VIXが30%台に上昇! NY市場 さらなる下落を示唆
米国株式市場ではボラティリティがさらに上昇しています。筆者が注目しているS&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、8月15日には30.67%となり、ついに30%台にのせました。
VIXは2002年の夏から秋にかけて40%台にのせています(このとき株式相場は大きく下落)が、今回もその可能性が高まってきたといえそうです。
なお、FRBやECB、日銀など先進各国の中央銀行は短期金融市場に潤沢な資金を供給し、流動性リスクが発生するのを防ぐ決意を示しています。米国の場合、すでに0.5%の利下げを織り込んだ状況です。主要各国が緊急の協調利下げを行うケースも想定すべきでしょう。
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