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VIXが一時37.5%まで上昇! 世界の証券・金融市場は大波乱

 米国株式市場をはじめ世界の証券・金融市場は大波乱の展開となっています。16日の米国市場ではS&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)が一時37.5%まで上昇しました(引け値は30.83%)。
 
0817VIXの推移(06~)


0817VIXの推移(00~)


 VIXの40%台のせまであとわずかに迫っています。


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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ドル円相場が1ドル=115円台へ!

外国為替市場では、円高がさらに進行、ドル円相場は1ドル=115.72円まで上昇しています。円が主要通貨に対して全面高となっています(特に高金利通貨に対して円高が進行)。円キャリートレードの解消が急激に行われていますが、現行水準では個人投資家(外国為替証拠金取引で円売りポジションを積み上げてきた投資家)のストップロスが続出しているものと推測されます。


一方で、円以外の通貨を見ると、米ドルが意外にも堅調です。ドルインデックスは82.088ポイントと、前日比上昇しています(前日比+0.266ポイント)。

VIXが30%台に上昇! NY市場 さらなる下落を示唆

 米国株式市場ではボラティリティがさらに上昇しています。筆者が注目しているS&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、8月15日には30.67%となり、ついに30%台にのせました。
 
0816VIXの推移(06~)


 VIXは2002年の夏から秋にかけて40%台にのせています(このとき株式相場は大きく下落)が、今回もその可能性が高まってきたといえそうです。


0816VIXの推移(00~)


 なお、FRBやECB、日銀など先進各国の中央銀行は短期金融市場に潤沢な資金を供給し、流動性リスクが発生するのを防ぐ決意を示しています。米国の場合、すでに0.5%の利下げを織り込んだ状況です。主要各国が緊急の協調利下げを行うケースも想定すべきでしょう。


0816米国の長短金利



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