徳間書店から、『成長著しい「次の新興国マーケット」バングラデシュ経済がわかる本』を刊行しました(共著)。
なぜ、バングラデシュの経済が成長し続けているのか、アパレル業界を中心に欧米企業がバングラデシュに進出しているのはなぜか、その秘密(理由)をわかりやすく解説したのが本書です。日本で発売された最初のバングラデシュ経済の入門書といえます。
株式投資の対象としてバングラデシュを検討しようとする投資家、これから同国に進出しようとする日本企業の担当者、そして日本では意外と知られていない親日国=バングラデシュの真実の姿を知ろうとする読者にとって、有益な書物だと自負しています。
対外及び対内証券売買契約の状況(2013年8月3日に終わる週):7,568億円の資金流出超
8月3日に終わる週の対外及び対内証券売買契約の状況(指定報告機関ベース)が本日(8月8日)発表されましたので、確認しておきましょう。
非居住者による株式の取得・処分状況(8月3日に終わる週)は422億円の処分超過(売り越し)となりました。2週間連続の売り越しで、海外投資家が利益確定売りの行動に出ていることがわかります。ただ、金額はわずかです。
下記は非居住者による公社債の取得・処分状況です。8月3日に終わる週は1,116億円の処分超過(売り越し)となりました。2週間連続の売り越しですが、売り越し金額は前週(1兆1,264億円)と比べて大きく減少しています。
下記は、対外及び対内証券売買契約(株式・中長期債・短期債のすべてを合計したネットの数値)の合計値および4週平均値と、ドル円相場を合わせたチャートです。
このグラフは、週ベースでの証券投資の流れがドル円相場にどう影響しているかを示唆するチャートとなります。
ただ、中長期債の投資の場合は、通常、為替ヘッジを行いながら投資する場合が多いため、単純に数値の合計額だけをみて判断することは危険です。ご注意ください。
8月3日に終わる週は、7,568億円の資金流出超となりました。2週間連続の資金流出超となっています(前週は1兆3,117億円の資金流出超)。
これはドル円相場にとっては、円安圧力が弱まったことを意味します。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の動き(2013年8月7日時点):12.98%、前日比+0.26ポイント
8月7日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.31%、ナスダック総合株指数は同-0.32%となっています。
QE3の縮小観測が広まり、利益確定売りの動きが継続しています。ダウ工業株30種平均は一時100ドル弱下落しました。ただし、引けにかけては買い戻しも入り、下げ幅を縮小させています。
なお、債券相場は買われ(長期金利は低下)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して続落しました。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、8月7日の終値は12.98%となりました。前日比0.26ポイントの上昇で、2営業日連続で上昇しました。投資家心理が悪化したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数はまだ低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。8月7日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は14.81%で、前日比0.25ポイント上昇しました。2営業日連続の上昇です。
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ドルインデックスの動き(2013年7月31日):3営業日振りに下落!
ドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。
7月31日のドルインデックス(NYクローズ時点)は、前日比0.377ポイント安の81.452ポイントとなりました。3営業日振りの下落です。このところ軟調な展開が続いています。
下記はドルインデックスのAVSのチャートです。7月31日時点では「売り」継続となっています。8月1日時点のSAR値(売買転換値)は82.34ポイントとなっています。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。7月31日の終値は転換線の下、かつ雲の下に位置しています。
下記はMACDのチャートです。7月31日時点では「売り」継続となっています。
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