携帯電話のサービス用にパソコンを何百台も設置するだけのお客様はオペレーションも無く、毎日パソコンの動作確認をするだけだったので非常に簡単でしたが、簡単だけに毎月の運用報告会も最初は色々な事が起きましたが、一旦安定すると何も起きなくなってしまいました。携帯電話会社も事業規模がどんどん拡大するにつれて担当者も何度か変わるので、お付き合いも非常に少なくなりました。
そうした時に発生したのが数百台あるパソコンの一台の電源部の故障でした。単なる故障であればよかったのですが、燃えて煙が出てデータセンターの高感度煙検知器が作動したので大騒ぎになりました。深夜に警報がでたのでパーティション越しに他社のコンピュータのオペレータがフロアのパソコンを点検して煙の出ているパソコンのスイッチを切って漸く煙が出なくなったというものでした。
データセンターには色々な検知器が設置されていて、元々データセンターが水冷式の大型コンピュータを設置することで設計されたこともあり、漏水検知までありました。通常は空調機まわりしか設備工事はしないのですが、私の勤務していた会社のデータセンターには部屋全体に検知器がありました。それに高感度の煙感知器がありますという説明をデータセンター見学があるたびに見学者に床下に設置してある機器を見せてしていました。一体どんな時に作動するのか分かりませんでしたが「この大きな室内で煙草を吸うと検知します」と言って見学者を感心させるのが私の役目でもありました。
私がこのデータセンターの営業を担当してから5年以上も経過して起きた事件でしたが、それまでは一回も高感度煙検知器は作動しなかったので実のところ本当に動くのかどうかと疑念を持っていました。しかし実際に事件が起きてみると、煙は検知したのでちゃんと動くのだというのを改めて知らされた時でした。
私は朝一番でデータセンターのオペレータから知らせを受けたので直ぐに携帯電話会社の担当者には連絡を取り、直ぐに現状確認と機器の交換をして作業は終わりましたが、その後始末に手間取りました。
当時はパソコンを遠隔監視する仕組みも世の中には普及していなかったのが原因でしたが、機器が燃えたという事については謝罪が必要というので、携帯電話会社の常務が来社することになりました。
私の勤務している会社の役員との面談日時とか、相手の役員も社用車で来るというので場末の分かりにくい場所の地図も送付してビルの駐車場の手配とか色々とやることがあって疲れました。相手の携帯電話会社は「火事を起こして申し訳ありません」という態度なので平身低頭なのは良いのですが、こういう儀式のような謝罪訪問にはうんざりしました。
形ばかりを重視するので、一応お互いにサラリーマンとして仕事をしましたという事でしたが、そういう事を喜ぶ私の勤務していた会社の役員は満足したのかも知れませんが、実際には何も収穫の無い仕事をしたように思いました。謝罪文一通で済んだ話を大げさにしすぎたと感じ、日本の仕事の非効率さ地でいったときだなとも思いました。
この携帯電話会社も、後に頭の悪そうな顔をした事業部長がにやにやして私を担当から外した後に新しい営業担当者に変えました。暫くした後この営業担当者は契約金額が安いと事業部内で言われて、前任の私に何の相談もせず上司からの指示と言うので客先に値上げを申し出たら、さっさとデータセンターを退去したのでした。私は客先の状況を知っていて、世の中にどんどんと費用の安いデータセンターが出てきているので、こういう費用にシビアなお客様はじっと触らないでいるのが良いと判断していました。
多分頭の悪そうな顔をした事業部長は、営業担当者に前任の私には相談なんてしなくてもいいから行ってこいと言われたのだろうとは容易に推測がつきました。
かように私の勤務していた会社の力量と私の力量とがかけ離れていたのが不幸であったと思ったときでもありました。
そうした時に発生したのが数百台あるパソコンの一台の電源部の故障でした。単なる故障であればよかったのですが、燃えて煙が出てデータセンターの高感度煙検知器が作動したので大騒ぎになりました。深夜に警報がでたのでパーティション越しに他社のコンピュータのオペレータがフロアのパソコンを点検して煙の出ているパソコンのスイッチを切って漸く煙が出なくなったというものでした。
データセンターには色々な検知器が設置されていて、元々データセンターが水冷式の大型コンピュータを設置することで設計されたこともあり、漏水検知までありました。通常は空調機まわりしか設備工事はしないのですが、私の勤務していた会社のデータセンターには部屋全体に検知器がありました。それに高感度の煙感知器がありますという説明をデータセンター見学があるたびに見学者に床下に設置してある機器を見せてしていました。一体どんな時に作動するのか分かりませんでしたが「この大きな室内で煙草を吸うと検知します」と言って見学者を感心させるのが私の役目でもありました。
私がこのデータセンターの営業を担当してから5年以上も経過して起きた事件でしたが、それまでは一回も高感度煙検知器は作動しなかったので実のところ本当に動くのかどうかと疑念を持っていました。しかし実際に事件が起きてみると、煙は検知したのでちゃんと動くのだというのを改めて知らされた時でした。
私は朝一番でデータセンターのオペレータから知らせを受けたので直ぐに携帯電話会社の担当者には連絡を取り、直ぐに現状確認と機器の交換をして作業は終わりましたが、その後始末に手間取りました。
当時はパソコンを遠隔監視する仕組みも世の中には普及していなかったのが原因でしたが、機器が燃えたという事については謝罪が必要というので、携帯電話会社の常務が来社することになりました。
私の勤務している会社の役員との面談日時とか、相手の役員も社用車で来るというので場末の分かりにくい場所の地図も送付してビルの駐車場の手配とか色々とやることがあって疲れました。相手の携帯電話会社は「火事を起こして申し訳ありません」という態度なので平身低頭なのは良いのですが、こういう儀式のような謝罪訪問にはうんざりしました。
形ばかりを重視するので、一応お互いにサラリーマンとして仕事をしましたという事でしたが、そういう事を喜ぶ私の勤務していた会社の役員は満足したのかも知れませんが、実際には何も収穫の無い仕事をしたように思いました。謝罪文一通で済んだ話を大げさにしすぎたと感じ、日本の仕事の非効率さ地でいったときだなとも思いました。
この携帯電話会社も、後に頭の悪そうな顔をした事業部長がにやにやして私を担当から外した後に新しい営業担当者に変えました。暫くした後この営業担当者は契約金額が安いと事業部内で言われて、前任の私に何の相談もせず上司からの指示と言うので客先に値上げを申し出たら、さっさとデータセンターを退去したのでした。私は客先の状況を知っていて、世の中にどんどんと費用の安いデータセンターが出てきているので、こういう費用にシビアなお客様はじっと触らないでいるのが良いと判断していました。
多分頭の悪そうな顔をした事業部長は、営業担当者に前任の私には相談なんてしなくてもいいから行ってこいと言われたのだろうとは容易に推測がつきました。
かように私の勤務していた会社の力量と私の力量とがかけ離れていたのが不幸であったと思ったときでもありました。