ゴミステーションが人間の本質だ
上昇する海水温の事を知っていながら
増えるプラスチック
私たちは夢の途中を歩き続けている
道に破れたゴミ袋が落ちている
散乱した残飯をカラスが食べている
人間のおこぼれを狙っていたわけではなく
付き纏っている訳でもなく
人間の物真似をしているだけである
この好奇心が地球の気温を高めた
この攻撃力が地球の森林を減らした
この観察力が地球の問題を解決する
カラスもまだ発展途上だ
街が破壊と再生を繰り返すから
社会がそれを模倣する
先を急ぐ移動手段が隣町を消滅させる
ネオンの裏に巣を作るカラスは
人間を理解しすぎている
群れを成す程、言葉が一本化する世界で
昨夜より贅沢な食事を探している
歩道に散乱する欲望の残骸に喰らいつく彼らの姿が
人間の未来を嘱望している


















