絶対的エースがいると優勝できない
あおるだけあおる怪しげな出版社から出る本のタイトルみたいですが・・・
あるあるネタです。
絶対的エースがいて優勝候補といわれていたチームが大会で優勝できなかったという話を聞きました。
エースを決勝戦に温存しておいたら、準決勝で負けてしまったそうです。
日程の都合でダブルヘッダーでの準決勝、決勝というのがあだになったのでしょう。
オリンピックのとき、メダルを確定させる(決勝戦に出れば負けても銀メダルですから)ために、準決勝にエースを持ってくるのがセオリーと言う話を聞きました。
どこでエースを使うか・・・
難しいですね。
1試合であれば絶対的エースがいるチームは当たり前ですが強いです。
しかし、連戦もある大会となると、意外と、小粒ながらまとまったチームの方が優勝しているような気がします。
ホントかどうかは定かではありませんが・・・
でも特に学童であれば、ありうる話だと思います。
大会だと連戦、ダブルヘッダーなんてのもあります。子供の体力ではきついでしょう。
怪我・故障の面からも連投は避けたいものです。
それに、連投でなくても絶対的エースだって子供ですから、調子の波がありますし、一度崩れたら立ち直るのは難しいでしょう。
結局、調子の悪い絶対的エースだったり、控えのピッチャーで、戦わなければならない試合が出てきます。
こうなると脆い。
これが絶対的エースがいるチームが大会で優勝するのが難しい理由と愚考します。
逆に小粒なチーム(といっても全員がそれなりのレベルなわけです)は、控えピッチャーでも踏ん張れるので大会通して考えると強い。
で、当然ながら絶対的エースの控えピッチャーを育てておけば良いじゃあないかという話になると思うんですよ。
しかし、この話の本当の恐ろしさは、この絶対的エースがいる状態で、控えピッチャーを育てることが難しいことじゃあないでしょうか。
指導者も子供達も普段絶対的エースに頼ってしまいます。
大事な試合では絶対的エースが登板。
周りだってエースが見たい。
勝てば、やっぱりあのピッチャーはすごいって相手チームからも言われるでしょう。
控えピッチャーで負ければ、何故エースを投げさせないってことになるでしょう。
控えピッチャー候補の子にして見れば、いくら頑張っても控えピッチャー。
絶対的エースがいる状況で、2番手、3番手を作り上げるのは大変だと思います。
でも、エースに連投させたくはないし・・・
控えピッチャーで勝てるように準備をするしかないわけです。
絶対的エースが最初から3人ぐらいいれば良いんですけどねぇ。
難しいですね。
とは言っても、うちのチームではいらない心配でした。
それでは。
コーディネーション
コーディネーショントレーニング というものが気になっています。
JACOT(日本コーディネーショントレーニング協会) さんという団体があるようです。
いろいろと面白い子供が楽しんでできそうなトレーニングが紹介されています。
野球が上手になるための基本の前の、体を上手に動かすための基本を鍛えるための練習ですね。
私は素人なので、経験者の方々のようにあまり野球の練習に詳しくありません。
でも逆に変なこだわりもありません。
他のスポーツの練習やトレーニングをして、体を上手に動かすことができれば、野球だってうまくなるのじゃあないかと思います。
そうしたら野球以外のスポーツでも活躍できるのじゃあないかなあなんて思います。
実際、学校の体育の時間では野球はやらないですしね。
それに練習メニューのバリエーションがたくさんあると子供達もあきないですしね。
遊んでばかりいて、ちっとも野球の練習をしているように見えないのに、気が付いたらうまくなっていて、強くなっていて・・・
ちゃんとした野球を教えて挙げられない素人の苦肉の策、いや言い訳でした!
それでは。
なんだかなあ
ちょっと広めの公園へ子供を連れて自主錬にいったときのことです。
行った先には先客がいました。
お父さんと息子さん。3・4年生ぐらい。
スペースの一角を使っていたので、反対側の隅で自主錬開始。
なのですが、、、
そのお父さんが怒号系でした・・・
結構近めの距離、前進守備しているときの3塁手よりだいぶ近いぐらいに感じました。
左手にグラブをはめて、右手にバットの一人ノッカースタイルのお父さん。
片手ですから近いと言ってもそんなすごい打球ではありませんが、それでも近いです。
それもゆるいゴロの練習をしているわけではないようで、片手ですがかなりしっかり打っています。
結構打球が速くて、近くて、怖いです。
お子さんはちょっとビビリながら必死でグラブを出します。
が、捕れません。
「そんなの捕れないのかっ!」
「そんなんでレギュラーになれると思ってんのかっ!」
「顔が避けてる!正面で捕れ!」
お父さんも片手ですし、あまりノックになれていないようで、打球がちょっとずれたり、ライナーになったり、強くなったり、弱くなったり・・・
距離も近いですから、強いライナーがきちゃったりすると、捕るよりも避けるのに精一杯な感じ。
「何避けてんだっ!」
で、ナイスキャッチをすると、
「ほら、やればできるだろっ!」
ちっとも誉めていない。。。
まあ、ずっとそんな感じでした。
遠くから横目で見ていて、どうしたら良いものか。。。
親子の練習に口をだすものでもないし・・・
とりあえず、だらだらとやっている息子に対して、いつもだったら怒鳴ってしまうような状況でも怒らずに、いつもより大きめの声で楽しさをアピールしながら反対側でしばらく練習しました。
レギュラーを取りたい、取らせたい気持ちはよく分かりますが、傍で見ていて、気持ちの良いものではないですね。
傍で見ている人が、いっしょにやりたくなるような練習がしたいです。
それでは。
受け継いでいるもの
うちのチームは、長い歴史のあるチームです。
親子2代なんて家族もいます。
しかも昔は強かったらしいです。
その昔関わっていたという方に町内の盆踊りの時に言われました。
大先輩:「で、最近はどうなの?」
私:「あんまり勝てませんが、楽しくやっています。」
大先輩:「昔は強かったんだよ。頑張ってな」
まあ、強いといっても小さなローカルでの話ですが、常に優勝を争っていたらしいです。
しかも、かなりのスパルタで、厳しい練習をしていたそうな。。。
本来であれば伝統あるチームってことですね。
今は楽しさ優先のゆるゆるチームです。
まったく伝統を受け継いでいないといっても過言でないのかもしれません。
でも、しょうがないですよね。
私が関わるちょっと前に人数がごそっと減ってしまったようです。
小さな町内のチームなので、そもそも子どもの数が少ない時期だったようです。
で、高学年の子がいなくなりました。
その頃、マンションができたりして小さな子が増えて、低学年が確保できたので、チームは存続できました。
挙句に、監督も仕事の都合でなかなか練習に出れずに交代しました。
以前のことを知っている大人がいなくなり、その頃の指導を受けた選手も高学年の数人だけ。
まるっきりチームが入れ替わってしまったような感じですね。
しかも、低学年が多いチーム。
選手が足りなくなりそうな経験をしたチームです。
必然的に雰囲気も変わりますね。
そんな事情があります。
大先輩から見たらちょっと歯がゆいものがあるのかもしれませんね。
「昔は強かった」なんて話は残念ながら私は知りません。
「昔はもっと厳しかった」なんて話も知りません。
厳しい練習をして、強いチームを作っていたようです。
残念ながら伝統あるチームのそんな伝統は受け継いでいません。
でも、逆に余計なものを引きずらないで済んだといえるかもしれません。
チームによっては「昔は・・・」に足を引っ張られているようなところもありますからねぇ。
毎年、選手が入れ変わるのに、同じようなチームでいられるわけもないのに。
今、チームは、先日も書いたように高学年でスタメンが組めるようになり、それぞれみんなうまくなってきて、すごく良い雰囲気です。
強くなってきただけでなく、みんなで頑張る・楽しむという雰囲気があります。
この良い感じは、受け継いで行きたいです。
少なくとも次男が卒業するまでの何年間かは関わるものとして、何を受け継いでいくか、どうやって繋げていくかを最近良く考えるようになりました。
それでは。
フォーメーション
捕ったり、投げたりがそれなりにさまになってきたうちのチーム。
ついにフォーメーション・連携を練習しました。
今までやっていなかったのです。
いや、まったくやっていなかったわけでは無いです。
シートノックなどのときに、レフトゴロが行けば、2塁手にはバックセカンドのために「2塁ベースにつけーっ」って指示を出したり、その他の選手にもカバーやバックアップに走らせたり・・・
でも、その意味がちゃんと伝わっていませんでした。
『伝えていませんでした』 『伝えられていませんでした』と言った方が正確な表現ですね。
選手たちは、なんだかよくわからないけど言われているからそこに走るという状態。
日ごろからプロ野球を見たりして詳しい子供たちはわかるのでしょうが、うちのようなレジャー系のチームではそこまで詳しい選手は少なく、理解できていない状態でした。
でも、レジャー系ですのでそれで良かったのです。
しかーし、だんだんとみんながうまくなってきて、野球に興味を持ってきて、スタメンも4年5年6年生と学年も高くなり、意識も高くなり、勝ちたいという欲も少しはでてきて・・・
連携って難しいですよね。
受ける方が分かっていても、投げる方が分かっていなければだめです。
投げる方が分かっていても、受ける方が理解して準備していなければ、余計なエラーになるだけです。
どちらか一方だけがうまくても連携はできませんからねぇ。
でも、分かる選手がだいぶ多くなりました。
そうすると、なんとなく形ができてきます。
その他の選手も自分のところにボールが飛んでこないときでも、何かすることがあるということにうすうす気づきはじめます。
1段階上の野球をする準備が整いました。
ということで、フォーメーション、連携の練習(というより学習)をしました。
しかし、はじめはなかなか分かってもらえませんでした。
レフトゴロのときにライトの選手はどこに行くのか?何故なのか?
反復練習をしたので、レフトにゴロが行けばライトの選手はちゃんと動くのですが、ちょっとレフトの捕る位置が深くなったりすると、怪しくなる・・・
そんな感じ。
どーも、ピンと来ていない雰囲気。
ちゃんと「バックセカンドの送球がレフトからセカンドベースに来て、そのバックアップのためなんだから、それをレフトの選手とセカンドベースを結んだ線で、エラーしたときに捕りやすいところ」と説明はするんですが、いまいちピンと来ていない。
ここで良いのかなあと顔色をうかがいながら動いている感じ。
しかも、打球が飛ぶ場所はいっぱいあり、ランナーがいるとかいないとか、バリエーションは豊富。
なかなかさまにならないでいました。。。
われわれコーチ陣も、どうしようかとちょっと苦慮しておりました。
その日はかなり暑くてきつかったので、長めに休憩を取りましょうということになりました。
そのときです。
転機が訪れました。
休憩時間がもったいないと日陰で休みながら、スムーズに練習を進めようと、先輩コーチが次に練習する予定のプレイの説明を絵に描いてしてくれました。
休憩をしながらそれを見ていた子供たち。
何か納得している様子。
グラウンド上であっちに行け、ここで待てと言われてもなかなか分からなかったことが、上からの絵で見せられて、全体の動きとしてつながったのでしょう。
ついにピンと来た様子。
そのまま休憩時間を延長して、絵で全員にノーアウトランナーなしとランナー1塁の状況で、それぞれの場所に打球が飛んだ場合の動きを説明。
そのあとは、全員(4年生以上と一部の3年生)の動きが良くなりました。
迷い無く、2塁に入る、バックアップの位置に入る、カバーにまわる。。。
もちろん間違ったり、良い位置でないことも多いですが、どうしようとうろうろしたり、迷ったりしないので、さまになるのです。
自分なりによい位置を考えて、そこに動く。
1日でかなりちゃんとしました。
受ける側がどこにいてくれるかが分かりやすくなると捕ったあとに投げる場所が定まる。
すると、捕る選手の動きまで良くなりますね。
実に成果のあった日でした。
ということで、結論。
フォーメーションは上から見た絵(鳥瞰図、俯瞰図)で説明すると分かってもらえやすい。
そう考えると、やっぱりプロ野球を見たり(それもスタンドで上から)、ゲームをしたりと日ごろから野球三昧の子がうまくなるわけですね。
それでは。