VIX指数の動き(2013年8月7日時点):12.98%、前日比+0.26ポイント
8月7日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.31%、ナスダック総合株指数は同-0.32%となっています。
QE3の縮小観測が広まり、利益確定売りの動きが継続しています。ダウ工業株30種平均は一時100ドル弱下落しました。ただし、引けにかけては買い戻しも入り、下げ幅を縮小させています。
なお、債券相場は買われ(長期金利は低下)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して続落しました。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、8月7日の終値は12.98%となりました。前日比0.26ポイントの上昇で、2営業日連続で上昇しました。投資家心理が悪化したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数はまだ低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。8月7日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は14.81%で、前日比0.25ポイント上昇しました。2営業日連続の上昇です。
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