1つ前のブログで照り照りの姿をちらっと見せていたお芋さん。 今月のスパイス大使の課題の1つを使って考えたレシピです。
私、里芋や長芋、山の芋ってのは大好きなのに、ジャガイモやサツマイモってのには全く関心がありません。なくせして、芋オヤジにつられ、毎日のようにジャガイモ料理を食卓に並べているけれど。 その芋オヤジも、ジャガイモには目がないのにサツマイモには関心なし。
ところがそのサツマイモに関心のない夫婦が、この洋風大学芋なお芋さんを取り合いで食べました! 旦那がかなり的をついた感想を述べた。不思議な味だけど病みつきになる!って。 そうなんです。不思議な味です。でも病みつきになって止まらなくなります!
ハニーマスタードグレイズドスイートポテト
今月のスパイス大使の課題はこちらの3つ。これらを使って、「秋の旬食材をおいしくいただくレシピ」を考案しないといけません。
この課題が届いた翌日、農家さんのワンコイン野菜ブースに並んでいたサツマイモを目にし、即このレシピが思いつきました。 絶対いける!!!と言う自信もあったワン。
ハンバーグやステーキなどの添え野菜に、柔らかく茹でた人参をバターと蜂蜜で照りを付けた、ハニーグレイズドキャロットをちょくちょく作ります。その照りにハウス食品のつぶ入りマスタードを加え、人参の代わりにからっと揚げたサツマイモを絡めてみました。
まるで洋風大学芋!照り照りで甘く、めっさ美味しい! マスタードとは言え、こちらのハウスのつぶ入りマスタードは比較的マイルドな風味であるのに加え、たっぷり蜂蜜(私はゴールデンシロップ)を加えているので、お子さんでも食べれそうな味です。
肉料理の付け合わせやそのままおやつとして、またビールやワインのおつまみにもなりそうな味でした。サツマイモ好きな人には絶対に大受けな一品。是非お試し下さいませ。
<材料 2~3人分>
サツマイモ...400g程度
揚げ油...適宜
バター...25g
ハウス食品つぶ入りマスタード...大さじ1.5
蜂蜜またはゴールデンシロップ...大さじ1.5(メープルシロップでも良いです!)
ブラックペッパー...お好みで適宜(下記参照)
<作り方>
1.サツマイモをたわしで丁寧に洗い、太めのフライドポテトサイズ風にスティック状に切り分ける。水に浸けてアクをしっかり抜き、ペーパーで1本1本丁寧に水分を拭き取る。
2.揚げ油を熱しサツマイモを揚げる。ジュージューと大きな音を立てていた油が静まるまで、しっかりカラッと揚げる。ペーパーまたはラックに取り出し余分な油を切る。
3.フライパンまたはサツマイモが入る程度の小鍋にバター、つぶ入りマスタード、蜂蜜を加えて火にかける。よく混ぜ合わせながら煮立てる。
4.煮立ったグレイズにサツマイモを加え、フライパンまたは鍋をふって全体に絡める。
おやつに食べる場合はこのまま、肉料理の付け合わせやお酒のおつまみにするなら、お皿に盛ってからブラックペッパーをお好みでフリフリしても良いと思います。うちはブラックペッパー抜きでいただきました。
これ、ジャガイモはちょい不向きだと思いますが、サツマイモ同様に甘味の強いカボチャでやっても美味しいのではないかと思います。
不思議な味だか病みつきになると言った旦那は、一人で半分以上でパクパク食べていました。旦那がここまでサツマイモを食べるのを見たのは、14年の結婚生活で初めてのことです。
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