娘二人の手術が無事に終わった。

 

長女の出産は、予定していた日を過ぎた6月13日に無事に終わった。午後に帝王切開の手術の予定だったが、胎児の状況から緊急手術になり、午前11:49に女の子が生まれた。産まれたときに呼吸が弱かったようで、集中治療室に3日ほどお世話になった。その後MRI検査などを経て異常がないと診断された。

 

母親の産後の状態も悪くなく、心配された出血も多くなかった。大事を取って10日ほどしてから退院した。母子ともにその後の検査なども異常なく、1ヶ月検診結果もよかったが、生まれたときの状況から、継続して観察することになっている。

 

次女の腎臓の手術は5月末に終わった。4センチほどの腫瘍を取り、悪性かどうかの診断に3週間ほどかかった。結果は悪性ではないという結果がでた。病院から帰ってきた娘ともども涙を流して喜んだ。6月中は自宅で療養し7月から仕事復帰の予定だったが、自宅療養中に、退院してきた長女の赤子の世話などでストレスがあったらしく難聴がぶり返してしまった。

 

そして、突発性難聴でまた6日間の入院。退院後も自宅療養が続き、仕事復帰は遅れることになりそうだ。本人も、もうボロボロだねと言うほどの状態だが、体調が徐々に快復してきている。あとは体力が戻れば仕事に復帰できるだろう。

 

長女が小学校1年になった子ともども実家で暮らすようになってはや2ヶ月。この子の小学校への送迎も慣れてきた。慣れないのがこの産まれたばかりの子の養育である。なにせ7年ぶりの赤子の誕生で、70代になった祖父母は疲れ切っているが、赤子の顔を見るだけでその疲れが消え失せてしまう。

 

5月には長女の無事な出産と次女の手術が無事に終わるようにと、岩手県の古刹で有名な天台寺に祈願のために参詣した。そのご加護があって無事に乗り越えることができたのだろう。近いうちに感謝と報告をしにまた参詣しようと思っている。亡き両親への墓参でも二人の手術が無事に終わるようお願いしたが、今回ほど護られたと心の底から感じたことはなかった。