VIX指数と投機筋の動向(2013年7月23日時点):売り越し枚数が急増!
VIX指数先物の2013年7月23日時点のポジション動向を確認しておきましょう。
下記はノン・コマーシャルズ(投機筋)のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。
7月23日時点では59,155枚の売り越しとなりました。86週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて27,559枚増加しました(3週間連続の増加)。売り越しポジションは再び増加してきました。
CTAやヘッジファンドなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)のVIX指数に対するスタンスは「弱気」継続と判断します。
下記はコマーシャルズ(実需筋)のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。
7月23日時点では63,152枚の買い越しとなりました。85週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて27,350枚増加しています(3週間連続の増加)。
機関投資家など実需筋(コマーシャルズ)のVIX指数に対するスタンスは、「強気」継続と判断します。なお、実需筋はヘッジ手段としてVIX指数を活用しており、ヘッジ比率は再び上昇してきました。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の30日VIX(2013年7月26日):76.54%
S&P500指数のVIX指数(ボラティリティ・インデックス)を対象としたVIX指数(ティッカーコードはVVIX)のチャートをみてみましょう。
これはVIX指数を対象とした30日のVIX指数で、VIX指数自体の中期の予想変動率を数値化したものです。VIX指数の今後の動きを予測する上で、有益な情報を与えてくれると筆者はみています。
VVIX指数についてはCBOEの下記のページをみてください。
http://www.cboe.com/micro/VVIX/default.aspx
2013年7月26日の終値は76.54%となりました。前日比0.20ポイントの低下で、2営業日連続で下落しました。VIX指数に対する投資家心理が改善していることを示しています。
VVIX指数の動きから判断すれば、VIX指数は当面、低位を維持すると思われます。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の動き(2013年7月26日時点):12.72%、前日比-0.25ポイント
7月26日のNY株式市場は小幅続伸となりました。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.02%、ナスダック総合株指数は同+0.22%となっています。
朝方はアジア・欧州市場下落の影響を受けて、売り先行でスタートしました。ダウ工業株30種平均は一時150ドル超下落しています。しかしながら、売られたところでは買い戻しが入り、ジリジリと戻し、結局前日比プラスで引けました。NY株式市場は強いといえます。
なお、今週はFOMCと雇用統計が控えており、神経質な動きとなりそうです。
債券相場はQE3がまだ続くとの観測から上昇(長期金利は低)しています。外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して下落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、7月26日の終値は12.72%となりました。前日比0.25ポイントの低下で、2営業日連続で下落しています。投資家心理が安定していることを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持しており、NY株式市場は当面、堅調に推移しそうです。
下記はVXV指数のチャートです。7月26日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は14.80%で、前日比0.20ポイント低下しました。2営業日連続の下落です。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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