孫の男の子は7歳と9ヶ月、女の子は9ヶ月になった。相変わらず実家に居候状態が続いている。10ヶ月ぐらいになるだろうか。嫁ぎ先には時々は帰るものの、なかなか居着かない。最近は父親の方が泊まりに来てわが家で週末を過ごすようになった。

 

男の子のほうは小学1年生の春休みに入り、2週間ぐらい自由な時間を過ごせるが、そうは言っても水泳、体操、ダンスの教室通いがあって相変わらず多忙である。

 

最近は休日に父親が近くのスキー場へスノーボードをしに連れて行ってくれている。いろんなスポーツを経験しているせいかバランスの取り方がうまい。

 

女の子は9ヶ月ながらまだハイハイができない。伝い歩きはするがしばらくうつ伏せになって苦しくなると助けを求めてくる。体形からミシュランと呼ばれたり、表情から朝青龍と呼ばれたりしている。

 

目力が強く気が強い。食欲は旺盛で兄の時よりも貪欲である。離乳食を始めたが、食後のミルクは必須である。こんな子であるがやっと女の子らしい可愛らしい表情をするようになった。

 

男の子が春休み前の終業式に通信簿をもらってきた。教室には多動性の子や乱暴な子もいるようだが、喧嘩をしたりしながらも何とか無事に1年間を過ごせたようだ。

 

理不尽な暴力を振るわれたらやり返せ、弱い子をいじめるような卑怯なことは絶対してはいけない、そんなことを祖父は時々話している。男の子には必要なことだ。

 

男の子は水泳でベストスイマーになるほど十分に運動はできているが、勉強の方が心配なので通信教育を受けさせている。最初は幼稚園の年長の時にZ会を1年間受講した。

 

小学校に入るときに継続するかどうか迷ったが、学習習慣を身につけさせるという観点からタブレットで勉強できるスマイルゼミに決めた。タブレット学習には利点が多いと思うが、スマイルゼミを1年間続けた結果はどうかというと、計算学習などはいいが、文章題の考えて解答する力は身につかないことがわかった。

 

小学校で使う教科書準拠の通信教育には弊害があるのだ。授業で読んだことがある文章の問題には、問題すらよく読まないで解答しようとする。それでも何とか正解に辿り着くのだが、学習にはならない。文章を読み解く訓練はいろんな文章を読み解く練習しかないだろう。

 

2月に入って検討した結果、Z会のタブレットコースに換えることにした。Z会の教材の良さは年長コースで分かっていたものの、昨年はタブレットコースがなかったのでスマイルゼミにしたのだった。むろんZ会は国語の文章は教科書準拠ではない。

 

3月からZ会の1年コースにしたのだが、やはりいい。タブレットでの学習内容のみならず、紙のワークブックを使う回があったり、月末の学力診断テストとその結果をもとにしたプラス学習があり、付属の教材も送られてくる。それでいて学習量が多すぎない。

 

1年生の3月から2年生の3月までを申し込むと受講料で5万円を超す。さらにタブレット代が3万円ぐらい。年間8万円の費用は祖父が男の子の誕生日祝いとして出すことにした。

 

スマイルゼミに少し不安を感じていた彼の母親も、学習内容と本人の意欲、そして費用が母親の父(私)の負担ということで満足しているようだ。あとは男の子が継続して勉強することが楽しみである。