日経平均ボラティリティー指数(2013年5月24日):39.59%
日経平均ボラティリティー・インデックス(2010年11月19日より算出)のチャートをみてみましょう。
日経平均のヒストリカル・ボラティリティも掲載します。
5月24日時点の日経平均ボラティリティー指数は39.59%となりました。前日比4.15ポイントの低下で、3営業日振りに下落しました。投資家心理がやや改善したことを示していますが、水準はまだ高いといえます。
なお、5月24日のシカゴの日経平均先物(2013年6月限、円証拠金ベース)は5月23日の大証終値280円安の14,330円となっています。一方で、5月24日のVIX指数は小幅に低下しました。このため、本日(5月27日)の東京株式相場も乱高下が予想されます。日経平均ボラティリティー指数がどう動くかは判断が難しいといえます。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の30日VIX(2013年5月23日):87.40%、前日比-0.83ポイント
S&P500指数のVIX指数(ボラティリティ・インデックス)を対象としたVIX指数(ティッカーコードはVVIX)のチャートをみてみましょう。
これはVIX指数を対象とした30日のVIX指数で、VIX指数自体の中期の予想変動率を数値化したものです。VIX指数の今後の動きを予測する上で、有益な情報を与えてくれると筆者はみています。
VVIX指数についてはCBOEの下記のページをみてください。
http://www.cboe.com/micro/VVIX/default.aspx
2013年5月23日の終値は87.40%となりました。前日比0.83ポイントの低下で、4営業日振りに下落しました。VIX指数に対する投資家心理がやや改善したことを示しています。VVIX指数が低下したことで、やや安心感があります。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の動き(2013年5月23日時点):14.07%、前日比+0.25ポイント
5月22日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.08%、ナスダック総合株指数は同-0.11%となりました。
日本および欧州株式市場の急落を受けて、寄り付きは売り先行でスタートしました。ダウ工業株30種平均は一時130ドル超下落しました。しかしながら、この日発表された新規失業保険申請件数と4月の新築住宅販売件数がともにコンセンサス予想よりも良い内容だったことから買い戻しが入り、結局小幅安で引けました。日本初の株式急落は米国市場で歯止めがかかった形となっています。
なお、債券相場は小幅に繁反発(金利は低下)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して下落しています。円の反発が目立っています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、5月23日の終値は14.07%となりました。前日比0.25ポイントの上昇で、4営業日連続で上昇しています。投資家心理の悪化が続いていることを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持していますが、来週以降さらに上昇するかどうか注意する必要があります。
下記はVXV指数のチャートです。5月23日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は16.00%で、前日比0.18ポイント上昇しました。4営業日連続の上昇です。
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