは苦しむ修行をし尽くした上で得た幸福であれば、いつまでも永続する。
あるときは疑い、あるときは信ずる検討、追究の果てに得た認識であれば、
それは初めて真実と言える。
54. 人の心に雑念がなければ、正義感と理性がそこに育つ。
人の心が理想に満ちていれば、欲望が入る隙がない。
55. 暴れ馬も調教次第で立派に乗りこなせるようになる。
鋳型からとび出す金もやがては型に納まる。
手に負えぬような人物も、のちにはけっこうものの役に立つものだ。
これに反して、手数はかけぬかわりに、何の意欲もみせず、
のんべんだらりと日を送るような人物は、一生かかっても何の進歩も期待できない。
56. 人というものは、激しい欲望で頭がいっぱいになっている状態では、
強固な意志は骨抜きとなり、澄んだ理性は曇り、愛情は残酷に変わり、
潔癖が恥知らずとなり、人格の全てが台無しになってしまう。
57. 心をそそる外界のさまざまな刺激は、外からわが心中をうかがう賊であり、
胸中にたえず湧き起こる欲望や偏見は、中からわが心を惑わす賊である。
だが、何物にも動かされぬ本心が、どっかと中心に坐っている限り、
さまざまな刺激は、かえって私の成長を助けてくれるに違いない。
58. 竹の葉はそよ風に鳴り、風過ぎて竹に声なし。
飛ぶ雁は淵をわたれど、去りし後、影をのこさず。
59. あばら家の庭もさっぱりと掃き清められ、貧しい娘もきちんと髪をとかしていれば、
華やかさこそないものの、どこか風雅な趣が感じられるものである。
60. ひまだからといって無駄に過ごすことがなければ、その効用が忙しいときに現れてくる。
何事もないときにぼんやりしていなければ、その効用が活動するときに現れてくる。
人目の届かぬところで良心を偽らなければ、その効用が公の場で現れてくる。
61. 自分を犠牲とする決意をしたからには、利害打算の迷いをいっさい捨てよう。
人のために身を捨てようと思いながら、なおも迷っていたのでは、
最初の決意に対しても恥ずかしいことだ。
人に恩を施すからには、それに対する見返りを期待してはならない。
もし報酬を求めるようであれば、最初の動機までが不純であったことになる。
62. 人格を磨き、社会への奉仕に努めれば、
たとえ身分は低かろうと王侯貴族にもまさる人だ。
権威をかさに着たり、恩を売って人を買収しようとしたりすれば、
高位高官にあっても乞食同然の人だ。
63. 道徳を売りものにする君子が偽善を働くのは、
良心のない小人が勝手ほうだいに悪事を働くのと変わらない。
理想をかかげる君子が変節するよりは、
教養のない小人が反省して再出発するほうがよほどましである。
64. 穏やかな春風が氷を解かすように、自然と改めさせるのが、家庭における教育のあり方である。
65. 富貴の家でわがままに育った者は、欲望の激しさは火のよう、権勢への執着は炎のようだ。
いくらか頭を冷やして、さっぱりした気風を身につけないことには、
欲望の火が、人を焼くことがなくとも、自分自身を焼き付くさないとは限らない。
66. 最高に完成された文章は、一向に奇抜なところがない。
だが、言おうとすることをぴたりと言いあてているだけだ。
最高の境地にまで達した人格者は、少しも変わったところがない。
ただ、ありのままに生きているだけだ。
67. 他人に対しては小さな過失を責めない。個人的な秘密はそっとしておく。
古傷は忘れてやる。
この三つの心がけは、自分の人格の向上に役立つだけでなく、人の怨みを免れ、
一身の安全を保つ道ともなるのだ。
68. 誰の目からみても正当な意見に対しては、私情によって反対してはならない。
ひとたびそのようなことをすれば末代までの恥となる。
権力を乱用し、私腹を肥やす者に近づいてはならない。
うっかりそのような者と交われば生涯の汚点となる。
69. 自分の信念を曲げて人に気に入られるよりは、
たとえ人から煙たがられようとも信念を貫きとおしたほうがましだ。
何の善行もないのに人に誉めそやされるより、
むしろ身に覚えのないことで人から非難された方が気分がよい。
70. 些細なことにも手抜きをしない。人目がなくともうしろ暗いことをしない。
不遇になっても投げやりにならない。
これだけのことができれば、それでもう立派な人物だ。
71. 無能をよそおって才能を隠し、愚鈍とみせかけて英知をみがき、
俗界に身を置きながら節操を守り、身を低くして飛躍に備える。
72. ものごとが下り坂となる兆候は、隆々たる発展の絶頂において早くも現れてくる。
新しい成長への芽生えは、逆境のどん底の中から生じてくる。
73. 目新しく風変わりなことばかりするのは、スケールが小さい証拠だ。
自分一人だけ浮き上がって苦労しているようでは、決して長続きはしない。
74. 一部の意見を鵜呑みにして、よからぬ者にだまされるな。
自信に任せて大役を引き受け、それに追われて自分を見失うな。
自分の長所をかさにきて人の短所を責めるな。
自分が無能だからといって人の能力をねたむな。
75. 人の嘘に気がついても、気づかぬふりをしてすましている。
人が馬鹿にして見下しても、一向に平気な顔をしていられる。
こうした態度には、尽きることのない価値があり、また限りない効用があるものだ。
76. 「人に害を加えようとの心を抱いてはならないが、
人から害を受けないようにする心がけだけは必要だ。」という言葉がある。
これは不用意のために災厄を受けることを戒めたものだ。
「人からペテンにかけられたほうが、これはペテンではないかと人を疑うよりましだ。」
という言葉がある。
これはあまりにも人を信じようとしない態度を戒めたものである。
この二つの教訓を統一して身につけ、実践することができれば、
明確な判断力と、温かい人間性とを兼ね備えた人物となることができるだろう。
77. 人々に受け入れられないからといって自分の意見を曲げてはならない。
自分の偏狭な感情から人の意見を否定してはならない。
自分の小さな打算から全体の利益を無視してはならない。
個人の感情をはらすために世論の力を借りてはならない。
78. 愛と憎しみの感情は、富貴の者のほうが貧しい者よりさらに激しい。
妬み嫌う心は、肉親同士のほうが、あかの他人よりよほど極端だ。
79. 部下に対しては、その功績と過失とをあいまいにしてはならない。
もし、それがあいまいにされれば、部下の心はだらけてしまうだろう。
しかし、個人的な利害を受けたことによって部下を差別してはならない。
もし、そうすれば、組織内の人間関係は四分五裂してしまう。
80. 人徳は主人、才能はその召使い、
才能ばかりがあって人徳が備わっていなければ、
主人のいない家で、召使いが勝手気ままにふるまっているのと同じ事だ。
その人の心中は化け物の棲み家、果てもなく乱れ狂っていくのも無理はない。
81. 悪党や野心家を一掃するためには、一筋の逃げ道だけは空けておいたほうがよい。
もし、どこにも逃げ場がないとすると、彼らは袋のネズミのような状態となって、
苦し紛れに大切なものをかじりつくしてしまうからだ。
82. 失敗の責任は自分もとろう。しかし功績をあげた栄誉の仲間には入るな、
功績を共有するのは仲互いのもとだ。
苦労は人とともにしよう。しかし楽しみごとは人に譲ってしまったほうがよい。
楽しみごとを共有すれば、ついには憎み合うようになる。
83. 人の品性は、包容力が大きくなるにつれて向上し、
包容力は、認識が深まるにつれて大きくなる。
したがって、品性を向上させようとするならば、包容力を大きくすること、
包容力を大きくしようとするならば、認識を深めていくことだ。
84. 事業や学問というものは死ねばなくなるが、その精神は永遠に古くなることはない。
地位や財産というものは時を経れば移り変わるが、その心意気は長く残っていく。
人間まことにここの分別が大事である。
85. 人格の向上をめざすなら、
真剣で誠実な心が必要だ。
それがなければ、乞食同然で、何をしても魂が入らない。
世間を渡るなら、円満な人間関係づくりを心がけよ。
それがなければデクノボウ同然で、そこらじゅうにぶつかるばかりだ。
86. 地位を去って隠退するのは、わが身が全盛のときがよい。
そして身を置くところは、人と競争せずにすむ場所にかぎる。
87. 人格の向上を図るなら、まず最も些細なことからきちんとすることだ。
報いられることを期待しない善行を施そうとするならば、
どう考えても見返りなどありそうもない対象、
つまり最も苦しい立場におかれている人を相手とすればよろしい。
88. 人を信ずることができれば、たとえ相手の心が誠実でなく、
だまされることがあろうとも、こちらは誠実を貫いたことになる。
人を疑ってかかるならば、たとえ相手が正直であっても、こちらは偽りの心で接したことになる。
89. 寛大で温かな心は、春風が万物を育てるように、すべてのものを成長させる。
冷酷で疑い深い心は、真冬の雪が万物を凍りつかせるように、すべてのものを死滅させる。
90. 善行を積んでも成果が目に見えぬことがある。
だが、草むらに隠れた瓜のように、それは知らぬ間に育っていく。
悪事を働いて得たものが失われずにすむことがある。
だが、庭先の雪のように、それはたちまち消えてしまう。
91. 昔なじみの人とは、
ますます新鮮な気持ちで交わりを深めよう。
人目につかぬことについては、少しもうしろ暗さのないよう心がけよう。
落ち目になった人に対しては、とりわけ温かく接しよう。
92. 俗臭をなくしさえすれば、それだけでもはや非凡だ。
無理に非凡を気取ろうとすれば、嫌味たっぷりな変人となってしまう。
世間の汚れに染まらなければ、それでこそ清潔といえる。
世間から離れて清潔を守ろうとすれば、ひとりぼっちのひねくれ者に終わる。
93. 恩恵を与えるには、最初はわずかにして、次第に手厚くするのがよい。
初めは手厚くして、後にわずかにすれば、人は手厚くしてもらったことを忘れて不満に思う。
規律を正すには、最初はきびしくして、次第にゆるめていくのがよい。
初めにルーズにしておいて後から厳しくするならば、
人は不当にむごく扱われたと感じて恨みを抱く。
94. 私を人々がたてまつ奉るのは、私の身分、地位、肩書きを奉っているにすぎない。
私が貧しいのを人々が侮るのは、私の見かけを侮っているのだ。
すなわち、私の人格を敬っているのではないのだから、なぜそんなことを喜ぼうか。
わたしの人格をあざけっているのではないのだから、なぜそんなことを怒ろうか。
95. ものごとを討論するときは客観的な立場に立って、
当事者たちの利害得失を十分に考慮することが望ましい。
ものごとの処理にあたるときは、実践の先頭に立って、
その結果、自分にふりかかってくる利害得失はいっさい念頭におかないことだ。
96. 主義を振り回せば、つまずいたときはその主義の名で非難される。
道徳を看板にしていれば、過ちを犯したときは、その道徳の名で責められる。
97. 功績を誇り、教養をひけらかして得意になっている連中は、
すべてうわべの飾りもので人目をひいているにすぎない。
たとえ何の功績もなく、いささかの教養もなくとも、人間本来の輝きを保っている人こそが、
真に立派な人物だということを、彼らはとうてい理解することはできまい。
98. 自分の心をごまかすな、人の好意にすがりきるな、限度をこした浪費や酷使をするな。
この三つの心得を守ることによって、天地の神の心にかない、人民の安全を守り、
子孫に幸福をもたらすことができる。
99. 役人にとって大切な言葉を二つあげよう。
「公平を守れば正しい判断ができる」「潔白を守れば権威が生まれる」
家庭生活の中で大切な言葉を二つあげよう。
「寛大な心を保てば皆の心が穏やかとなる」「つましく暮らせば不自由はない」
100. 財産、地位に恵まれているときにこそ、貧しく地位の低い人たちの苦しみを理解せよ。
若く元気なときにこそ、老い衰えたときのつらさを考えよ。
101. 世間を渡るのに、あまりに潔癖すぎる態度はよろしくない。
いろいろな汚ないものをも腹の中に納めてしまう度量が必要だ。
人とつきあうには、白か黒かレッテルを貼ってしまってはならない。
善悪賢愚、さまざまな人たちを平等に受け入れる寛容さが望ましい。
102. つまらぬ人間とムキになって争うな。彼らにはちゃんと、それ相応の対手がいるものだ。
すぐれた人格者にこびへつらっても始まらぬ。こうした人はえこひいきなどしてくれないのだから。
103. 欲望の激しい人物は、まだなんとかなる。
だが、理屈で凝り固まった人物はどうすることもできない。
外的な障害に対しては手を打つことができる。
だが、心の中がひん曲がっていてはどうにもならない。
104. つまらぬ人間からは嫌われたほうがよい。彼らから喜ばれるようになっては困りものだ。
すぐれた人間からはきびしく責められたほうがよい。見放されて寛大にされるようではおしまいだ。
105. 悪口を言いふらされるのは、ちぎれ雲が日を隠すようなものだ。
そのかげりは間もなく消えてしまう。
おべっかでよい気分にされるのは、すき間風に吹かれるようなものだ。
気づかぬうちにすっかり心を毒されてしまう。
106. 日はすでに暮れてなお夕映えは光りかがやく。
歳は終わろうとして柑橘はかぐわしく匂う。
たとえ晩年となろうとも、君子はいっそう精神をふるい立たせ、
最後を美しく全うしようではないか。
107. 鷹がたたずんでいる姿は眠っているようであるし、虎の歩くさまは病気のように見える。
だが、それこそ彼らが、人をとらえ、噛み伏せるための手口なのだ。
賢明さを表わさず、才能を振り回さないのが君子のあり方。
それでこそ天下の大事業を果たすことができる。
108. 倹約は美徳だが、これも度が過ぎると、
ケチとなりシワン坊となって道に反するようになる。
謙譲善行だが、これも度が過ぎればへつらいとなり、バカていねいとなるし、
しかもたいていは不純な動機が隠されている。
109. 思いどおりならぬからといって、くよくよするな。
万事うまく運ぶからといって、有頂天になるな。長く続く平安に心を許すな。
最初にぶつかった困難にくじけるな。
110. すべてに満ち足りた境遇は、今にもあふれようとする水のようだ。
それ以上、一滴でも加えることは決してしてはならない。
危地に追いつめられた状況は、今にも折れそうになっている木のようだ。
それ以上の追いうちは決してしてはならない。
111. 冷静な眼で人を観察し、冷静な耳で人の言葉を聴き、
冷静な感情で物事を受け取り、冷静な頭脳で道理を考えよう。
112. せっかちで粗暴な人間は、何をやってもものにならない。
心が穏やかで落ち着いた人のもとには、さまざまな幸福が自然と集まってくる。
113. 吹きつける風、激しい雨、そんなときには大地にしっかりと足をつけよう。
花は紅、柳は緑、そんなときには目を奪われることなく、大きな目標に向かって進もう。
通れそうにない危険な山道にさしかかったら、迷わずさっさと引き返そう。
114. 理想主義者は、協調の心をもつことで無用の争いから救われる。
成功者は、謙譲の心を養うことで嫉妬の害を免れることができる。
115. 官職にあるときは、手紙一通を書くにも気を許してはならない。
本心を見すかされて悪人につけこまれるのを防ぐために。
退職して田舎住まいの身となったら、くつろいだ気持ちで人とつきあえ。
昔の友人も気安く訪ねてこられるように。
116. 物事が思うようにならぬときは、自分より下の人を見よ。
そうすれば逆境を怨む気持ちが消えるだろう。
心がなんとなく投げやりになったときは、自分より上の人を見よ。
そうすれば気持ちが奮い立つだろう。
117. 機嫌のよいときに安請け合いをするな。
酒に酔って怒りを爆発させるな。
いい気になって仕事の手を広げるな。
嫌気がさしてしめくくりをいいかげんにするな。
118. 書物を読むなら、その真髄にふれて、踊り出したくなるまで読め、
そうしてこそ枝葉末節にとらわれずにすむ。
物事を観察するなら、その本質を見とおして、わが精神がそれと一体となるまで観よ。
そうしてこそ表面の現象に惑わされない。
Copyright (C) 1997-2003 by Tomy.
四冊持っていますが、今日、新刊書が出ていたので購入しました。
古典は、少し経って、読みか返すたびに、また、新しい気持ちにさせてくれます。
福田首相は21日の閣僚懇談会で、全閣僚に地方分権に取り組むよう指示した。政府の地方分権改革推進委員会での中央省庁と自治体の事務の仕分けや、国の出先機関の業務の地方への移管などに、各省が「ゼロ回答」を続けているためだ。同委員会の丹羽宇一郎委員長(伊藤忠商事会長)に、改革の進め方を聞いた。
——相変わらず、霞が関は「ゼロ回答」ばかりです。
「官僚には『変えない』という慣性の法則がある。変えろと言われると反発し、ぎりぎりまで答えない。現時点でのゼロ回答は想定の範囲内だ」
——先日の委員会で、委員長は各省に「まじめにやれ」と怒りましたね。
「地方に仕事を渡さない理由は、へりくつばかり。公園の木も、県の管理と国の管理では育ち方が違うと言う。いま各省は地方に『文句を言うなら補助金、交付金を減らすぞ』と言える。主従関係にあり、甘い権益を持っているから分権にウンと言わない。各省は好き放題やってチェックもされない。まるで独占企業体だ。このままでは国も地方も財政が硬直化して滅びる。だから分権を起爆剤に日本を再生する。最終的には道州制の方向に進むが、まずは分権することが大事だ」
——でも、どうやって各省の抵抗を抑え込むのです。
「官僚が従わないのなら、大臣の出番だ。『100%は無理でも、6、7割は受け入れたらどうだ』。こう言える良識が大臣にはあるだろう。それでも従わない官僚は、左遷かクビにすればいい。そうやって2年以内に分権一括法をつくり、分権の方向性を示す。定着にはさらに5年はかかるから、官僚に骨抜きにされないよう、監視委員会を設け、しつこく監視していく」
——しかし、小泉元首相が「地方の意見を真摯(しんし)に受け止めて」と言っても、肝心の大臣が知らんぷりでしたよ。
「小泉さんのトップダウンと違い、われわれは法律に基づく委員会だ。全国を歩いて『民の声』を聞いている。その勧告は重い。それに、われわれの議論はすべて公開し、ネットで中継している。官僚の言い分が国民のためかどうか、国民自身に判断してほしい。国民が見ているから、いずれ首相は潮目を見て、必ず政治決断をする」
——いつごろですか。
「5月末か6月の1次勧告に、事業仕分けの重点項目を盛り込む。それと一緒に、国の出先機関の方向性も6月の骨太方針に盛り込まれることを期待している。そのためにも、首相の決断はまずは5月後半あたりだろうか」
——政府の出先機関に関する知事会案も出ていますが、その勧告も注目されます。
「年末の2次勧告で出す。出先の仕事を自治体に任せれば、人と金が動く。そうなれば、地方は自立、自助、自己責任を求められる。いまの道路特定財源問題でも、地方が国の金を頼る構図になっているのがおかしいのだ」
——自治体に自立を求めるなら、自治体に税源を渡す必要があります。
「当然だ。税源配分は現状の国6対地方4から、少なくとも5対5にする。地方政府にできないことだけ、中央政府がやるようになれば、4対6も大いにあり得る」
「2008年03月21日 アサヒ・コム」
1月18日(金)e連携フォーラムグランドプリンス赤坂・五色の間)
基調講演が伊藤忠商事会長の「丹羽宇一郎」氏であり、大きな
興味を持って聴いた。演題は「自力・自立~地方主役の国づくり」であった。
まず、最近の「サブプライム問題」から、資金の流れの変化、および日本に対する不安感
が外資の資金を日本から引き上げさせていると論じ、各種の偽装問題で内部告発やCSR
が大きく問題とされているが、インタンジブル資産(思いやり等)のソーシャルキャピタルが失われていると結論された。
又、日本は100人以下の中小企業が70%でありここが元気でないと日本は元気にならないとされ、輸出に依存する経済では本当の再生は無いとされ、生産設備の増強、国内消費の増加、中間層の活性化、中小企業の活性化と地方の活性化には農業の再生が絶対条件であり、地方の人口が増加しなければ再生は無いと結論付けられた。
又、財政の地方分権化が進まなければ地方の改革はありえず、これが地方
活性化の起爆剤とならなければならないと説かれた。中央集権を地方分権化して日本を元気にすることが絶対条件であり、省益にとらわれていては改革は出来ないと話されました。[Real Estate Communication]
NBO 丹羽さんは「グローバリズム」をどのようにとらえていますか。
丹羽 単刀直入に言えば、人とカネと技術が国境を越えてグローバルに動き回る時代だということです。
江戸時代の末期、明治の開国の時に、黒船が日本に来ました。その時は1つの港に来たのだけれども、今のグローバリゼーションというのは、いくつもの“ドア”から人とカネと技術が入ってきている。無数の黒船が日本の海域に姿を現している。
私が心配しているのは、多くの日本人が本当の意味でそれに気がついていないということです。昔は大砲を撃ってきたので大変な騒ぎになりましたが、今はいろいろな所から、いろいろな形で、静かに、着実に入ってきています。
だから、今の日本人は危機感が非常に薄いのです。豊かでモノが溢れています。もちろん、貧困に窮している人たちもいます。しかし、世界の多くの国々には、毎日本当に何も食べられないという「どん底」の生活をしている人たちが何億人もいるという現実に比べれば、はるかに恵まれている。
生まれながらにして与えられた豊かさの中で、本当は大変な危機が迫っていることが見えなくなっている。グローバリゼーションの中で、世界の人たちは必死になって国際競争を繰り広げているというのに、日本が1歩も2歩も後れを取っているのはそのためだと思います。日本人は、自分たちが世界の中でどういう位置にあるかということを自覚していない。[2007.12.7日経ビジネス オンライン]
人間の能力に個人差などない「エキサイトインタビュー」
——最近仕事をしないニートという層が拡大し社会問題となっていますが、これに関してはどう思われますか?
ニートに関しては、私は彼らの問題だとは思っていなくて、偏差値教育と社会が悪いと考えています。さきほどお話したように、人間は本来褒められたい生き物。 50点を取っても、「試験ではこうだけれど、君はこういうところが素晴らしい」といってくれる先生に巡り合えばニートには絶対ならないんです。親も「よくやった。この間50点だったけど、65点を取った」と褒めてあげないといけない。偏差値でおまえはこの程度のレベルの人間だと決め付けるなんて、毎日「あほ」と言われているのと一緒。そんなことをされたら本当にあほになるよ。学校の成績が悪くても向こう気の強い人はちゃんとやっていくけれど、圧倒的多数は、やっぱり精神的にそんなに強くないわけです。
——それに立ち向かうにはどうしたらいいんでしょうね。
結局、読書を重ねていくか、先天的に気が強くて負けず嫌いか、どちらかでないと立ち向かっていくということはできないでしょう。
エキサイトをご覧になっている若い読者の方に言いたいのは、あなたたちは皆ほとんど同じ能力ですよ、ということ。これまで何万人という若者を見てきましたが能力的には差はありませんでした。褒められた人は、とっとことっとこ、木に登っていく。DNA自体が飛びぬけて優れているなんていうのはイチローとか貴乃花とか限られた人ですよ。
能力が開花するまで、すなわちDNAのランプがつくかどうかは、継続した努力次第なんです。それは明日つくかもしれないし、1年後かもしれないし、10年後かもしれない。ところがほとんどの人は途中で「やっぱり駄目だ」と諦めてしまう。明日つくかもしれないのに。
ニートを含め、今、自分が他人に比べて何か遅れていると思っている人には、とにかくあきらめるなと言いたい。あした君のDNAにはランプがつくかもしれないんだよ、と。能力というのは徐々に開花するのではなくて、ある日どんとジャンプするもんなんです。あきらめてしまったら、ランプは永遠につかない。
定年までつかなかったらどうするんですか、という質問をされることもあるけど、それでいいじゃないですか。定年まで努力したというのは素晴らしいことです。ランプがつかなくたってついたのと一緒。その努力は必ずどこかで生きてくる。定年が終わりではなくて、その後もあるんだし、どこでランプがつくかは本当に分からないんです。
丹羽 宇一郎 (にわ ういちろう)
伊藤忠商事株式会社 取締役会長
生年月日 :昭和14年(1939年)
出身地 :愛知県
血液型 :O型
座右の銘 :「Clean Honest Beautiful」
趣味 :読書・散歩・ゴルフ
ひとこと
明治維新以来140年、戦後60年、国のすべてにわたり「制度疲労」が散見される。「改革は、始めあって終わりなし」緩みなき改革を続けねばならない。日本の国民が今日より明日、明日より未来により豊かになるように、国民・国家に軸を定め、少しでも国の将来に貢献したいと思っている。
人物
多額の負債を抱えていた伊藤忠商事を2001年3月期決算では過去最高の705億円の黒字を計上するまでに回復させた。2004年からは取締役会長。『「清く、正しく、美しく」の精神で仕事をしている』と語る。 昼食は、子会社であるファミリーマートや吉野家の弁当を自ら購入している。 出勤には、運転手つきの自動車などを使用せず、社員の目線に立つため電車を使用している。「自分の人生なんてたかが知れている。社長を辞めたらタダの小父さんだ。格好つけたってしょうがない。それが私の哲学です」。そして今でも自家用車はカローラに乗っています。
略歴
昭和37年3月 名古屋大学法学部卒業
昭和37年4月 伊藤忠商事株式会社入社
平成4年6月 同社 取締役就任
平成6年6月 同社 常務取締役就任
平成9年4月 同社 取締役副社長就任 社長補佐・経営企画担当役員
平成10年4月 同社 取締役社長就任
平成16年6月 同社 取締役会長就任
財界も、日本の現状を心配しているのです。当然ですよね。
世界的な趨勢をも無視して、自分達だけの利益になる既得権益にかじりつく。
問題が、解っていても無視する。数々の問題が発生しててもしらんぷり。
各省全部がゼロ回答。怒りたくもなりますよねー!!!!
最近の電車の中での、マナーの悪さなんか、ゼンゼン小さいことかもしれませんね。
3月19日20時9分配信 毎日新聞
福田康夫首相は19日夜、道路特定財源の見直しについて「全額一般財源化も視野に入れて検討していく」と表明した。
民主党は全額一般財源化と暫定税率の全廃を求めており、首相がこのような踏み込んだ発言をしたのは初めて。首相官邸で、揮発油税などの暫定税率延長を盛り込んだ租税特別措置法改正案の修正問題をめぐる記者団の質問に答えた。
全額一般財源化の検討時期については「税制の抜本改革は前から約束している。その時に合わせての検討は非常にいいタイミングだ」と述べ、今年末の09年度税制改正論議で行う考えを示した。暫定税率見直しも「抜本改革の中で考えていっていいのではないか」と柔軟姿勢を示した。
これに先立ち、首相は官邸に自民党の谷垣禎一、公明党の斉藤鉄夫両政調会長を呼び、5項目の「道路特定財源の考え方」を示し、民主党と修正協議に入るよう指示した。(1)道路特定財源は税制抜本改革時に一般財源化に向け見直す。その際、地方の財源は守る(2)道路整備の中期計画は新需要予測データ等を基礎に計画の期間を含め見直す(3)公益法人への支出を含め道路予算の透明化、厳格化を行う--などの内容。
与党は21日に考え方を与党修正案として民主党に提示し協議を呼びかけるが、修正の具体的内容はなく民主党が応じるかは不透明。
道路特定財源は国税として揮発油税や自動車重量税など、地方税として軽油引取税などがある。08年度予算案では約3.3兆円が計上されており、道路整備に使った残りの約1927億円が一般財源化される。【西田進一郎】
福田首相は19日夜、ガソリン税の暫定税率を維持する租税特別措置法改正案など税制関連法案の修正に関し、道路特定財源全額の一般財源化を検討する考えを表明した。
首相は、これまで全額一般財源化に慎重な姿勢を示していたが、税制関連法案の年度内採決に向けて、民主党との協議を行うためには譲歩はやむを得ないと判断したものと見られる。民主党は、暫定税率の廃止と、2008年度からの全額一般財源化を主張しており、修正協議が進展するかどうかは不透明だ。
首相は19日夜、首相官邸で記者団に「道路特定財源は全額一般財源化も視野に入れて検討していく」と述べた。
また、暫定税率の廃止については、「税制抜本改革の中で考えればいい」との考えを示した。これに先立ち、首相は同日、首相官邸で自民党の谷垣、公明党の斉藤両政調会長と会談し、谷垣氏らに税制関連法案の修正について5項目の指針を示し、これに沿って修正案の作成や民主党などとの協議を行うよう指示した。
「道路特定財源の考え方」と題した指針は、〈1〉税制関連法案の年度内成立〈2〉税制の抜本改革を行う際に道路特定財源の一般財源化に向けた見直し〈3〉道路整備中期計画の期間を含めた見直し——などで、これらの内容を与党内で調整した上、野党と協議するよう求めた。
首相は一般財源化の具体的な時期について言及していない。政府・与党は経済や地方財政への影響を避けるため、08年度は現行の枠組みを維持する方針で、早ければ09年度税制改正で取り組むと見られる。 谷垣、斉藤両氏は指針を基に与党としての考え方をまとめ、21日にも野党側に提示し、修正協議を呼びかける。一般財源化の見直し時期などは、協議の中で詰める方針だ。与党は、法案の修正合意に向けて、衆参両院議長にあっせんを求めることも検討している。
道路特定財源は、揮発油税や自動車重量税などがあり、政府は、08年度の税収を総額5兆4043億円(地方分を含む)と見込んでいる。
(2008年3月20日01時43分 読売新聞)
ニュースです。今後、どう、進んで行くか期待されます!!!!
官僚、道路族の抵抗など、いろいろ出てくるでしょーが!!!!!
パンドラの箱が開いたのでしょうか????
JAPAiN:立ちすくむ日本
[JAPAiN:苦痛に満ちた日本]
英エコノミスト誌の日本特集から・・・
NIKKEI NET: “「ニッポンの停滞、元凶は政治家」英エコノミスト誌が特集“: 28 February 2008
日本語訳は日本経済新聞による。
日本経済新聞 [海外論調]: “英エコノミスト誌抄訳「世界第2位の経済がいまだにたちすくんでいる・・・:ニッポンの停滞、海外の厳しい目」”: 12 March 2008
* * *
Economist: “Japain“: 21 February 2008
日本経済の停滞は政治家のせいである。現在の景気減速のスパイラルは、日本の構造的な欠陥をあらためて浮き彫りにした。数年前までは、多くの人が日本に期待をかけていた。経済力はまだまだ中国を上回り、超優良企業も少なくない。だから、米国が息切れしたときには世界経済の落ち込みを少しは埋め合わせてくれるだろうと考えていたのである。[日本経済新聞訳]
Japan’s economy is still held back by its politicians. Though much has changed since 1990, a cyclical slowdown is now laying bare Japan’s structural shortcomings. A few years ago, people hoped that Japan, which is still a bigger economic power than China and has some marvellous companies, would help take up some of the slack in the world economy if America tired; that now looks unlikely.
* * *
だが、もはやその期待はむなしい。生産性の低さは目を覆うばかりで、新規投資のリターンは米国の半分程度。消費は相変わらず元気がない。官僚は失態続きで経済を誤らせてきた。日本に必要なのは、市場を機能させ競争を促す改革である。それなくしては、経済はまたもや失望をもたらすだけだろう。[日本経済新聞訳]
Productivity is disastrously low: the return on new investment is around half that in America. Consumption is still flagging, thanks in part to companies’ failure to increase wages. Bureaucratic blunders have cost the economy dearly, and Japan needs a swathe of reforms to trade and competition without which the economy will continue to disappoint.
* * *
[The Laggard:のろま]
Economist: “Japan’s pain: Why Japan keeps failing“: 21 February 2008
そして最後に、有権者も責任の一端を負うべきである。十年前、本誌が「失望させることにかけては超一流」だと日本をやゆしたとき、論客として知られるある議員が反論した。タイトルは「失望しないことにかけては超一流の日本の有権者」とすべきだったという。総選挙はこうした有権者にも、少なくとも政治家の選択基準を高めるチャンスをくれるはずだ。[日本経済新聞訳]
Lastly, the voters must take some of the blame. Ten years ago, when The Economist lamented Japan’s amazing ability to disappoint, one shrewd parliamentarian wrote in to challenge that. The headline, he said, should have read: “The Japanese people’s amazing inability to be disappointed”. A general election would at least give them the chance to start holding their politicians to a higher standard.
Technorati Tags: Economist, Economy, Japan
自民党は過去半世紀の大部分を支配してきて、まだ利益誘導の仕掛けとして残っているが、これらの問題に取り組むことを放棄してしまっている。
せっかく一匹狼の小泉純一郎が首相をしていた2001年から2006年にかけて改革への取り組みをしていたのに、元に戻ってしまった。
さらに悪いことに、昨年7月に野党の民主党が参議院を制してしまった。憲法は国会の衆参両院で違う政党が過半数を占めることを想定していなかった。
参議院は衆議院と同等に近い力を持っていることから、野党は事実上、政府が上程するほとんどの法案を廃案に持ち込むことができるのだ。 「イザ訳」
とうとう、英米発行部数100万部の海外の有名経済情報雑誌の表紙になってしまいました。英エコノミスト誌は、少し過激かもしれません。経済・政治面では遅れがめだちますが、文化・食べ物・観光・娯楽では、和食・アニメ・京都・温泉など、あいかわらずジャパンブームです。中国、アメリカ、ヨーロッパなどとても人気です。でも、あまり言われないようにしたいですよね。
最近、電車の中で足を組む大人が多くなってきました。私は、東京生まれの東京育ちですが、
子供の頃には、ありえませんでした。やはり、人に迷惑をかけるからです。
しかも、けっこう混んでいるのに、平気で、足を組んでいます。
足を長く延ばしている人も、最近目立ってきました。
とても不思議に感じます。
社会経験の浅い若い人ばかりとは限らず、私と同じくらいのいい年のおっさんが、足を組んだり、延ばしています。
一種の流行でしょうか????
そして、靴先の尖った靴が、最近の流行ですが、そのような靴を履いた人が多いように感じます。
妊婦や、お年寄りの方々に、席を譲らない人も見かけます。
電車に乗る機会が多いですが、とても残念に感じます。
学力の低下ではありません、思想の問題です。
社会は、いろいろな人達が協力し合わなくては成り立って行きません。
自分だけ良ければいいという世界は、弱肉強食の世界でも、成立しないのです。
まして、思いやりのない、協調性のないことでは、だれも協力してくれません。
いい友人もできません。いい彼女もできません。
人の気持ちがわからなくては、いい仕事もできません。
そう、世の中渡って行けないのです。
日本の将来が心配です。
小泉再編始動…福田無策で“新党”への布石か
2008年2月25日(月)夕刊フジ
小泉純一郎元首相が本格的に動き始めた。22日には、首相退陣後、選挙以外で初めて自民党衆院議員のセミナーで講師を務めた。福田康夫内閣の支持率が続落し、政界再編もうわさされる混迷政局の中、「三度の飯よりケンカが好き」とされる小泉氏が始動したことで、永田町では「小泉新党への布石を打ち始めたのではないか」との憶測も飛び交っている
22日夜、都内のホテルで町村派の萩生田光一衆院議員(当選2回)が開いたセミナーに講師として招かれた小泉氏は約1200人の聴衆を前に上機嫌で30分以上、小泉節を炸裂させた。
民主党が主張する道路特定財源の一般財源化について「自民党にも、本音は一般財源化に賛成の人がいる。私みたいにね」「一般財源化を前提にして福田総理が修正を呼びかけ、与党と民主党は突っ張り合わずに譲り合い、国民も『そんなところだな』と思う結論を出すべきだ」と語った。
衆院解散・総選挙の時期にも「福田総理は解散を望んでいない。早くてもサミット後だ。来年のサミットに出席してからでも遅くない雰囲気だが、衆院は常在戦場。いつ選挙があってもおかしくない」と言い切った。
「私はもう表舞台には出ないが、これから表に出る人を応援する」と話した小泉氏だが、その言葉を額面通りに受け取ることはできない。
14日には、沖縄県のバイオエタノール工場を視察。国会などで記者団の質問に答えないことで有名な小泉氏だが、この日は記者団に囲まれ、珍しく「首相を辞めてから、一番やっていきたいのは環境保護と経済発展の両立だ」と熱く話した。
3月13日にも「小泉チルドレン」の片山さつき氏のパーティーに出席する予定だ。
こうした積極的な動きについて、政治評論家の浅川博忠氏は「第一に政界再編を視野に入れた動き。次に福田首相による、自分が進めてきた構造改革の後退と、次期総選挙で小泉チルドレンの冷遇を牽制する意味もあるだろう」とみる。
福田首相には「経済無策」「万事他人事」といった批判が集中しており、支持率は30%の危機ラインに近づきつつある。民主党の小沢一郎代表も昨年の大連立騒動以降、求心力の衰えが目立ち、今年9月の代表選に向けて党内では不穏な動きが出始めるなど政局は混迷を極めている。
永田町では「次期総選挙後は、自民・民主党両党を巻き込んでの政界再編もあり得る」とのムードが広がっている。
今月10、11両日には、自民党の加藤紘一元幹事長らと民主党の「反小沢」勢力とされる仙谷由人、枝野幸男両氏を含む超党派議員が韓国を訪問。「リベラル勢力の結集を目指しているのでは」(永田町事情通)との見方が根強い。
福田首相と距離を置く自民党の麻生太郎前幹事長も、民主党の鳩山由紀夫幹事長らと超党派議連を旗揚げした。こうした動きは相次いでおり、いずれも「再編を見据えた動き」(自民党中堅議員)と見られている。
小泉氏はいまだに国民的人気を誇り、自民党内には約80人の小泉チルドレンを抱える。しかも、「政局の小泉」といわれるほど政局を好むだけに、キーマンと見る向きも強いのだ。
昨年の総裁選で小泉氏の再登板を求めたチルドレンの一人は「福田首相は公務員制度改革への姿勢や道路特定財源問題など、小泉改革を後退させているイメージがあり、おもしろいはずがない」と語る。
大連立騒動も、小泉氏の逆鱗に触れたとされる。自民党ベテラン議員は「小泉氏は経世会に怨念を持っている。その象徴といえる小沢氏と首相が組むのは許せないはずだ」と話す。
小泉氏の秘書を30年以上務めた飯島勲元秘書官は先月12日の会合で、「民主党の動きによっては『小泉純一郎』という名前が出てくる」と語り、与野党を巻き込んだ政界再編が起これば小泉氏の再登板があり得るとの見方を示した。経済界からも小泉氏再登板を待望する声は多い。
浅川氏は「1月に小泉氏と細川護煕元首相が密会したとの情報がある。『小泉・細川新党』となれば、自民党からは小池百合子元防衛相、民主党からも前原誠司元代表や野田佳彦氏ら有力者が参加するかもしれない。チルドレンを加えれば、最大100人の一大勢力になり、キャスチングボートを握ることも考えられる。自民党総裁としてではなく、新党なら、首相再登板もありうるのではないか」とみる。
22日の講演終了後、追いすがる記者が「政界再編の目玉になるといううわさがありますが」と尋ねたが、小泉氏は無言で立ち去った。
「政治には上り坂、下り坂、そしてまさかがある」と言う小泉氏。「まさか」に動く日も近いのか。
中選挙区制復活を軸に「細川・小泉新党」が急浮上
2008年3月3日(月)goo news
これまで神奈川県湯河原町に引きこもって陶器や書画製作にいそしんできた細川氏が2月1日から三重県菰野町の美術館で作品展を開いた。同地で地元紙記者らと久しぶりに「政治談議」を交わしたのだ。10年前の5月に突然、衆院議員引退を宣言、以来、表舞台からプッツリと姿を消した。この日、細川元首相は問わず語りで「日本も先進国として政権交代ができるようにならなければいけない」と発言、同席した記者たちを驚かせた。実は、この細川発言には伏線がある。先月下旬、密かに小泉純一郎元首相と会談、衆院の中選挙区制度復活を前提とした政界再編で一致したという。細川氏が創立した日本新党に参加した小池百合子前防衛相、伊藤達也元金融相、鴨下一郎環境相は自民党で要職を経験し、一方、鳩山由紀夫幹事長、前原誠司前代表、枝野幸男元政調会長、野田佳彦元国対委員長、小沢鋭仁前幹事長代理は民主党中枢を占めている。年内の解散・総選挙が有力視されているが、05年の「郵政解散」で当選してきた、いわゆる「小泉チルドレン」の一部と旧日本新党の一部が合流し、「細川・小泉新党」が結成されたら、政界再編の起爆剤になるに違いない。小泉氏が同じ神奈川県選出の甘利明経済産業相と菅義偉自民党選対副委員長に「党内で中選挙区制度復活論議を巻き起こせ」と助言したとも伝えられる。
細川、小泉両氏の「再登板」説は現実味が乏しいが、両氏を後ろ盾にした新党結成は夢物語ではない。福田康夫首相と小沢一郎民主党代表の2人が「大連立」を諦めていないだけに、中選挙区制復活を軸に結集する「細川・小泉新党」の動きが注目される。
小泉氏「日本の総理を目指せる」…さつき氏パーティーで講演
3月14日8時1分配信 スポーツ報知
小泉純一郎元首相(66)が13日、静岡県浜松市内のホテルで開かれた自民党の片山さつき衆院議員(48)の政治資金パーティーで講演を行った。約2000人の支持者と100人近い報道陣を前に約15分間熱弁。相変わらずの人気を見せつけた。
お気に入りのX-JAPAN「フォーエバーラブ」の曲にのってさつき氏と会場に姿を見せた小泉氏は「私はもう過去の人だし、次の(自民党)総裁選に出る気もない」と明言。そして「東京のマスコミがこれだけ来たのは片山さんが話題になるからだ」と語った。
その野党の党首は、小泉純一郎しかいない。
自民公連立政権が誕生し、福田康夫首相・小沢一郎副総理が固く手を交わす。首相は解散総選挙を決意する。
その瞬間、小泉純一郎氏が突如1人で自民党を離党する。小泉氏はこう言う。
「特殊法人廃止。官僚支配打破。消費税撤廃。わたしはどんな団体の声にも耳を貸さない。自民党とのしがらみも消えた。私が耳を貸すのは国民の声のみ。私は政党には入らない。もちろん派閥にも入らない。私は一人で自民公連立政権と戦う! 連立政権をぶっ壊す!」
と辻説法でアピールしたら、政界も世論も震撼する。
もし小泉氏が立ったら、自民党から公認を取れなかった小泉チルドレンは脱党し、旧安倍政権の中枢で福田政権で冷や飯を食っている石原伸晃や中川昭一も自民党を離れ、民主党からは反小沢派の前原誠司氏や枝野幸男氏が抜け、連立政権から大量に小泉新党へ合流する。
マスコミも「旧弊な自民公連立政権」VS「新鮮な小泉新党」の対立図式を描き、自民公連立政権と小泉新党の議席は450:1だったのに、小選挙区制のマジックによって150:300で勢いに乗った小泉新党がドミノ倒しのように大勝する。
選挙本部で憮然とする小沢一郎・鳩山由紀夫・古賀誠・伊吹文明といった面々。対照的に仏頂面で勝利の味を噛み締める小泉純一郎。
政権に復帰した小泉氏は、比叡山を焼き討ちにして中世の特権勢力を破壊した織田信長のように、道路公団などの特殊法人を潰してゆく。「ねこさん」
どうなっていくでしょうか?????? 国際的にも、日本の政治の遅れは注目されています。
新党できたら、投票したいですねー!!!
ヤクザの組織には上納金というものがある。それを悪びれずに役所がやっているのだから、あきれる。
3月5日水曜日に行われた地方分権改革推進委員会で、僕はこの役所の“上納金”システムを明らかにする資料を提出した (提出資料) 。国土交通省の天下り団体である社団法人日本観光協会が「全国広域観光振興事業」という名目で都道府県に入る地方交付税の4割をよこせ、と要求している資料だ。各都道府県の観光協会にお金を出し、観光協会が上部組織に“上納”する。
国交省と観光協会の不透明な関係
地方分権委員会で、この資料を示して、国交省と日本観光協会の関係を問うた。答えたのは国土交通省の西阪昇大臣官房審議官である。
「日本観光協会が全国的な観光振興の事業をするにあたって、各地方の観光協会から、一定額の寄付を頂いて、地方の観光協会と協力してやっているしくみでございます。国が、特にこのしくみにかかわっているというものではございません」 僕はさらに質問をつづけた。 「元事務次官が観光協会のトップでいる。それは都道府県に対して心理的に強制されていると理解されませんか」 西阪審議官はこう答えた。
「私どもは、国のしくみとしてこれを運用しているわけではございません。各都道府県の観光協会と、民間でございます日本観光協会とのなかで、日本観光協会の事業にたいして、各都道府県の観光協会がどのようなかたちで協力するかという問題だと考えております」 埒があかない。国交省所管の公益法人は役所と一体であって、「民間」ではない。 「では、運輸省の観光のセクションとこの観光協会とは、実施している中身がどう違うんですか。観光協会と政策当局とはコラボレーションがあるのかないのか。整合性が取れているのか。僕は、実態は三重行政だと思っています。地方に中央省庁の出先機関がある。それから各都道府県があってさらに日本観光協会がある」
西阪大臣官房審議官の回答はこうだ。 「地方運輸局は、私ども国がやる仕事を、より地方公共団体に近いところで地方公共団体と協力してやるというのが一般的です。具体的には、海外で日本の観光プロモーションをする場合に、私ども国が全体のプロモーションをやります。けれども観光のプロモーションは、『こういう魅力的なところがあるので来てください』とパッケージにしていうことが必要です。その場合には、私ども国と該当する地方公共団体が海外へ行っていっしょにプロモーションをする。あるいは海外から人をお招きするということをやっております」。 「特に最近は、いくつかの県が広域的に協力的にプロモーションしたほうが海外の方に魅力を感じていただける部分がございます。東京都のように、都だけで外国人の方を充分引きつけられるところはすくない。こういう場合は、地方にある運輸局が自治体といっしょになってプロモーションをしたり、情報交換をやっております。こうしたことが観光関係において運輸局にやっていただいているところでございます」
まわりくどくてよくわからない。丹羽宇一郎委員長(伊藤忠商事会長)から簡潔に、と注意が入る。
運輸省と総務省が働かせたワル知恵
国土交通省の答弁が要領を得ないから、説明をしなければいけない。都道府県は毎年、日本観光協会にこたえて2007年度までの8年間で、19億円を拠出してきた。天下り公益法人があたりまえのように要求している“上納金”に、都道府県が応じている。国民のまったく知らないところで。要望書ではこのように説明している。
「平成4年度に創設された観光事業振興助成交付金事業は、地方自治法第232条の2の規定に基づき支出される補助金であり、国内観光の振興に大きく貢献してまいりました。この制度は自治事務次官通知に基づき、特別地方消費税(都道府県税)の2パーセント相当額を都道府県から都道府県観光協会(連盟)に補助交付し、そのうち(略)40パーセント相当額を社団法人日本観光協会に配分する仕組み(出捐金)」
かつて飲食や宿泊料金には料理飲食等消費税(料飲税)という都道府県税がかかっていた。消費税導入のときに「二重課税だ」という観光業界の反発にこたえるかたちで、料飲税から名称がかわった特別地方消費税の一部のお金を、県から観光協会に補助するしくみができた。問題はそのあとだ。特別地方消費税は廃止されたけれど、観光協会への補助を維持してもらおうと思った運輸省が、総務省と一緒になってワル知恵を働かせた。
日本観光協会の「全国広域観光振興事業について、地方交付税による総額12億円の財源措置が講じられることとなったものです」(要望資料より)と指摘し、この地方交付税は実質的にはヒモ付きなので40パーセントを上納してくれ、というわけだ。
朝日新聞に解説を譲ろう。
「総務省は00年度から自治体の観光振興を行政需要として年間12億円分算入していると説明。日観協は『措置額のうち各県が地元で使う分を6割程度と想定し、残りを出してほしいという趣旨だ』と話している」(朝日新聞3月4日付)
用途が自由な地方交付金の“上納”を“お願い”
都道府県の歳入は「地方税の税収」「補助金」「地方交付税」で成りたっている。補助金は使用目的がしっかりと決まっている、ヒモ付きのお金だ。たいして交付税は、都道府県の裁量で自由につかうことができる。いわば国から地方への“仕送り”のようなものだ。その額を算出する“変数”に観光振興が加わったからといって、観光振興に支出する義務はない。
しかし社団法人日本観光協会は、その変数のなかに、昔の料飲税の“しっぽ”のようなものがあることをもって、ずっともらっていた金額なのだから、その一部を拠出せよといっているのだ。『全国広域観光振興事業拠出金制度の経緯等について』によると、「商工行政費」のなかの「観光及び物産振興費」がその“しっぽ”だ。「強制ではなくお願い」というタテマエだが、上納金の催促に違いない。
日本観光協会は国土交通省の天下り団体で、会長は元運輸事務次官の中村徹氏である。理事長は総務省、5人の常勤理事のうち国土交通省(旧運輸省)と総務省(旧自治省)からの天下りが2人ずつポストを分け合っている。
国交省の態度に、地方分権委員会の丹羽宇一郎会長も怒った。分権委員会では僕はもう一度問うた。
「観光協会を縮小するとか廃止するとか。そういう方向で検討します、ということだけでも言ってくださいよ」 「国の機関ではございませんので、私どもがどうこうするという立場ではない」と西阪大臣審議官は答えたが、丹羽宇一郎委員長(伊藤忠会長)が言葉をさえぎった。 「それは表向き。OBの人がたくさん行っているんだからね。国交省がまったく知らないということはあり得ないんだから」
しかし西阪大臣官房審議官も繰り返す。 「機関としては公益法人ということでございまして……」
国交省の観光部門は、10月に国交省の外庁として発足する「観光庁」へ業務を移転する予定になっている。日本が観光立国を目指し、観光振興に本腰を入れる姿勢を内外にアピールするのが目的だが、「観光庁長官」というポストをつくりたいためと思われても仕方がない。
別に「観光庁」でなくてもアピールはできるだろう。東京は、自力でしっかりやっている。
地方自治体が行政コスト削減をして得たお金をつぎこむのは観光行政だ。これこそ地方の仕事であって、国が公益法人を使って地方をあごで使うような仕組みはもはや許されない。
猪瀬 直樹 (いのせ・なおき) 作家。1946年、長野県生まれ。
1987年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で1996年度文藝春秋読者賞受賞。以降、特殊法人などの廃止・民営化に取り組み、2002年6月末、小泉首相より道路関係四公団民営化推進委員会委員に任命される。政府税制調査会委員、東京大学客員教授、東京工業大学特任教授、テレビ・ラジオ番組のコメンテーターなど幅広い領域で活躍中。東京都副知事。最新刊に『東京からはじめよう』(ダイヤモンド社)がある。
(2008年3月11日 Nikkei BP Net)
地方再生で期待される、日本の観光振興、どうなっていくでしょうか????
姫路、神戸、大阪へ、家族で行ってきました。
姫路城は、日本の代表する、世界遺産です。神戸が実家の知り合いから、是非、見た方がいいと推薦されました。
とても大きい、りっぱで、びっくりです。築城から400年経っています。秀吉の時代ですね。
神戸・三宮・外人街の風見鶏の家もいい雰囲気でした。
藤原紀香さんと陣内智則さんが挙式した、有名な生田神社のとなりにあるホテルに泊まりました。
元町の南京街、横浜の中華街と似てますね。
三宮ケーニッヒクローネNEXT店で、ケーキと珈琲のセット、これは太ります。
大阪、心斎橋では、かに道楽、
やはり、たこ焼きとグリコの看板ですかね??
今年の春、就職の息子の配属先の心斎橋と三宮の施設も見れました。
姫路、神戸、大阪は、とてもいいとこでした。
そして、たまには、家族旅行もいいもんです。
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そして、たまには、家族旅行もいいもんです。
職員給与カットに着手も 橋下大阪府知事が表明
大阪府の橋下徹知事(38)は、1日までに共同通信のインタビューに応じ、職員の本給カットについて「初年度から(財政改革に)切り込んでいくなら、手をつけないわけにはいかない」と述べ、財政再建策として取り組む考えを示した。
2007年度の当初予算では、教職員や警察官を含む人件費が9266億円と予算の約3割。橋下知事は08年度に1100億円の収支改善を目指しているが、この部分を見直さなければ達成は困難と判断したもようだ。
橋下知事は現在、庁内にプロジェクトチームを設置して財政再建の具体案を検討中。府民の負担が増大する可能性があることを念頭に「府民へのサービスを削って人件費に手を付けないということでは理解は得られない」と説明した。
(2008年3月1日共同)
「9年で6500億円の歳出減」 橋下府知事が所信表明
大阪府の橋下徹知事は29日、初めての府議会で所信表明演説をし、08年度当初予算案を7月末までの暫定予算案にすると表明した。府の全事業や府有施設を聖域なく見直すためで、「大阪から自治体経営の改革を起こす」と打ち上げた。府職員や地元自治体が戸惑うなか、5兆円の借金返済にあえぐ府財政のコストカットに「橋下流」で乗り出す。
●橋下流に「暫定」当初案
橋下知事は府議会で、新規事業などを含まない7月までの4カ月間の「暫定予算」案を提出した。07年度当初3兆2500億円だった歳出は、6割減の1兆1900億円となっている。
「歴史上、類のない大改革に取り組みたい」という橋下知事が目指すのは「08年度に1100億円、9年間で6500億円というかつてないスピードとボリューム」のコストカットだ。民間の企業経営の視点を採り入れ、政策立案に府民ニーズを見極める。「民ができるものは民へ。市町村ができるものは市町村へ。府は裏方として支える」として、府の全事業、出資法人、府有施設を6月までに「聖域なく見直す」という。
この日の所信表明の終盤では、橋下知事は顔を上げ、112人の議員を見据えながら「後世に評価されるような政治的な決断は、現世において激しい議論の対象になる」と声を張りあげた。その一文は、府職員が事前にまとめた原稿にはなかった。「財政非常事態宣言」「民間でいえば破産状態」と、演説には厳しい言葉を並べた。

背景には、厳しい府財政がある。98年度から赤字決算が続く。府債の返済を先送りする「赤字隠し」の影響で、収入に対する借金返済額の割合を示す指標の実質公債費比率は16年度以降、早期健全化団体の基準を超える恐れがある。橋下知事は、01年度から府が続ける減債基金の取り崩しによる歳入不足の穴埋めや04年度以降の赤字隠しとの「決別」も宣言した。

だが、急激な財政再建路線には強い反発がある。
「話が性急すぎる」。28日に府庁で開かれた町村長会では、府下9町1村の出席者から苦言や注文が相次いだ。府が暫定予算を組んだ影響で市町村向け補助金などの予算も3割程度に削減されたからだ。
「箱もの」の27の府立施設についても売却を含めて必要性の見直し作業を進め、週末ごとに視察して回っている。漫画家の松本零士さん(70)が館長を務める府立大型児童館ビッグバンでは、宇宙船をイメージした外観をデザインした松本館長に「この形にこだわる必要はなかったのでは」と言ってのけた。
●人件費削減が焦点
「橋下改革」について、総務省幹部は「人件費を削るしかないんじゃないか。ただ、それができるかどうかだ」とみる。
大阪府は06年度決算で47都道府県のうち唯一の赤字団体。東京都や愛知県は景気回復の恩恵で税収が伸びるが、大阪府にはそこまでの恩恵はない。歳出カットは太田房江前知事時代から取り組んでいる。1100億円の削減には人件費に手をつけるしかないという。
「大阪府は職員組合が強い。組合が反対しても人件費の削減ができるか。今後を見ないと何とも言えない」。同省内には「お手並み拝見」という空気が漂う。
「アサヒ・コム 2008年03月01日」

「財団渡り歩く構造断ち切る」 橋下知事、方針示す
大阪府に46ある指定出資法人の見直し作業を進めている橋下徹知事は1日、大阪市中央区の財団法人大阪国際平和センター(ピースおおさか)など2カ所を視察した。府から財団に派遣されている職員が、非常勤職員らに比べて高額な給与を受け取っていると指摘し、「不要な財団法人は解体し、府職員が財団を渡り歩く構造を断ち切る」との方針を示した。
同センターでは、府から派遣された職員の人件費が1人あたり年約1000万円に対し、非常勤職員が同約150万円である点を挙げ、「派遣された職員と非常勤の業務内容はどう違うのか」と指摘。財団側から明確な回答はなかった。
視察終了後、橋下知事は「府からの派遣職員をひきあげて、学校の警備員や残業代の多い部署に回せば、予算や残業代を削減できる。行政と財団法人の関係を大阪から変えたい」と話した。橋下知事は6月をめどに、出資法人の必要性について結論を出すとしている。
「アサヒ・コム 2008年03月01日」
大阪は、関西地区の一番の繁華街です。財政的に厳しいのは不思議な気がします。
京都、奈良、神戸なども近く、インフラも充実し、飛行場も三か所あります。
おいしいものも、多いし、お笑いも有名、ですよね。
また、大阪府の職員組合は強くてとても有名。残念ながらヤミ退職金などでも、とても有名です。
その職員給与カットなど、府政改革を打ち出した、勇気ある橋下知事の今後の府政手腕に、注目していきたいですね!!!























