米国債券市場の動き:金利は上昇
欧米の中央銀行5行が協調して短期金融市場に大量の資金供給を行う、という声明を発表しましたが、債券市場は逆に売られています(価格は下落、金利は上昇)。
今回の対策は年末年始の資金を供給するに過ぎず、抜本的な対策ではない、と市場関係者が評価しているためだと思われます。
下記はT-Note先物のチャートです。保合い相場に入った可能性があります。
下記は長短金利の推移です。
FRBによる低金利政策はまだ続くと思われます。FFレートの誘導目標水準は4.25%ですが、来年春までにあと2回、合計で0.5%下がる可能性があるとみています。
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