エアコンの選び方
2階の6畳部屋用に、PanasonicCS-223DEX-W クリスタルホワイト Eolia (エオリア) EXシリーズエアコン (主に6畳用) 2023年モデルをネットで購入した。古くなったエアコンとの交換である。6年前には、ほぼ同じ間取りの別の部屋に、PanasonicCS-257CF(8畳用)を設置した。6畳の部屋なら8畳用をつけるのがいいというのが半ば常識だと思っていたのだ。しかし、ユーチューブで偶然見つけた松尾設計室の動画では、エアコンの選び方が解説されていて、どの項目に注目して購入すればいいのかがわかる動画だった。↓エアコンは6,10,14畳用しか買ってはいけない!? (youtube.com)例えば、今回購入したCS-223DEX(6畳用)は、暖房能力 2.8(0.4~4.8)kW外気温2℃時の暖房能力 3.5 kW畳数の目安 6~8畳(10~13平方メートル)消費電力 620(125~1410)Wであり、以前購入したCS-257CF(8畳用)は、暖房能力 2.8(0.4~4.4)kW外気温2℃時の暖房能力 3.2kW適用畳数 6~8畳(10~13平方メートル)消費電力 630(125~1360)Wとなっている。冷房はさておき、暖房の場合のポイントは、暖房能力の最大値と外気温2℃時の暖房能力だ。この値をみると、6畳用の最大値が4.8、外気温2℃時の暖房能力3.5 kWで、8畳用の4.4、外気温2℃時の暖房能力3.2kWを上回っている。この理由は今回購入の6畳用の方が下位機種ではなく上位機種だということだ。同じランクの機種でみると、6畳用と8畳用で暖房能力の差はほとんどないが、同じ畳数でも上位機種ならそれなりに能力が高い。したがって、8畳用の下位機種ではなく6畳用の上位機種を選ぶことがポイントになる。エアコンの価格は、同じランクでは畳数が上がれば高くなる。だが同じ畳数なら上位機種でもそれほど価格差はない。したがって、6畳の部屋に値段の高い8畳用のエアコンを選ぶ必要はないということなのだ。さて、エアコン専用コンセントはあった方がいいだろうが、わが家では増築した部屋の2箇所以外にはエアコン専用コンセントがない。それは法律で義務化されているわけではないし罰則もない。それにも拘わらず家電量販店では、エアコン専用コンセントがないとエアコンを取り付けてくれない。これは安全性の問題があるだろうが、単にエアコン専用コンセントの設置費用(15,000円~30,000円)で儲けようとしているような感じもある。だからネットで製品を購入し、知り合いの町の電気屋さんに2万円ぐらいの料金でお願いして取り付けてもらうことにしている。むろん専用コンセントがないために何か不都合があれば自己責任であるが、これまで取り付けてもらった2台とも今まで何の問題もなく使えている。こういうふうに、今回もユーチューブで生活に役立つ情報を得て、いいエアコンを総費用10万円以下で設置することができた。感謝である。