米ドルは反発!ただし、下落トレンド継続
米ドルは反発!ただし、下落トレンド継続
27日の外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して反発しました。ドル円相場も一時1ドル=109円台に乗せています。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。終値は転換線の下にあり、現時点では米ドルの下落トレンドが続いています。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIXの動き:11月27日の終値は26.28%に低下
11月27日のニューヨーク株式相場は反発、ニューヨークダウ工業株30種平均は215.00ドル高(前日比+1.69%)となっています。ただし、下記のチャートをみてわかるように、反発力はさほど強くはありません。28日の動向に注目したいところです。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、11月27日の終値は26.28%と、前日比2.63ポイントの低下となりました。思ったほど低下しておらず、投資家の心理状況はまだ不安定といえます。
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11月20日時点のIMM通貨先物ポジション動向
11月20日時点のIMM通貨先物ポジション動向
… 円の買い越し枚数が増加
11月26日(月)東部時間午後3時30分(日本時間では、11月27日の早朝)に、11月20日時点でのCOTレポートが発表されました。
下記は、主要6通貨(ユーロ、円、英ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)の投機筋(ノン・コマーシャルズ)の対米ドルでのポジションを合計したものです。
11月20日時点では211,334枚の米ドル売り越しとなっています。前週に比べて売り越し枚数は17,570枚減少しています(2週間連続の減少)。ヘッジファンドやCTAなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)は、米ドルに対して「弱気」スタンスを維持しています。
同じく下記は、NYBOTに上場されているドルインデックス先物取引の投機筋のポジションを示したチャートです。
11月20日時点では売り越し枚数は14,650枚で、前週に比べて97枚減少しています(8週間連続の減少)。
投機筋(ノン・コマーシャルズ)は米ドルに対して「弱気」スタンスを維持しています。
次はユーロの投機筋のポジション動向です。11月20日時点でユーロの買い越し枚数は70,028枚となっています(ユーロの買い越し枚数は前週比599枚の増加です)。投機筋(ノン・コマーシャルズ)はユーロに対して「強気」スタンスを維持しています。
下記は円の投機筋のポジション動向です。11月20日時点で円の買い越し枚数は30,401枚となっています(円の買い越し枚数は前週比9,605枚の増加です)。投機筋(ノン・コマーシャルズ)の円に対するスタンスは「中立」から「強気」に転換しました。投機筋のポジションから判断すれば、今後さらに円高が進行する可能性があります。
下記は英ポンドの投機筋のポジション動向です。11月20日時点で34,385枚の英ポンド買い越しとなっています。買い越し枚数は前週比9,240枚の減少です(2週間連続の減少)。投機筋(ノン・コマーシャルズ)は利益確定の行動をとっています。
なお、投機筋は英ポンドに対してまだ「強気」スタンスを維持しています。
下記はスイスフランの投機筋のポジション動向です。11月20日時点でスイスフランの買い越し枚数は13,732枚となっています(スイスフランの買い越し枚数は前週比1,771枚の減少)。投機筋(ノン・コマーシャルズ)のスタンスは「強気」継続です。
下記は円カナダドルの投機筋のポジション動向です。11月20日時点で32,292枚のカナダドル買い越しとなっています。買い越し枚数は前週に比べて14,431枚減少しています(6週間連続の減少)。投機筋(ノン・コマーシャルズ)は利益確定の行動をとっています。
なお、投機筋はカナダドルに対して「強気」スタンスを維持していますが、スタンスは変わりつつあります。
下記は豪ドルの投機筋のポジション動向です。11月20日時点で30,496枚の豪ドル買い越しとなっています。買い越し枚数は前週に比べて2,332枚減少しました(2週間連続の減少)。投機筋(ノン・コマーシャルズ)は利益確定の行動をとっています。
投機筋は豪ドルに対してまだ「強気」スタンスを維持していますが、今後スタンスが変わる可能性があります。
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