7月の梅雨明け以来、連日30度以上の暑さが続いている。こんな夏は初めてだ。CO2の増加による地球温暖化が原因だとか自然変動の範囲内だとかさまざまな説があるが本当の原因などわからない。

 

リビングのエアコンは朝から夜まで連続稼働。二階は夜から朝まで稼働している。寝室以外の部屋には、二人目の子が産まれてから二ヶ月半になる長女が里帰り滞在していて、もう一室は次女が住んでいる。それぞれ本来の住処があるのだが、食事と世話人付きの実家は住み心地がいいのかもしれない。

 

懸案の天台寺に先日お礼参りに行ってきた。猛暑のなかではあったが、参道や境内は爽やかな風が吹いていて心地よかった。仁王門を通り本殿へ参拝。今回は手術を無事に終えた次女も同行した。祈願の時ばかりではなく、祈願が成就したお礼参りが大切なのだと思う。

 

 

甲子園大会が慶応高校の優勝で終わった。107年ぶりの快挙とのこと。慶応の付属高校といえば頭がよくて運動神経もいい、加えて美男子でお金持ちとなれば人気が出るのは当然だろう。話題になったチア応援の慶応女子高校という学校の存在は初めて知った。オール慶応の応援スタイルはすごいものだ。

 

慶応の応援がどれほど凄まじい迫力を示そうと、慶応ではない側の方が圧倒的に多いのだ。だが甲子園では違った。応援側ではないところでの応援、守備の時の声援、ビールを飲みながらの応援などマナーに反するという声もある。それでも仙台育英の監督は相手に対して、勝者に相応しい、慶応を称えたいと心から思うと述べた。立派だと思う。

 

慶応のOBに対しては批判的な声がある。マスコミが107年ぶりの優勝がかかっているなどと煽るものだから舞い上がっていたのだろう。国会ではノーコメントと木で鼻をくくるような答弁で顰蹙を買った慶応OBの河野太郎が、甲子園大会の開催時期云々とコメントしているが、むしろ担当大臣ではありませんのでノーコメント、とでも言えば好感を持たれたのではないか。

 

来シーズンの東京六大学野球は慶応が強くなるだろう。だが、あの甲子園優勝の早稲田実業の斎藤佑樹が入学した早稲田大学は全シーズン優勝したわけではなかった。野球とはそういうものだろう。今回の甲子園大会優勝で慶応関係者は溜飲を下げただろうが、OBたちの鼻持ちならぬ姿を曝すことにもなったのは福沢諭吉も喜んではいないだろう。