11月20日時点の主要国際商品のポジション動向
11月20日時点の主要国際商品のポジション動向
… 投機筋は「強気」継続
11月26日(月)東部時間午後3時30分(日本時間では、11月27日の早朝)に、11月20日時点でのCOTレポートが発表されました。
COMEXの金先物取引の、投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向のチャートを確認しておきましょう。
11月20日時点では、差引きで172,390枚の買い越しとなりました。前週に比べて買い越し枚数は18,395枚減少しています(2週間連続の減少)。
CTAやヘッジファンドなどの投機筋は、金に対して「強気」スタンスを維持していますが、一部利益確定の行動をとっているようです。
次に、NYMEXのWTI先物取引の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみておきましょう。
11月20日時点では、49,840枚の買い越しとなり、前週比22,274枚の増加となっています(2週間振りの増加)。
投機筋のスタンスはまだ「強気」継続となっています。
最後に、CBOTのコーン先物取引の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみておきましょう。
11月20日時点では、234,569枚の買い越しとなり、前週比2,036枚の増加となりました。4週間連続の増加です。投機筋は「強気」スタンスを強めています。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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11月20日時点のCME日経平均先物ポジション動向
11月20日時点のCME日経平均先物ポジション動向
… 投機筋は売り越し継続
11月26日(月)東部時間午後3時30分(日本時間では、11月27日の早朝)に、11月20日時点でのCOTレポートが発表されました。
CMEに上場されている日経平均先物取引について、コマーシャルズ(実需筋)やノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況をみてみましょう。
コマーシャルズについては、11月20日時点では18,951枚の買い越しとなりました。前週に比べて買い越し枚数は840枚増加しています(2週間連続の増加)。
コマーシャルズは日本株に対して、「強気」スタンスを維持しています。コマーシャルズの行動は中期的には相場に影響します。3カ月から半年先を見据えれば、株式相場は上昇する公算が強いといえます。
ノン・コマーシャルズについては11月20日時点では16,957枚の売り越しとなりました。前週に比べて売り越し枚数は1,523枚増加しています(2間連続の増加)。
投機筋の日本株に対するスタンスは「弱気」継続です。
次に、COTレポートのデータを使って、ラリー・ウィリアムズが考案したCOTインデックスと、それを応用して筆者が考案したNCOTインデックスをみてみましょう。
11月20日時点での日経平均先物取引のCOTインデックスのチャートは下記の通りです。
COTインデックスは76.64%となりました(2週間連続で上昇)。
一方で、下記はNCOTインデックス(ノン・コマーシャルズ指数)のチャートです。これは、ノン・コマーシャルズの行動をみるためにCOTインデックスと同様の計算式で、筆者が計算したものです。
11月20日時点のNCOTインデックスは20.85%となりました(2週間連続で低下)。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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下落続く、ドル円相場は107円台前半まで円高が進行!
下落続く、ドル円相場は107円台前半まで円高が進行!
26日の外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して売られています。ドル円相場も1ドル=107円台前半まで円高が進行しています。
なお、米ドルはカナダドル、豪ドル、南アフリカランドなどに対しては引き続き買われています。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。
下記はドル円レートの一目均衡表です。
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