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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

2枚目の名刺 未来を変える働き方 (講談社+α新書)/講談社
¥907
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一橋大学イノベーションセンター教授の米倉氏の本。本のタイトルの通り、2枚目の名刺を持って、新たなキャリアの可能性を探っていこうという本です。ただ単純に2枚目の名刺を持てばよいのではなく、「自分はなんのために生きていて、、本当は何をしたいのか」を明確にし、社会貢献・国際貢献をしていくことの重要性を説いています。

また2枚目の名刺を持つ為には、どこに行ってもどんな場面でもその分野で戦うことができるプロフェショナルのコアスキル、また1枚目の名刺でポジションを築く、2枚目の名刺を持つために時間のマネジメントをしっかり行う、2枚目の名刺の受け皿としてのNPOやソーシャルビジネスといった具体的な議論はとても興味深かった。

個人的にはNPOやNGOの総合商社のような組織体の設立、☐×リーダーを育てる教育組織などの展開に本書を読んで興味を持ち始めました。構想ではなく実行ですね。


NewsPicksというメディアでコンサルタント・コンサルティング業に関する特集が組まれていました。非常におもしろかったので、少し備忘録的にまとめます。

◆ 今後のコンサルの動向
「投資ファンド化」「高級派遣業化」「クリエイティブ路線への進出」

下記はNewsPicksの記事より

1つ目のシフトが「投資ファンド化」だ。基本的にコンサルティングファームは、戦略の提案はするものの、結果には責任を負わない。その限界を超える手法として、実際にクライアントの事業に資金を提供する、投資ファンドとしてのコンサルティングファームが増えつつある。

2つ目のシフトが「高級派遣業化」だ。トップを相手にした経営戦略の立案だけでは、先にも述べた通り人的リソースに限界があるため、案件の拡大が見込めない。しかし、プロジェクトで手を組む相手をトップからミドルマネジメント層に下げ、クライアントのオフィスに常駐したうえで、相手方の社員と一体となってプロジェクトの実行にあたるスタイルにすれば、比較的経験の浅いコンサルタントでもある程度の戦力にはなる。

クライアント企業の社員では手に負えない仕事を代行したり、ミドル層が経営陣にプレゼンテーションをするための資料を作成する、いわば「高級派遣」ともいえるスタイルで業績を拡大するファームも存在する。

3つ目のシフトが「クリエイティブ路線への進出」だ。今年5月、マッキンゼーがデザインファームのLUNARを買収したように、ロジカルシンキングを得意とするコンサルティング業界が、ロジカルからは一線を画すクリエイティブ領域を視野に入れようとしている。ファームの中には、クライアントのプレゼンテーションを、従来のようなスライド資料ではなく、動画で行うところも出てきているという。

◆ ドリームインキュベータ― 堀さん
万物は集合と離散を繰り返す。コンサル業界も例外ではない

◆ BCG 御立さん
これからのコンサルには、地政学の素養が必要


今回のこの記事を読んで、私の仕事としてはデジタルの分野に進出すべきと感じました。デジタルにはこれまでのサイエンス脳ではなく、アート脳が必要とされます。他の記事ですがBCGでもデジタルに進出するということで下記の記事が公開されていました。

ボスコンが始めた経営コンサルティングの新機軸とは?
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/238739/080400030/?rt=nocnt
私が関わらせ頂いている母校のグローバルリーダー育成プログラムのサマーキャンプがこの週末に開催されました。今回は本プログラムのアルムナイ(卒業生)を対象として、社会人3年目から6年目のメンバーが集まってくれました。キャンプと言っても実際は講演やワークショップなど盛りだくさん。私も自分のことを振り返る機会を頂いて、夏の良き過ごし方となりました。

彼ら彼女らとは同志と共に、学生時代から関わっている大事な大事なメンバー。生涯護って、一緒に成長していきたいと思います。

最後に、実行委員の皆さん、大変にありがとうございました。
経営幹部養成学校―――エリートリーダーは経営学を使って会社を動かす/ダイヤモンド社
¥1,620
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経営学を実践で使うことを試み、実際に経営塾を開講して経営リーダーを育成する取り組みをされている方の書籍です。

企業経営における海図(マーケティング、R&D、販売など)を読めるようになることを目的とし、その為に経営戦略論における4つのアプローチを理解することを著者は求めています。すなわちポジショニングアプローチ、ゲームアプローチ、資源アプローチ、学習アプローチの4つです。本書では特に、ポジショニングアプローチによって仮説を構築し、顧客の声(VOC)を聴くことで仮説検証・修正し、学習アプローチによりその仮説を実現化していくことの重要性を説かれていたと思います。

私が個人的に役に立ったのは下記の読むべき本の一覧です。

・『マーケティング』恩蔵直人、日経文庫
・『競争優位の戦略』マイケル・ポーター、ダイヤモンド社
・『マイケル・ポーターの競争戦略』ジョアン・マグレッタ、早川書房
・『ビジョナリー・カンパニー2』ジム・コリンズ、日経BP社
・『ビジョナリー・カンパニー4』ジム・コリンズ/モートン・ハンセン、日経BP社
・『企業戦略論 【上】基本編』ジェイ B.バーニー、ダイヤモンド社

『マーケティング』恩蔵直人は知らない本でしたので是非手に取ってみたいと思います。

こちらでダイジェストが読めるようです。
http://diamond.jp/category/s-keieikanbuyousei
火花/文藝春秋
¥1,296
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今話題の芥川賞書籍です。率直に面白かったです。
言葉の使い方、リアルな人間の心理描写、お笑い芸人ならではのウィットに富んだストーリー。
私は純文学の評価をすることは難しいですし、この本が芥川賞やお笑い芸人の方が書いたという事実を割引したときの価値も評価できませんが、お盆中に活字文化を楽しめたという意味では価値のある一書であったと思います。
CSV時代のイノベーション戦略 「社会課題」から骨太な新事業を産み出す/ファーストプレス
¥1,944
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デロイトのコンサルの方が執筆されているCSVに関する本です。デロイトがCSVをテーマにコンサルを行っているというブランディングをする上でも非常に有益になった一書であり、コンサルを目指す就活生にも人気が高いようです。

本書の中でおもしろかったのはFINDERというフレームワークに関する部分です。FINDERとは、Frontier science、Information & communication、National harmonization、Demographics、Economics, Environmental Resourceの頭文字から取ったようで、社会課題を解決する要素として捉えているようです。こちらに詳細が書かれています。
http://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/strategy/articles/cbs/new-business-development2.html
この盆休みは様々忙しかったのですが、デジタルマーケティングと共に私の勉強テーマとなっているイノベーションマネジメント関連の本を3冊ほど読みました。
教科書を超えた技術経営/日本経済新聞出版社
¥2,700
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本書は理論だけでは語りきれない技術経営の本質について明かそうとした本です。
「イノベーション経営は学習活動のマネジメント」という言葉がとても印象に残りました。
また「マーケットインのウソ」「ステージゲートなどの「管理の見える化」のウソ」など、コンサルタントにとってあるべきとされる事柄へのアンチテーゼをぶつけた議論はとてもためになりました。どうしても最近私は箱(仕組み)を作ることに拘りがちでしたが、その箱を実際に使う方々のことを真に考え、がちがちのプロセスではなく遊びを持たせないとイノベーションは起きないものだと再認識させられました。



システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」/日経BP社
¥1,944
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2冊目は私がとても興味を持っている慶応大学大学院のシステムデザイン・マネジメント研究科から出している書籍です。仕組み(システム)とデザインを掛け合わせることで、課題を解決していく手法を提唱する(本書ではこのシステム×デザイン思考をイノベーションと定義)同研究科での学びの一端を本書で体験できることができました。

本書ではシステム×デザイン思考の技法として以下の16個を挙げています。備忘録として書いておきます。

ブレインストーミング、親和図法、シナリオグラフ、2軸図、構造シフト発想法、フィールドワーク、ューグラフ、イネーブラー・フレームワーク、因果関係ループ図、CVCA(顧客価値連鎖分析)、WCA(欲求連鎖分析)、ピュー・コンセプト・セレクション、プロトタイピング、手書きの図、ストーリーテリング、即興



グロービスMBAマネジメント・ブックⅡ/ダイヤモンド社
¥3,024
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3冊目は私がコンサルタントになる前に手に取ったグロービスのマネジメントブックの続編の書籍です。「はじめに」にも書いてありましたが、マネジメントに関する応用編として位置づけ発刊された本。アントレプレナーシップ、サービスマネジメント、テクノロジーマネジメント、グローバル、エコノミクスについて触れられています。私が役に立ったのはテクノロジーマネジメントの部分ですが、知識が整理されており良書だと思います。
8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆が投下されてから70年が経とうとしています。
8月6日は広島の案件で滞在しており、朝、原爆ドーム・平和記念公園に行ってきました。
ここに原爆が落とされたのかと思うと、罪のない市民の方々が犠牲になったことに憤りを覚えると共に、その歴史を風化させてはならないと改めて思いました。

ある戦争経験者のインタビューの中で「人は戦争の恐れを忘れた時、わからなくなった時に、再び戦争へ向かってしまう」とありましたが、戦争を知らない私たちの想像力が欠如したときに、悲惨な世界へと戻ってしまうのでしょう。

戦争の悲惨さを私たちは先人の方々から学んでいかなくてはならないし、それを後世に伝えていく努力をしなくてはならないと感じます。



グローバルエリートの仕事作法/プレジデント社
¥1,620
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最近よくメディアに出られているATカーニー会長の梅沢氏の著作。
仕事作法と言うよりも庁舎自身の経験やコンサルタントとしての経験を通じて、グローバルな舞台で活躍するための方法について説いている。キャリアは偶発的なものと言う観点から、シナリオプランニングによるキャリアデザインを提唱しているのは著者らしいと言えるだろう。

個人的には、グローバルと言う日本人にとって不利な舞台で、「ニッチ分野で、自分の強みを軸にユニークなエッジを立てる」、「差別化集中戦略」は共感を持てました。


マーケティングオートメーション入門/日経BP社
¥2,160
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デジタルマーケティングの勉強のために手に取った本です。
マーケティングオートメーションとは、その名の通り、マーケティング活動の自動化を行うことで、これまでリーチできなかった顧客にアクセスできるようになり、見込み顧客から顧客へ、またロイヤリティのある顧客へと転換させる仕組みです。

下記のキーワードを学ぶことができました。
・ マーケティングファネル
・ リードジェネレーション
・ マーケティングを自動化するかするための事前の4ステップ
  ① ペルソナ設計
  ② カスタマージャーニー設計
  ③ コミュニケーションシナリオの整理
  ④ シナリオ/コンテンツに沿ったスコアリング設計
・AISAS
・顧客体験はAS-IS,To-Beで整理
・MAで使うスコアリングの軸(例:属性×行動×時間)
・MAを単体で使うのではなくSFAと連携する
・MA導入ステップ:戦略策定⇒シナリオ策定⇒セットアップ⇒運用サポート
・スモールスタート
・MA成功の3要素:戦略・コンテンツ・システム
・導入までのチェック項目(本書内)