日経平均のAVSと一目均衡表(2013年6月7日時点):3週間連続で下落
6月7日時点での日経平均のAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。日経平均は前日比-26.49円、前週比-897.01円となっています。3週間連続の下落です。
下記は、日経平均のトレンドフォローシステムAVSのチャートです。日次モデルは6月7日時点では「売り」継続となっています。6月10日時点のSAR値(売買転換値)は14,256.44円となっています。
先週末のNY株式相場が大きく上昇したことから、週初めは反発してスタートすると予想されます。どこまで反発するかがポイントとなります。
下記はAVS週次モデルのチャートです。2週間連続で下落しました。AVS週次モデルは5月31日時点で「売り」転換しましたが、6月7日時点では「売り」継続となっています。6月14日のSAR値(売買転換値)は13,834.61円となっています。
下記は日経平均の一目均衡表です。6月7日の終値は転換線の下、かつ雲の中に位置しています。雲の下限が下値支持帯として作用しています。
下記は週足の一目均衡表のチャートです。6月7日の終値は基準線の上に位置しています。基準線が下値支持線となっています。
下記はDMIのチャートです。6月7日時点では「売り」継続となっています。ADXはやや反発しました。
下記は週次ベースのDMIのチャートです。6月7日時点ではまだ「買い」継続となっています。ADXは低下中です。
下記は週次ベースのMACDのチャートです。6月7日時点で「売り」転換しました。
次に逆張り指標をみてみましょう。
まずは、ストキャスティクス26週のチャートです。低下中で、中立領域に入ってきました。
下記はRSIの27週線、8週線のチャートです。ともに低下しました。27週線も中立領域に入ってきました。
下記はストキャスティクスの13日線のチャートです。「売られ過ぎ」の領域にあります。
最後に短期売買指標のチャートです。10日線と20日線はともに低下しています。10日線と20日線は「大幅な売られ過ぎ」の領域にあり、目先は反発が予想されます。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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ドルインデックスの動き(2013年6月6日):雲の下限を割り込む!
ドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。
6月6日のドルインデックス(NYクローズ時点)は前日比1.057ポイント安の81.537ポイントとなりました。2営業日連続の下落です。米ドルは主要通貨に対して全面安となっています。
下記はドルインデックスのAVSのチャートです。6月6日時点では「売り」継続となっています。6月7日時点のSAR値(売買転換値)は83.47ポイントとなっています。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。6月6日の終値は基準線と転換線(同値)の下に位置し、かつ、いっきに雲の下限を割り込みました。
下記はMACDのチャートです。6月6日時点では「売り」継続となっています。
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VIX指数の動き(2013年6月6日時点):16.63%、前日比-0.87ポイント
6月6日のNY株式市場は下落後に切り替えし、反発して引けています。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.53%、ナスダック総合株指数は同+0.66%となっています。
朝方発表された新規失業保険申請件数がコンセンサス予想よりも少し悪かったこと、さらに外国為替市場でドル円相場が急落したことから、売り優勢となりました。ダウ工業株30種平均は一時116ドル超下落しました。しかしながらその後買い戻しが入り、引けにかけてプラス圏に転じました。今晩の雇用統計の発表を控えて神経質な動きとなっています。
なお、債券相場はリスク回避の動きから続伸(長期金利は低下)しています。外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して下落し、特にドル円相場は一時1ドル=95円台まで急落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、6月6日の終値は16.63%に低下しました。前日比0.87ポイントの低下で、2営業日振りに下落しました。一時18.51%まで上昇しましたが、引けにかけて下落に転じています。投資家心理が改善したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。今後、20%を超えてさらに上昇するかどうかがポイントです。
下記はVXV指数のチャートです。6月6日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は17.55%で、前日比0.45ポイント低下しました。5営業日振りの下落です。
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