日経平均のAVSと一目均衡表(2013年6月3日時点): 短期下落トレンド続く!
6月3日時点での日経平均のAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。日経平均は前日比-512.72円となっています。
下記は、日経平均のトレンドフォローシステムAVSのチャートです。日次モデルは6月3日時点では「売り」継続となっています。6月4日時点のSAR値(売買転換値)は14,688.31円となっています。
下記はAVS週次モデルのチャートです(5月31日時点)。2週間連続で下落しました。AVS週次モデルは5月31日時点で「売り」転換しています。6月7日のSAR値(売買転換値)は14,735.50円となっています。
下記は日経平均の一目均衡表です。6月3日の終値は転換線と基準線の下に位置しています(転換線と基準線は同値)。当面は雲が強力な下値支持帯として作用すると思われます。
下記は週足の一目均衡表のチャートです(5月31日時点)。5月31日の終値は転換線を下回りました。基準線(12,625円)が次の下値支持線となります。
下記はDMIのチャートです。6月3日時点では「売り」継続となっています。ADXは低下中です。
下記は週次ベースのDMIのチャートです(5月31日時点)。5月31日時点ではまだ「買い」継続となっています。ADXはやや低下しました。
下記は週次ベースのMACDのチャートです(5月31日時点)。5月31日時点では「買い」継続となっています。ただし、MACD線は低下してきました。
次に逆張り指標をみてみましょう。
まずは、ストキャスティクス26週のチャートです(5月31日時点)。低下していますが、まだ「買われ過ぎ」の領域にあります。
下記はRSIの27週線、8週線のチャートです(5月31日時点)。ともに低下しました。8週線は中立領域、27週線はまだ「買われ過ぎ」の領域にあります。
下記はストキャスティクスの13日線のチャートです。「売られ過ぎ」の領域にあります。
最後に短期売買指標のチャートです。10日線と20日線はともに低下しています。10日線は「売られ過ぎ」の領域、20日線は中立領域にあります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ドルインデックスの動き(2013年6月3日):AVSが「売り」転換!
ドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。
6月3日のドルインデックス(NYクローズ時点)は前日比0.719ポイント安の82.656ポイントとなりました。2営業日振りの下落です。
5月のISM製造業景気指数がコンセンサス予想を下回り、QE3がまだ継続するとの予想から、米ドルが主要通貨に対して全面安となっています。
下記はドルインデックスのAVSのチャートです。6月4日時点で「売り」転換しました。6月4日時点のSAR値(売買転換値)は84.40ポイントとなっています。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。6月3日の終値は基準線を割り込みました。目先は雲の上限が強力な下値支持線となると思われます。
下記はMACDのチャートです。5月30日時点で「売り」転換しましたが、6月3日時点では「売り」継続となっています。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
VIX指数の動き(2013年6月3日時点):16.28%、前日比-0.02ポイント
6月3日のNY株式市場は反発しました。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.92%、ナスダック総合株指数は同+0.27%となっています。
この日発表された5月のISM製造業景況指数が49.0となり、コンセンサス予想(51.0)を下回ったため、寄り付きは軟調スタートなりました。しかしながら、QE3の縮小観測が後退したころから、株式市場はその後買われました。買い戻しが入り、引けにかけて上昇に弾みがついています。NY株式相場は強いといえます。
なお、債券相場はQE3の継続観測でやや反発し(長期金利は低下)、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して下落しています。ドル円相場が急落し、一時1ドル=98円台に入っています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、6月3日の終値は16.28%となりました。前日比0.02ポイントの低下で、2営業日振りに小幅低下しています。一時17.58%まで上昇しましたが、引けにかけて戻しました。上ヒゲをつけており、目先の危機は回避された感があります。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数はまだ低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。6月3日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は17.22%で、前日比0.09ポイント上昇しました。2営業日連続の上昇です。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
















