ドルインデックスの動き(2007年12月12日):やや低下
12月12日のドルインデックスは前日比0.078ポイント安となっています(終値は76.144ポイント)。ただ、緩やかな上昇トレンドは維持しています。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。終値は転換線をやや下回りました。
------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
------------------------------------------------------------------------------
- 国際通貨研究所
- マネーの動きで読み解く外国為替の実際
米国債券市場の動き:金利は上昇
欧米の中央銀行5行が協調して短期金融市場に大量の資金供給を行う、という声明を発表しましたが、債券市場は逆に売られています(価格は下落、金利は上昇)。
今回の対策は年末年始の資金を供給するに過ぎず、抜本的な対策ではない、と市場関係者が評価しているためだと思われます。
下記はT-Note先物のチャートです。保合い相場に入った可能性があります。
下記は長短金利の推移です。
FRBによる低金利政策はまだ続くと思われます。FFレートの誘導目標水準は4.25%ですが、来年春までにあと2回、合計で0.5%下がる可能性があるとみています。
------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
------------------------------------------------------------------------------
- 国際通貨研究所
- マネーの動きで読み解く外国為替の実際
VIXの動き:12月12日の終値は22.47%に低下
欧米の中央銀行5行(FRB、ECB、BOE、スイス、カナダ)が協調して短期金融市場に大量の資金供給を行う、という声明を発表したことから、証券、金融、外国為替市場が乱高下しました。
12月12日のニューヨーク株式相場は、大幅上昇(ダウ工業株で一時270ドル以上の上げ)→下落(100ドル以上の下げ)→大引けにかけて上昇、という展開となっています。結局、ニューヨークダウ工業株30種平均は41.13ドル高(前日比+0.31%)、ナスダック総合株指数は18.79ポイント高(+0.71%)となっています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、12月12日の終値は22.47%と、前日比1.12ポイント安となっています。前半は大幅に低下しましたが、引け時点では低下幅が縮小しています。
VIXが20%以上を維持しているため、投資家の心理状況は依然として不安定だということができます。
------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
------------------------------------------------------------------------------
- 国際通貨研究所
- マネーの動きで読み解く外国為替の実際




