またまた本日もホームベーカリーもんの記事です。今日のパンは半端じゃなく美味しいです!
生地を捏ねているときからその良い香りがあたり一面にプンプン漂い、焼きあがるのが待ちきれましぇ~~んな、お洒落で美味しいイタリア~~ンなパンです!(笑)
ホームベーカリーで作るセージ&オリーブブレッド
これは以前シアトルから大阪に帰省する際、タコマ空港で買った雑誌の中に載っていたレシピにヒントを得て作ったパンです。“Italian”と言う雑誌で、パスタの作り方が載っていてそれに魅了され買った雑誌です。
セージって、日本にいた頃は殆ど使わなかったハーブの1つです。海外では全然特別じゃないハーブですが、日本のスーパーではどこでも必ず売っていると言うハーブじゃなかったので、結局タイムなどで代用してしまうことが多かったのです。
でも、シソ科と言うだけあり、セージの香りはすんごく良いんですよね。だからこのパンを雑誌で見た時、ハーブ豊富な海外に越した今、パスタ同様に絶対に作ってみようと思っていたんです。ところが私、パスタ を作ったあとうっかりその雑誌を処分してしまいました。(涙)
ネット検索すると似たようなレシピは出てくるんですが、あんまりピンとこないし、そこで、サンフランシスコのサワードウの老舗“ブーダン”の粉と水の割合や、ホームベーカリー付録のレシピの中からバゲットの作り方を参考に、適当に工夫して作ってみたら、それが...
大当たり!
今になってこのパンを思い出し作ろうと思ったのには、鶏肉料理用のハーブミックスのパックを買ったら、最後、セージだけがくたくたになって残ってしまい、捨てるのがもったいないので何かに活用したかったからなのです。
処分される寸前のセージでも、さすがは腐っても鯛。パン生地に加えると、ほんのこつ良い香りがいたしました!
<材料 1本分>
セージ...大さじ1(みじん切りした後の量)
オリーブ(種無し)...50g
強力粉...300g+打ち粉用
塩...ひとつまみ
オリーブオイル...大さじ1
水...170ml
ドライイースト...小さじ1
2012年2月24日レシピ追記。強力粉の一部(30g)をライ麦粉にして焼いても美味しいです。
<作り方>
1.下準備。セージは葉の部分のみ使用。綺麗に洗ってキッチンペーパーで水分をしっかり拭き取り、細かくみじん切りする。オリーブは水分を切り2~3mm幅に輪切りする。
2.材料全てをホームベーカリーの説明書に従い、レーズンパンの生地コース選択で捏ねる。オリーブはレーズン投入のタイミングで生地に加える。
3.コースが終了した生地を打ち粉をした台の上に取り出し、パンチダウンして丸め、濡れぶきんをかぶせて20分程度のベンチタイム。
4.ベンチタイムの終わった生地を長方形に延ばし、長い辺の一方からロールケーキを巻く要領で手前に巻き上げる。巻き終わりをしっかり指でつまみ底になるようにして油を薄く塗ったオーブン皿に載せる。両端を先細になる様引っ張り形を整える。
実は私、レーズンパンのコースを選んだつもりが普通のコースを選択してしまったようで、オリーブを加えるタイミングを失い、生地が出来上がってから慌ててオリーブを加え捏ねなおしたもんで、かなりアップセットしていて、この部分の写真を撮り忘れてしまいますた!(滝汗)
2012年2月24日レシピ訂正。レーズンパンのコースでオリーブを加えると、出来上がった生地があんこを練りこんだようになり、オリーブがみな潰れてしまいます。普通の生地コースを選択し、コース終了後パンチダウンの時か、もしくは形成の時にオリーブを練りこむ方がベター。
5.4の生地に濡れぶきんをかぶせ、45~50分二次発酵。
6.二次発酵の終わった生地に刷毛で水を塗り、中心に3箇所、鋭いナイフで斜めに切れ目を入れる。190度で予熱を済ませたオーブンで30分焼く。
ホームベーカリー付録のレシピでは、オーブンにスチーム機能があれば、
30分の焼き時間の内最初の10分間はスチームで焼く様になっていました。
スチーム機能の付いたオーブンを持っていない私は、
予熱開始から水を入れた小さなラメキンをオーブンに入れ、
最初の10分が終わった時点でそれを取り出してみました。
2012年2月24日レシピ訂正。
上の方法とは別に、生地に切れ目を入れオーブンに入れる寸前、ヴィゴラスに霧吹きで水を吹きつけ、
220~230度で予熱を済ませたピザストーンの上で焼くと、カリカリの美味しいパンが焼けます。
15分程度一気に高温で焼き、その後190~200度に温度を下げて10分焼くと良いです。
出来上がったパンがこれです!3本の切れ目はあんまり綺麗に割ることが出来ませんでしたが、ここまで出来たら自分に80点上げてもよいかなと...
イタリアンなパンってことで献立はパスタにしました。私が学生時代、結構どこの“茶店”でも人気の一品だったスープスパゲティーってのを、若い頃を思い出しながら作ってみたのです。
実は私、鍋物が非常に今食べたくて、そんで先週末、ロール白菜をかねて大きな白菜を1つ、日本円にして600円位だして買ったのです。
ところが、うち、まだ引越荷物が届いていないのでコンロも土鍋もない!けど荷物が届くのがどうしても待ちきれなくて、ホットプレートにもなる電気の鍋を買うつもりでいたんです。それを週末買いそびれてしまったもんで、白菜の使い道に今私は困っているのです!
スープパスタはその白菜で創作した一品ですが、これめちゃめちゃ簡単なのに、めちゃめちゃ旨かったです!
パンチェッタ(もしくはベーコン)とにんにく、唐辛子を炒め、そこに白菜を加えてさっと炒めたら、丸鶏のガラスープを二人分で500ccほど加え5分ほど煮ます。味付けはスープの塩分があるので殆ど黒こしょうだけ。好みで最後に軽くとろみをつけたら出来上がり!
残り物のパスタ、スパゲティーと思っていたらリングイネでした。でも怪我の功名。リングイネでスープパスタを作ると、まじきしめんを食べているみたいで実に美味しかったです。
パンを切ってみると中はこんな感じです。ブーダンの粉と水(オリーブオイルの量も含めた水分の量)の割合に従って焼いたパンは、サワードウの程ではないもののもっちりしていて、なんとなく青海苔のもちを食べているような錯覚にとらわれました。(笑)
私は塩を小さじ1/2入れたんですが、我が家は塩分強いものの方が旦那も私も好きなのでこれで全然オーケーでしたが、オリーブの塩分を考慮すると、1/4程度に減らした方が健康的かも...
また、セージの代わりにローズマリーで焼いても美味しいかも...と思ったので、次回はローズマリーバージョンを焼いてみます。
生地を捏ねているときからその良い香りがあたり一面にプンプン漂い、焼きあがるのが待ちきれましぇ~~んな、お洒落で美味しいイタリア~~ンなパンです!(笑)
ホームベーカリーで作るセージ&オリーブブレッド
これは以前シアトルから大阪に帰省する際、タコマ空港で買った雑誌の中に載っていたレシピにヒントを得て作ったパンです。“Italian”と言う雑誌で、パスタの作り方が載っていてそれに魅了され買った雑誌です。
セージって、日本にいた頃は殆ど使わなかったハーブの1つです。海外では全然特別じゃないハーブですが、日本のスーパーではどこでも必ず売っていると言うハーブじゃなかったので、結局タイムなどで代用してしまうことが多かったのです。
でも、シソ科と言うだけあり、セージの香りはすんごく良いんですよね。だからこのパンを雑誌で見た時、ハーブ豊富な海外に越した今、パスタ同様に絶対に作ってみようと思っていたんです。ところが私、パスタ を作ったあとうっかりその雑誌を処分してしまいました。(涙)
ネット検索すると似たようなレシピは出てくるんですが、あんまりピンとこないし、そこで、サンフランシスコのサワードウの老舗“ブーダン”の粉と水の割合や、ホームベーカリー付録のレシピの中からバゲットの作り方を参考に、適当に工夫して作ってみたら、それが...
大当たり!
今になってこのパンを思い出し作ろうと思ったのには、鶏肉料理用のハーブミックスのパックを買ったら、最後、セージだけがくたくたになって残ってしまい、捨てるのがもったいないので何かに活用したかったからなのです。
処分される寸前のセージでも、さすがは腐っても鯛。パン生地に加えると、ほんのこつ良い香りがいたしました!
<材料 1本分>
セージ...大さじ1(みじん切りした後の量)
オリーブ(種無し)...50g
強力粉...300g+打ち粉用
塩...ひとつまみ
オリーブオイル...大さじ1
水...170ml
ドライイースト...小さじ1
2012年2月24日レシピ追記。強力粉の一部(30g)をライ麦粉にして焼いても美味しいです。
<作り方>
1.下準備。セージは葉の部分のみ使用。綺麗に洗ってキッチンペーパーで水分をしっかり拭き取り、細かくみじん切りする。オリーブは水分を切り2~3mm幅に輪切りする。
2.材料全てをホームベーカリーの説明書に従い、レーズンパンの生地コース選択で捏ねる。オリーブはレーズン投入のタイミングで生地に加える。
3.コースが終了した生地を打ち粉をした台の上に取り出し、パンチダウンして丸め、濡れぶきんをかぶせて20分程度のベンチタイム。
4.ベンチタイムの終わった生地を長方形に延ばし、長い辺の一方からロールケーキを巻く要領で手前に巻き上げる。巻き終わりをしっかり指でつまみ底になるようにして油を薄く塗ったオーブン皿に載せる。両端を先細になる様引っ張り形を整える。
実は私、レーズンパンのコースを選んだつもりが普通のコースを選択してしまったようで、オリーブを加えるタイミングを失い、生地が出来上がってから慌ててオリーブを加え捏ねなおしたもんで、かなりアップセットしていて、この部分の写真を撮り忘れてしまいますた!(滝汗)
2012年2月24日レシピ訂正。レーズンパンのコースでオリーブを加えると、出来上がった生地があんこを練りこんだようになり、オリーブがみな潰れてしまいます。普通の生地コースを選択し、コース終了後パンチダウンの時か、もしくは形成の時にオリーブを練りこむ方がベター。
5.4の生地に濡れぶきんをかぶせ、45~50分二次発酵。
6.二次発酵の終わった生地に刷毛で水を塗り、中心に3箇所、鋭いナイフで斜めに切れ目を入れる。190度で予熱を済ませたオーブンで30分焼く。

ホームベーカリー付録のレシピでは、オーブンにスチーム機能があれば、
30分の焼き時間の内最初の10分間はスチームで焼く様になっていました。
スチーム機能の付いたオーブンを持っていない私は、
予熱開始から水を入れた小さなラメキンをオーブンに入れ、
最初の10分が終わった時点でそれを取り出してみました。
2012年2月24日レシピ訂正。
上の方法とは別に、生地に切れ目を入れオーブンに入れる寸前、ヴィゴラスに霧吹きで水を吹きつけ、
220~230度で予熱を済ませたピザストーンの上で焼くと、カリカリの美味しいパンが焼けます。
15分程度一気に高温で焼き、その後190~200度に温度を下げて10分焼くと良いです。
出来上がったパンがこれです!3本の切れ目はあんまり綺麗に割ることが出来ませんでしたが、ここまで出来たら自分に80点上げてもよいかなと...
イタリアンなパンってことで献立はパスタにしました。私が学生時代、結構どこの“茶店”でも人気の一品だったスープスパゲティーってのを、若い頃を思い出しながら作ってみたのです。
実は私、鍋物が非常に今食べたくて、そんで先週末、ロール白菜をかねて大きな白菜を1つ、日本円にして600円位だして買ったのです。
ところが、うち、まだ引越荷物が届いていないのでコンロも土鍋もない!けど荷物が届くのがどうしても待ちきれなくて、ホットプレートにもなる電気の鍋を買うつもりでいたんです。それを週末買いそびれてしまったもんで、白菜の使い道に今私は困っているのです!
スープパスタはその白菜で創作した一品ですが、これめちゃめちゃ簡単なのに、めちゃめちゃ旨かったです!
パンチェッタ(もしくはベーコン)とにんにく、唐辛子を炒め、そこに白菜を加えてさっと炒めたら、丸鶏のガラスープを二人分で500ccほど加え5分ほど煮ます。味付けはスープの塩分があるので殆ど黒こしょうだけ。好みで最後に軽くとろみをつけたら出来上がり!
残り物のパスタ、スパゲティーと思っていたらリングイネでした。でも怪我の功名。リングイネでスープパスタを作ると、まじきしめんを食べているみたいで実に美味しかったです。
パンを切ってみると中はこんな感じです。ブーダンの粉と水(オリーブオイルの量も含めた水分の量)の割合に従って焼いたパンは、サワードウの程ではないもののもっちりしていて、なんとなく青海苔のもちを食べているような錯覚にとらわれました。(笑)
私は塩を小さじ1/2入れたんですが、我が家は塩分強いものの方が旦那も私も好きなのでこれで全然オーケーでしたが、オリーブの塩分を考慮すると、1/4程度に減らした方が健康的かも...
また、セージの代わりにローズマリーで焼いても美味しいかも...と思ったので、次回はローズマリーバージョンを焼いてみます。