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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

国家の論理と企業の論理―時代認識と未来構想を求めて (中公新書)
国家の論理と企業の論理―時代認識と未来構想を求めて (中公新書)

寺島 実郎   by G-Tools


中央公論社 1998-09
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star商社が日本においては防諜機関だと言われた理由
star成田で買った固い本
star難そうに見えて読みやすい

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日本を基軸に、アメリカ・中国という巨頭にどう臨んでいくべきか、寺島氏の考えが書かれている。

本書は1998年に書かれた本であるが、12年たった今とまったく課題が変わっていないことに驚く。


本書の中でも米軍基地問題について記載されており、寺島氏も「なぜ米軍基地が必要なのか?」というWhy?の課題を考えていかなければ、課題は解決しないと述べている。


今の日本政府はWhere&How?という課題解決に注力しているために、理解が得られないのではないか。(もちろん政治的理由もあるのあろうが)


国のあり方を考える上でインプットの一つとなる本である。

 先端技術の事業化を支援する官民ファンド、産業革新機構は、電子部品メーカー、アルプス電気が設立する新会社を投資案件の第1号とする方針を固めた。会社設立時に30億円を出資する。

 新会社は、アルプス電気と東北大学が共同研究を進めてきた、電気自動車や次世代送電網(スマートグリッド)向けの電子部品事業を手がける。革新機構は事業の進展に応じて出資額を最大100億円まで引き上げる。

 革新機構は、複数の企業や大学が開発した新技術の事業化を資金面で支援するため、昨年7月、政府と民間企業が計約900億円を出資して設立した。【柳原美砂子】




 官民ファンドとして立ち上がった、産業革新機構の第一案件の決定のニュース。 政府としても積極的にスマートグリッドをサポートしていく姿勢の表れであろう。

一方で今週の日経ビジネスで「閉店休業『産業革新機構』」というテーマで記事が出たばかり。一件も案件がないという批判記事であったが、今回のニュースはタイミングは非常にタイミングがよい。

今後のこの産業革新機構の動向も追っていきたい。

本日で3月も終わり。朝からいろいろバタバタしている一日である。


毎日購読させて頂いている元アマゾンのカリスマバイヤー土井英司氏の本日のBlogの記事がおもしろかった。


最近勉強をしていて思うのは、土井にはケーススタディが必要だということ。

原理原則を書いた基本書もいいのですが、ある程度考え方を学んだら、次に学ぶべきは具体的なビジネスのヒント。


3月21日 ビジネスブックマラソン


私も「考えること」(原理原則)だけでなく「知っていること」(ケース)もまた重要であることに最近より強く感じるようになっている。


新人の頃は、ロジカルに考えることがあれば、ある程度知識がなくてもやっていけるのではないかと考えていたが、ロジカルに考えられて、かつ知識もあればよりよいことは自明である。自分の若さに呆れながらも、この新人のときに感じた生意気さは生意気さで重要だなとなんとなく感じる。



チャイナ・アズ・ナンバーワン
チャイナ・アズ・ナンバーワン
関 志雄

東洋経済新報社 2009-09-25
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おすすめ平均 star
star信頼を裏切る本です
star増長し不遜な現代の日本人には良い教材だ
starデータは豊富だが、内容は賛同しかねます。

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中国出張の間に、中国に関する経済本を読みたいと思い、手に取った本。

データは非常に豊富である一方で、筆者の意見があまり書かれておらず、読み物としておもしろいとは言いがたい。


またエズラ・F. ヴォーゲル著の「ジャパン・アズ・ナンバーワン」から捩ったタイトルであると思うが、そこまでインパクトもなく、残念であった。(余談であるが、エズラ・F. ヴォーゲルの講演を5年前であるが、留学先で聞いたことがある。彼の知見は非常におもしろかった。)


それでも今後の中国のシナリオ、また経済の基本となる、人口・貿易・GDPなどに対する豊富な飼料はリファレンスとして活用できるだろう。

この記事、わわれれコンサルにとっても、おもしろい記事です。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20100315/345778/


最近になってアメリカや、また今は上海のITコンサルと一緒に仕事をしていますが、"経営コンサル"とか"ITコンサル"とかあまり意識をせずに、「コンサルタント」という職業に非常に誇りを持って、エンジョイをしている気がします。


世間体や名声を気にする日本人の気質が、「経営コンサルかシステムコンサルか」という思考にさせるのかなという気もします。このテーマって、おそらくずっと日本では議論されるのかもしれないですね。


プロとしてのOracleアーキテクチャ入門 Oracle現場主義
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ソフトバンククリエイティブ 2008-08-22
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おすすめ平均 star
starすばらしいです!絶対に読んでください!
star良い本です。
starわかりやすい1冊

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現在のプロジェクトで開発者やITインフラの方々と話すために手に取った本。

初心者でもわかりやすいとあるが、実際には少しデータベースに触ったことがあり、かつ専門家の方々のディスカッションに参加した人でないとこの書籍の知識の取得は難しいだろう。


一方で、私にとっては今までわからなかった部分がだいぶ明確になり、断片的な知識が体系化された。この知識を実践で用いることで、知恵に適用できるのが非常におもしろい。

未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ]
未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ] スチュアート・L・ハート

英治出版 2008-03-18
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おすすめ平均 star
starなかなか 微妙な問題を抱えている本であることも確かだ。
star腑におちました。
star企業、経済についての新しい視点を気づかせてくれる

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本のタイトルだけを見ると今流行の社会起業関連の本かと思うが、そうではなく現存する企業がいかに発想を変え、今人類が抱えている環境問題や人口増加、そして貧困などの問題に関して解決をしていくかを説いた本。


ノーベル平和賞にも輝いたムハマド・ユヌスが「企業が企業自身の長期存続のためにその思考プロセスを変え」と本書を紹介しているが、まさに本書はわれわれこれまで抱いてた思考を転換する示唆を与えてくれる書籍である。


本書の要旨は、BOP(Bottom of Pyramid)、つまり最貧困層に焦点をあて、ボトムアップから市場および製品・サービスを作っていくことで、引いては富裕層向けの商品を作ることができ、持続的な成長をもたらすことができるといったものである。


本書を読んで、私なりに感じたことは、ビジネスで貧困を解決するには、いかに「正の連鎖」を起こしていくかことが大事なのではないかということである。一つの事業を立ち上げることで、他の関連する事業にも反映をさせ、正の連鎖を起こしていくことで市場を大きくしていく。これは先日紹介した複雑系の科学とも類似する考え方である。


本書は答えが書かれているわけではないが、われわれが普段仕事をする上で忘れがちな「理想」を考える機会にもなり、また「そういう考え方もあるんだ」という思考の枠組みを提供してくれる一書である。

先週の土曜から上海に出張に来ています。

今年3回目の上海出張ですが、過去2回は乗れなかったリニアモーターカーに乗ってみました。


実用化されているリニアモーターカーとしては世界最速の430Km/hを超え、また商業用としても実質的には世界初の実用化されているリニアです。


乗った感覚としてはこれで430Km/h出ているの?という感じでしたが、タクシーで45分近くかかる道のりがわずか5分足らずで着いてしまったことで、その速さを実感しました。


中国、世界初の磁気浮上式リニアモーターカー実用化で世界にアピール
2003年1月22日


日本ではすでに実用的な技術としては機を熟しているようですが、地方行政の利害や予算の関係でなかなか思うように計画は進んでいないようですね。


おそらく直線でないとこのスピードは出ないのでしょう。中国政府が上海を重点的な経済発展都市と位置づけたため、わずか2年でのこの上海リニアは実現できたとのことです(2000年開発合意、2002年開通)。あらためて中国政府の推進力に感銘を受けました。

プロフェッショナル・アドバイザー―信頼を勝ちとる方程式
プロフェッショナル・アドバイザー―信頼を勝ちとる方程式 David H. Maister

東洋経済新報社 2010-01
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おすすめ平均 star
starすべてのセンテンスに下線を引きたい本
star読者の信頼に応えていない翻訳

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自分のお客様に対する姿勢を再度見直そうと思い、手にとった本。


どうやったらお客様との信頼関係を構築できるか?それがこの本のテーマである。


信頼関係を築くには、当然のことをやるということを心がける必要がある。

うそはつかない。わからなければ質問する。お客様の声を聞く。


コンサルタントという仕事をやっているとどうしてもお客様からも、「コンサルだったら知ってるでしょ?」といった言葉を頂く。新人のころは少しでもいいところを見せたいという思いから、多少背伸びしていた部分もあったが、最近は等身大の自分を見せることを心がけている。

もちろんプロフェッショナルとしての姿勢は保つが、それでも自分らしさを見せたほうが、お客様との距離をいい形で築けることを学んだからである。


本書の中でおもしろかったのは「リスク」というテーマ。

お客様に怒られる、信用をなくすというリスクから、報告・相談を怠る。しかし、お客様としては報告をしてもらいたかったというケースである。これはわれわれの日常でも往々にして起こることだろう。相手の期待を読み取ることは難しい。ゆえにしっかりコミュニケーションをとっていくことのの大事さを学んだ。


蛇足であるが本書の訳者は「地頭力」で有名な細谷功氏である。訳者もまたコンサルタントとして本書を読まれたということは非常に感慨深いものがあった。"

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経営学の父と称されるドラッカーも、知的基盤社会の移行につれ、人もまたナレッジワーカーへの移行を求めています。インターネットによって簡単に手に入るようになった情報・事実をいかに分析して、自分の意見・アイディアを出せるかがCompetitive Advantageになることを、このサイト一つとっても示唆してくれているように思えます。