コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る -138ページ目

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

石倉先生のコラムからの抜粋です。私も共感するところがあり、引用させて頂きました。
私が大学院に通っていた時はちょうどグローバルプロジェクト推進中で、かつ地方のお客様であったため、今考えると無茶苦茶な生活をしていたと思います。

大学院最初の方は必須科目が平日火曜などにあり、月曜に地方のお客様に移動。火曜のお昼に一度東京に戻って、夜の授業に出て、また翌朝午前4時に起きて始発の飛行機でお客様の元へ戻るといった生活。一方で例えばタイに出張したときは、金曜の業務を終えて、急いでバンコク・スワンナプーム国際空港に行って、深夜便で東京帰国。翌朝、8時からの授業にそのまま出席などなど・・・。今考えると、それはそれはよく体が壊れかなかったなあという日々を過ごしていました。

周りの方々に様々サポートして頂いたことも大きかったと思いますし、水泳やジョグをするなど予防策に努めていたことも大きかったかもしれません。

30歳を過ぎ体力の衰えを感じますが、石倉先生のコラムを読むと、鍛えていかなければいけないと改めて感じました。


石倉洋子「グローバルリーダー目指し、一歩前へ」
カラダだ、カラダ! 体力がなければ世界は遠い
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20150209/434897/

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風邪と「グローバルリーダー目指し、一歩前へ」というこのコラム、何の関係があるのか、と思われる方もおられるでしょう。しかし、実はグローバルで活躍していくための最も大事な要件のひとつが体力なのです。

 以前MBA(経営学修士)取得が流行っていた頃、MBAプログラムを紹介するセミナーやパネルなどで、「MBAを取るのに何が必要か」という質問をされることがよくありました。その時、私がよく言って、皆にびっくりされたのが「体力」のことでした。分析力とか、問題を定義する力などという答えが期待されていたらしいのです。

 しかし、実際にMBAを取りに米国へ行った時の私自身の経験、以前やっていた経営コンサルティングの仕事、今でもやっている数々の国際会議に出席する経験から、グローバルリーダーを目指す上で最も大事だと思うのは、「体力」なのです。
-----(引用終了)---------------------------------------------------
若手コンサルタント時代の私の経験をベースに、意識しておいたほうがよいことを綴っています。
私の大学の後輩からもコメントを頂いて、若手の社会人の方全般にも通じるように書いていこうと思いました。

・小さいことにくよくよしない
若い時代は失敗をするし、人間関係が上手くいかなかったりと悩むことが沢山あると思います。
特に最近多いなと思うのが、周りの人間(社内外)と比べて落ち込んでしまう人が多いようです。
人それぞれキャリアの積み方は違うし、結果を出すタイミングも異なると思います。

とはいえ、私も駆け出しのころは失敗をするとプロジェクトをリリースされてしまうのではないか、など悩んでいたことがありました。この悩みを払しょくするには、やはり職場で信頼を勝ち取ることが大事だと思います。一つ一つ丁寧に仕事を心がけていくことが大事だと思います。

もう一つは自分流のストレスマネジメント方法を早めに取得しておくことです。私が4年目の時にある戦略プロジェクトにアサインされました。システム導入でリーダー経験を積み、自信を持って入ったプロジェクトでしたが、メンバー3人(40代のPM、30代の戦略コンサル)の中で最若手。最初は議事録や資料コピーなどをやり、大きなストレスがたまる毎日でした(今となっては良き経験です。少し天狗になっていたころに、根切りをしてもらったのはいい体験でした)。
この頃ストレス発散としてやっていたのは、プールで泳ぐこと。早めに帰れる日はジムや区民プールで思いっきり泳いで、リフレッシュして、泳ぎながら内省して、ストレスを発散していました。

今でも小さいことでくよくよしかけることありますが、ストレス発散方法を知っていると、溜めずに済むと思います。


・大きな失敗を若いうちにしておく
大きな失敗は3年目までにしておくと個人的にはいいのかなと思います。コンサルタントは責任職に就くのが早いため、早く大きな失敗を経験しておかないとお客様に大きな迷惑をかけることになります。

私の大きな失敗経験は忘れもしない2年目の時です。当時新人研修のインストラクターをやっていったのですが、ある研修をどうしても作り上げることができず、結局デリバリーをできないという経験をしました。私にとっては大きな大きな失敗です。当時は今以上に生意気で、鼻息も荒く、ホウレンソウをしっかり意識せずに研修を作成していたのが間違いでした。今でもその当時の失敗をした瞬間を覚えていますが、その経験があったからこそ、お客様・社内メンバーを含む他者の期待を裏切ない、感動させる、その為にはどうしたらいいかという考え・行動する習慣を身に付けられたと思います。もし若い時に失敗せずに、ここまで来てしまい、今失敗していたら・・・と考えるとぞっとします。
グロービスMBA事業開発マネジメント/ダイヤモンド社

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グロービスから出版された、新規事業を立ち上げる上での肝となる点を簡潔にまとめた本です。
特に資金調達部分に関して、実際の事例を基に書かれており勉強になりました。

下記の本は後学のために読んでもよいかなと思いました。

グロービスMBA事業戦略
グロービスMBAビジネスプラン
グロービスMBAファイナンス
今日ある中国地方の空港で下り、バスの出発待ちをしている際に、運転手さんとある老年の2名の紳士の方が両替機の使用で会話をされていました。トラブルかなと思って様子を伺っていたのですが、千円札の両替が上手くいかないようで、一生懸命その老年の紳士の方がアドバイスをされていました。

老年男性「裏返しに入れてみなさい」
老年男性「お札を横にしてみなさい」
運転手 「さすがに横は入らないですね」
老年男性「機械はいろいろためさなあかん」

などやり取りされて、結局両替はできました。

その後、運転手の方が心の底から「勉強になりました。ありがとうございました」

とおっしゃられました。ふと自分は「勉強になりました」と言えるかなと考えてしまいました。
コンサルタントとしてお客様の前で「勉強する」というのはタブーで、どこかで知らないことも知っているふりをしなくてはならないと染み込んでしまったなと気づきました。

勉強になったのだったら、勉強になりましたと素直に言える謙虚さも必要だなと思いました。
私が所属するある組織の半期に1回の戦略ミーティングにひさびさに参加してきました。
2日間の合宿で、丸1.5日間の充実したミーティング。他のスタッフの皆さんの献身的な協力に本当に頭の下がる思いです。

私はこの組織はできた時から関わらせて頂いているのですが、当時の企画書をひさびさに眺める時間があり、当時描いていた軸と全く変わっていない今の組織の方針に嬉しくもあり、また真に実現をしてなくてはならない目標が変わってないことも実感しました。

2015年と言うのは、2010年前後に作ったロードマップからだと組織としてChapter2の完了年です。私も悔いなく全力で組織の運営に関わらせて頂きたいと思っています。

社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた――マッキンゼーでは気づけなかった世界を動かすビジ.../ダイヤモンド社

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元マッキンゼーのコンサルタントの方でNPO Table for twoを立ち上げ活躍する社会起業家の方の本。2012年と言うと、今のような社会起業家ブームの黎明期であり、ビジネスとソーシャルの融合に関する和書としては珍しかったのかもしれない。今ではソーシャルビジネスを行う上で当たり前となった基礎的な考え方が整理されている点が素晴らしいと感じる。

Winをもたらすべく“5C”のフレームワーク
■Company(自社の従業員・一緒に働く仲間)
■Customer(消費者・顧客)
■Cooperator(提携・協業者)
■Contributor(出資者)
■Community(一般社会・進出先の国や地域)

今までの資本主義の世界ではどれかを犠牲にして成り立っていたこの5つの要素それぞれにいかにWinをもたらすかを事例を通しながら説明をされている。

個人的には「はじめに」のマッキンゼーのコンサルタントとしての苦悩がとても本質を突かれいて参考になった。
シンプルな戦略: 戦い方のレベルを上げる実践アプローチ/東洋経済新報社

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本書は「戦略構築」について、著者のマッキンゼーでの経験を基に、原理原則に則って書かれている良書です。戦略とはサイエンスだけでなく、アートであることをつくづく感じます。戦略を立てることは、おそらくある程度のステップに則ればできると思うのですが、”良い”戦略は経験とセンスが必要であることを感じます。

下記は要旨です。


シンプルな戦略とは?
目的や達成したい目標が明快かつ具体的で、戦略としての基本的な方向性が織り込まれており、潔い
なぜ、その戦略が有効であるか明確であり、説得力がある
戦略全体を一言で言え、わかりやすく、伝えやすく、覚えやすい
戦略の三大要件を満たしている・・・顧客に喜ばれ、競争に勝て、儲かる
ぶれない継続性や組織の一体感とエキサイトメントを生み出し、現状打破、難題解決を促進できる


特に戦略の三大要件に回答できるかが大事
Q1.顧客にとって、うれしいことかどうか
Q2.それは他の会社とは違うのか
Q3.自社は儲かるのか

戦略構築の基本となる6つのステップ
1. 戦略目的の設定
2. 境界条件の再定義
3. 環境分析と洞察(Force at Work:FAW)
4. 課題の抽出
5. 戦略的方向性の創出
6. まとめ上げ

シンプルな戦略の代表パターンとは?
1. 基本的な上記の6つのステップに沿って、ひねらず複雑にしない簡潔な戦略
⇒ 環境分析からの独自な洞察、イシューアナリシスを通じた真の課題の抽出、アイディア創出が鍵となる

2. 何かを広げることで成長や進化を目指す戦略
⇒ 広げる軸を活用した体系的な機会の抽出、「できるできない」より「どうやるか」という発想が鍵

3. 目指すゴールからスタートする永井時間軸に適した戦略
⇒ 強力なリーダーのアスピレーションから鳥瞰図的な市場や業界の将来像、とんでもない発想の徹底が鍵となる

戦略ベンチマーキング - どのモデルで行くか
⇒ 戦略モデルカタログ
⇒ 模倣から創造は始まり、模倣に付加価値を加える

ロジックツリー - 戦略を実現する上での課題は何か、どうしたら実現できるか
昨日JTが飲料事業から撤退し、コア事業であるたばこ事業へフォーカスすることが発表されました。
飲料事業の看板商品であった桃の天然水は、私が小学生・中学生にとって非常に流行った商品で一抹の寂しさを感じます。

一般的に事業撤退は、営業赤字が続き、固定費カットをしても黒字にならない時に判断されると言います。今回のケースでも、赤字が続いたのと同時に、規模と言う観点でも業界10位でこれ以上の成長は望めないと判断したようです。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150204-00000044-asahi-bus_all
JT、飲料事業撤退へ 「桃の天然水」は他社に譲渡検討
朝日新聞デジタル 2月4日(水)20時1分配信


JT、飲料事業撤退へ 「桃の天然水」は他社に譲渡検討

 日本たばこ産業(JT)は4日、「桃の天然水」など全飲料の製造販売を9月末をめどにやめ、飲料事業から撤退すると発表した。加工食品と並ぶ多角化の柱だったが、競争が厳しく成長は難しいと判断した。子会社が担う自動販売機の運用は続ける。


 事業の売上高は約500億円。飲料総研によると、2014年の国内シェアは1・6%で10位。

 飲料事業には1988年に参入。96年発売の「桃の天然水」や2000年の缶コーヒー「ルーツ」など、ヒット商品もあった。近年は業績が伸び悩み、自販機の運用も含む飲料事業全体の14年3月期の売上高は、前期比0・5%減の1845億円。営業損益は21億円の赤字だった。
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こちらに解説記事も載っています。

JTは、なぜ「桃の天然水」をやめるのか
残った自販機事業にメーカーから熱視線
http://toyokeizai.net/articles/-/59876
ある方のキャリアを基に、外資系企業・世界を舞台に働く上で必要なことを考えさせてくれる記事です。

第27回 世界で活躍したいなら、外資系の実態を知っておこう(1)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/406581/011600005/?ST=china

第28回 世界で活躍したいなら、外資系の実態を知っておこう(2)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/406581/012800006/?ST=china

特に印象に残ったのが、

「コンサルをやって人間力もずいぶんついたね。机上の空論では長続きしない。結局は、コミュニケーション力、人間力で、顧客や自社内のリソースの協力を得られないと上手くいかないからね。理論的に筋が通っているだけではダメな世界で、外側から見るよりも物凄く情緒的、アナログ的なところがあるんだ。義理と人情の浪花節的なところを大切にしないと、お客さんの信頼を得られず、コンサルタントとしてブレイクできないということも、現場でみっちりと経験したよ。」

「振り返ると、社内でも「やってはいけない」ことばかりやっていた。顧客のスケジュールや要望が厳しかったという事情もあるんだけど、大きなプロジェクトであることを盾にして、社内でも「俺が俺が」と押し通していたんだね。」

コンサルをやって行く上で、私自身意識をしているのが、私たちはサービス業であるということです。若い時から大きな裁量を与えられて動けるのがコンサルの醍醐味ですが、若くして一定のポジションを得てしまうので、傲慢になってしまう方も多くみられます(私もならないように気を付けています)。誠実であること、謙虚であることの大事さを学ばされる記事でした。
さすがシンガポール!と言う記事です。経済よりも社会・治安を取る姿勢は本当に素晴らしいと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150203-00000014-fsi-bus_all
シンガポールは夜間の飲酒禁止など、酒類に対する規制を強化する。現地紙トゥデイなどによると、同国議会は先月、午後10時30分から翌午前7時まで公共の場における酒類販売と飲酒を禁止する酒類規制法案を可決した。外国人観光客や外国人労働者に対しても適用される同法案は、4月1日から発効となる予定だ。

 同国政府は、昨年1年間で飲酒が原因の暴動が47件、傷害事件が115件あり、うち9割が午後10時30分以降に発生したと主張。住民の安全のために思い切った措置が必要としていた。

 同法案の発効後、シンガポール国内で禁止時間帯に飲酒が可能となるのは原則として自宅や宿泊施設の自室、酒類提供の許可を取得したバーやコーヒーショップ店内などに限られ、違反者には1000シンガポールドル(約8万6790円)以上の罰金または最長3カ月の禁錮刑が科されるという。

 観光業への影響や、警察の取り締まりなどに対する懸念の声もあるものの、現地紙ストレーツ・タイムズによると、政府系機関が実施した電話調査では、1145人のうち81%が同法案に賛成しており、シンガポール世論は成立を歓迎している。