円相場の動きと投機筋の動向（2013年5月21日時点）…円売り越し枚数は3週間連続で増加！

IMM円通貨先物取引の投機筋のポジション動向を確認しておきましょう。ただし、今回の数値は先週23日からの波乱の展開を反映していません。注意してください。

2013年5月21日時点では95,186枚の円売り越しとなりました。31週間連続の円売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて6,779枚増加しています（3週間連続で増加）。売り越し枚数は依然として高水準を維持しています。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋（ノン・コマーシャルズ）のスタンスは、「弱気」継続と判断します。

次回発表の数値（5月28日時点）は売り越し枚数が減少していると予想されます。

　下記は実需筋（コマーシャルズ＝年金などの機関投資家）のポジション動向です。

　2013年5月14日時点では138,632枚の円買い越しとなりました。33週間連続の円買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて4,797枚増加しました（3週間連続の増加）。

実需筋（コマーシャルズ）のスタンスは、「強気」継続と判断します。

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＊当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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VIX指数と投機筋の動向（2013年5月21日時点）：売り越し枚数は5週間連続で減少！

VIX指数先物の2013年5月21日時点のポジション動向を確認しておきましょう。

下記はノン・コマーシャルズ（投機筋）のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。

5月21日時点では53,613枚の売り越しとなりました。77週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて2,814枚減少しました（5週間連続の減少）。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋（ノン・コマーシャルズ）のVIX指数に対するスタンスはまだ「弱気」継続と判断します。ただ、売り越し枚数は5週間連続で減少しており、スタンスに変化の兆しがみられます。

　下記はコマーシャルズ（実需筋）のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。

5月21日時点では58,698枚の買い越しとなりました。76週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて2,871枚減少しています（2週間振りの減少）。

機関投資家など実需筋（コマーシャルズ）のVIX指数に対するスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。なお、実需筋はヘッジ手段としてVIX指数を活用しており、ヘッジ比率は高水準です。

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＊当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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VIX指数の動き（2013年5月24日時点）：13.99％、前日比－0.08ポイント

5月24日のNY株式市場はまちまちの動きとなりました。NYダウ工業株30種平均は前日比＋0.06％と上昇しましたが、ナスダック総合株指数は同－0.01％と下落しています。

QE3の規模が縮小するとの観測から、寄り付きは売り先行でスタートしました。しかしながら下げたところでは買い戻しも入り、さらに週明け27日が休日のため様子見気分も広がり、その後はもみあいの展開となりました。

なお、債券相場は小幅に上昇（金利は低下）し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対してやや下落しています。

S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、5月24日の終値は13.99％となりました。前日比0.08ポイントの小幅低下で、5営業日振りに下落しています。投資家心理がやや改善したことを示しています。

　下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです（2009年以降のチャート）。VIX指数はまだ低位を維持しています。

　下記はVXV指数のチャートです。5月24日時点のVXV（S&P500指数の3カ月ボラティリティ）は15.92％で、前日比0.08ポイント低下しました。5営業日振りの下落です。

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＊当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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