VIX指数の30日VIX(2013年5月22日):88.23%、前日比+0.19ポイント
S&P500指数のVIX指数(ボラティリティ・インデックス)を対象としたVIX指数(ティッカーコードはVVIX)のチャートをみてみましょう。
これはVIX指数を対象とした30日のVIX指数で、VIX指数自体の中期の予想変動率を数値化したものです。VIX指数の今後の動きを予測する上で、有益な情報を与えてくれると筆者はみています。
VVIX指数についてはCBOEの下記のページをみてください。
http://www.cboe.com/micro/VVIX/default.aspx
2013年5月22日の終値は88.23%となりました。前日比0.19ポイントの上昇で、3営業日連続で上昇しています。VIX指数に対する投資家心理が悪化していることを示しています。
VVIX指数はまだ低水準を維持していますが、今後100%を上まわってくるかどうかがポイントとなります。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の動き(2013年5月22日時点):13.82%、前日比+0.57ポイント
5月22日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.52%、ナスダック総合株指数は同-1.11%となりました。
注目されていたバーナンキFRB議長の議会証言は、量的緩和策を継続する旨の発言があったため、ダウ工業株30種平均は一時150ドル超上昇しました。しかしながら、その後は利益確定売りが断続的に入り、結局前日比マイナスで引けています。投機筋は今回の議会証言を利益確定売りのチャンスととらえ、行動したとみられます。ただ株式相場全体は依然として上昇トレンドを維持しています。
また、債券相場は大幅下落(金利は上昇)しました。バーナンキFRB議長が、「雇用の改善が続けば金融緩和が早期に解除される可能性がある」と発言したことに反応し、売りが入りました。なお、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して続伸しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、5月22日の終値は13.82%となりました。前日比0.45ポイントの上昇で、3営業日連続で上昇しています。投資家心理の悪化が続いていることを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は依然として低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。5月22日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は15.82%で、前日比0.04ポイント上昇しました。3営業日連続の上昇です。
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