11月22日時点の業種別株価動向
金融サイト『ストックステーション』の「投資のヒント」に、
日経500種業種別株価のレポートを掲載しています。
こちらもご覧ください。
本日のレポートは下記から。
http://www.stockstation.jp/uwasa/1275

外国人投資家動向 … 売り越し継続
11月20日時点でのCOTレポートが11月26日(月)に発表されるため、COTレポート以外の統計から、外国人投資家の売買状況を確認しておきましょう。
下記は、財務省が発表している対外及び対内証券売買契約等の状況(週次・指定報告機関ベース)のうち、非居住者による株式の取得・処分をまとめたチャートです。
直近のデータは11月16日に終わる週まで発表されています。外国人による株式取得は3,023億円の売り越しとなりました。2週間連続の売り越しです。
外国人投資家の日本株に対するスタンスは、「中立」から「弱気」に変わったと判断します。
下記は非居住者による債券(中長期債および短期債券)の取得・処分をまとめたチャートです。11月16日に終わる週は1兆2,676億円の買い越しとなりました。6週間連続の買い越しです。投機資金は「質への逃避」で引き続き債券市場に流入しています。
下記は、東京証券取引所が発表している三市場の投資部門別売買状況のデータです(11月16日に終わる週まで)。三市場の投資部門別売買金額をみると、1,957億円の売り越しとなりました。2週間連続の売り越しです。
一方で、下記はジャスダック市場における外国人投資家の差引きの売買金額を示したチャートです。11月9日に終わる週は13.8億円の売り越しとなりました。2週間連続の売り越しです。
下記は日経ジャスダック平均のチャートです。年初来安値を更新中です。
東証マザーズ市場については、2億円の売り越しとなりました。金額は減りましたが、2週間連続の売り越しです。
下記は東証マザーズ指数のチャートです。
下記は、寄り付きの外資系証券の売買状況です。11月1日から16営業日連続で売り越しています。
下記は日経平均の週ベースの一目均衡表です。年初来安値を更新中です。11月22日の終値は、雲の下に位置しています。15,000円を早急に回復できるかどうかが今週のポイントです。
下記は日ベースの一目均衡表です。終値は転換線の下に位置し、下落トレンドが続いています。
なお、11月23日のシカゴ日経平均先物(12月限)の終値は15,000円となっています(大証の22日の終値は14,800円)。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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原油価格は終値ベースで過去最高値を更新!
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11月23日までの国際商品市況の状況をみておきましょう。
米ドルの代替通貨とみなされる金(ゴールド)は週後半に大きく反発しました。前週は4.9%上昇しました。1トロイオンス=800ドルを回復しています。
下記はWTI先物(期近物)のチャートです。終値ベースで過去最高値を更新してきました。前週は3.2%の上昇です。
ここで、GOLD/WTI比率の推移をみておきましょう。11月23日は8.39倍となっています。引き続き原油に比べて金価格が相対的に割安となっています。
次は穀物相場の状況です。CBOTのコーン先物は上昇トレンドが継続しています。前週は2.5%の上昇となりました。
国際商品市況の代表的な指数であるCRB指数をみると、上昇トレンドを維持しています。前週は1.4%の上昇となっています。
最後にバルティック海運指数(ドライインデックス)をみてみましょう。
バルティック海運指数(ドライインデックス)は、8営業日連続で下落し、11月23日時点では10,148ポイントとなりました。前週比6.6%の下落です。天井をつけた可能性が高いようです。
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