先程まで遊んでいた子供たちの
余韻を残しながら揺れるブランコ
懐かしい公園の黄昏ゆく景色を
感傷に浸りながら眺めていると
馴染んだ平和の中に
一抹の不安を覚える
それは
すぐに争う物でもなければ
そっと溶け合う物でもない
植樹された小さな木の横に
刈り取られた大きな木の幹がある
年輪を数えながら時期に来る落陽に
帰路に就くカラスの群れの声が聴こえる
涼しい風が肌に纏わり着き
明かりの灯る家へと向かう
一日の終わりに
小さな親しみを持てるのなら
明日の朝昇る太陽は輝いている
それは
独り占めする物でもなければ
奪い合う物でもない



















